内容をまとめると
- 犬にラム肉を与えても問題ない
- アレルギー持ちや肝臓に持病がある子は要注意
- 高カロリーなのでダイエット食に向かない
- ペットの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心
犬にラム肉に与えても大丈夫です。ラム肉は栄養価が高く犬にとって健康効果にも期待ができる食材です。しかし与える際には、いくつか注意しなければならないポイントもあります。ポイントも抑えつつ犬に与えるメリットを理解していきましょう。
この記事の目次
目次を閉じるラム肉って犬に与えても大丈夫?
最近、スーパーの精肉コーナーでもたまに見かけるラム肉。私もラム肉を見かけるとつい購入してしまう程、大好きなお肉の1つです。
※ラム肉とは1歳未満の仔羊のお肉を指し、1歳以上の羊のお肉はマトン肉と呼びます。ラム肉はマトン肉に比べて臭みが少なく、栄養があり良質なため大変人気です。
犬もラム肉を食べることが出来るため、ラム肉を好む犬は非常に多いです。そのため、ラム肉をおやつとして与えたり、手作りご飯の食材の一部としても使うことが出来ます。
最近では、ペットショップや犬のイベントでもラム肉を使ったご飯やおやつを見かけることが多いです。
今回「MOFFME」では、ラム肉について徹底解説します。
- ラム肉のメリットや栄養について
- ラム肉を使ったレシピ
- ラム肉の注意点
犬はラム肉を食べられる!与えるメリットや栄養について解説!
モデル:vivi
犬も人間と同じようにラム肉を食べることが出来ます。しかし、ラム肉の与え方や犬にとってどんなメリットがあるか知りたいですよね。
あまり市場では見かけないラム肉ですが、日本では北海道、宮城県、熊本の販売が多いですが、最近では大きなスーパーであれば見かけることが多くなりました。
今から栄養についてなど解説しますが、とても魅力的なのでラム肉はおすすめです。もし、スーパーでの購入が難しい場合はネット購入もご検討ください。
- ラム肉の与え方
- ラム肉の栄養効果
①:生肉でも食べれるラム肉
手作り食やおやつを犬に与える場合、基本的に全て食材を加熱してから与えます。しかし、ラム肉の場合、新鮮であれば生で与えることが可能です。
生肉で与えることで栄養素は損なわず吸収することができますが、注意点はあります。
生である以上、細菌や寄生虫が絶対にいない訳ではありません。ラム肉は他のお肉に比べて数が少ないだけです。
そのため、生で与えるラム肉は鮮度が高いものにしてください。少しでも鮮度が落ちた場合は、食中毒が発生するおそれもあるため、必ず加熱処理を行ってから与えるようにしましょう。
その他、生肉を食べ慣れていない犬の場合はたくさん与えてしまうと大抵下痢をします。生で与える場合は、少量ずつ鳴らしていきましょう。
②:与えることによる犬とっての健康効果
犬にとってのラム肉のメリット・栄養について解説します。
- カルチニン
- ビタミンB12
- ナイアシン
- 鉄分
ラム肉のオススメの与え方、手作りご飯のレシピについてご紹介!
モデル:vivi
ラム肉の栄養価は高く、犬にとって魅力的な食材と感じた飼い主様は多いのではないでしょうか?
私も飼っている犬は女の子なので、ヒート(生理)が酷い時はとても辛そうだったので、ラム肉でタンパク質や鉄分を積極的に吸収させるようにしていました。
また、ハイキングなどで疲れた体を回復させる場合でもラム肉を与えるようにしています。
しかし、ラム肉を与えた事がない飼い主様にとって、ラム肉の与え方や調理方法について知りたい方が多いのではないでしょうか?
