猫がおやつにチーズを食べたとしても大丈夫でしょうか?人間用のチーズは塩分も多く