そのため、今からラム肉の与え方・調理方法について解説します。
- ラム肉の与え方
- ラム肉のレシピ
①:与え初めは加熱するのがおすすめ
新鮮なラム肉であれば生で与えることは可能です。しかし、少しでも鮮度が落ちたり、安全面を考慮した場合、ラム肉を炒めるかボイルなどで加熱処理を行うことをおすすめします。
加熱処理によりラム肉が硬くなることを避けたい場合は、以下の方法で加熱処理すると柔らかいラム肉が出来ます。
- ラム肉を細かく刻む。(犬の口にあったサイズ)
- 鍋に水を沸騰させる。
- 刻んだラム肉を鍋に入れて、蓋をし、火を切る。
- 予熱で10~15分間、火を通す。
②:最初は少しずつ少量からスタート
初めてラム肉を与える場合は、犬の個体差などもあるので必ず少量から与えるようにしましょう。
犬によってはラム肉が体に合わず、嘔吐や下痢が発生するケースもあります。
ラム肉を与えた場合、半日は様子を見てください。
特に変わった様子が無ければラム肉の量を少しずつ増やし、犬を観察しながら与えるようにしましょう。
これは生のラム肉の場合も同様です。しかし、犬は生肉の方が食いつきが良い傾向があります。そのため、興奮しながらラム肉を食べると、消化が出来ず嘔吐する場合があります。
このような場合、一度いつものドッグフードに戻し、落ち着かせるようにしましょう。落ち着いたら、いつものドッグフードの上にスプーン1杯分のラム肉を乗せ、少しずつ慣れさせるようにしてください。
③:野菜たっぷりのラム肉シチュー
ラム肉を使ったレシピをご紹介します。
野菜たっぷりのラム肉シチュー
材料
- ラム肉 60g
- 人参・キャベツ・じゃがいも 各20g
- お湯 120cc
作り方
- ラム肉と野菜を犬が食べやすいサイズに刻む。
- 鍋に水を入れて野菜を入れて煮込む。
- 野菜が柔らかくなったらラム肉を入れて煮込む。
- ラム肉に火が通れば完成。
必ず押さえておきたいポイント
モデル:vivi
犬に与えるラム肉は比較的に安心できる食材であり、タンパク質も多めです。
いろんな目的のためにラム肉を犬へ早速与えたいところですが、ちょっと待ってください。
脂肪燃焼の成分を持つラム肉ですが、実はカロリーも高めなので、1日の摂取量にも注意する必要があります。
また、ラム肉が合わない犬もいます。
そのため、犬にラム肉を与える前に必ず押さえて欲しいポイントを解説します。
- アレルギー反応について
- 持病がある犬
- ラム肉もカロリーはある
①:アレルギー反応について
食物アレルギー対策としてラム肉を犬に与えるケースがあります。
チキンや牛等のアレルギーを持つ犬に対して、ラム肉の抗体を持つ犬は少ないことから、普段食べているドッグフードは、ラム肉が使われているドッグフードを選んでいる飼い主様もいるかと思います。
しかし、ラム肉を食べ過ぎて、ラム肉の抗体が出来てしまい、ラム肉のアレルギーが発生ことが近年、増加しています。
中にはラム肉を食べたことがないのに、ラム肉のアレルギーを持つ犬もいますので注意してください。
ラム肉を食べた後に下痢や嘔吐、皮膚をかいたり消火器系など、普段と違う様子になった場合、すぐに動物病院で検査してもらってください。
また、アレルギー症状はすぐに発症するとは限りません。食べた後、半日~1日は異常がないか様子を観察しましょう。
②:持病のある犬には特に注意!
持病がある犬にはラム肉を控える必要があります。注意すべき病気について解説します。
肝臓の病気がある犬
肝臓機能を改善するためには、肝臓の負担を減らし、同時に肝臓機能を回復させることが必要です。
ラム肉を吸収した場合、カルチニンが肝臓で合成されるため、結果として肝臓に負担をかけることになります。
食物アレルギーがある犬
アレルゲンは基本的に避ける必要があります。そのため、下痢が生じやすいタンパク質や脂肪を含む食品に注意する必要があるので、ラム肉は避けましょう。
ラム肉以外では牛、豚、鴨肉にも注意が必要です。
また、上記に記載していない病気を持っている犬、消化不良しやすく免疫が落ちている老犬や仔犬に対しても、ラム肉を与えたい場合は必ず動物病院に相談してください。
③:カロリーは低くない!ダイエット目的で与えるのはダメ
脂肪燃焼の効果を持つラム肉ですが、実はカロリーも高いため完全なダイエット食向きではありません。
牛肉、豚肉、ラム肉の3つの中で、カロリーが一番低い肉は豚肉です。
各肉の肩のカロリーを下記に記載します。
- 牛肉 286㎉
- ラム肉 233㎉
- 豚肉 216㎉
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ16%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:犬はラム肉を食べれる!正しい方法で与えよう
犬とラム肉についてのまとめです。
- 犬はラム肉を食べることができる。
- 鮮度が高い場合は生で食べることができる。
- カルチニンやビタミンB12、鉄分の栄養が豊富。
- 初めて与える場合は少量から与える。
- アレルギーが起きた場合は動物病院で検査する。
- 肝臓の病気がある犬にはラム肉を与えない。
- ラム肉はカロリーが高いためダイエットの向きの食材ではない。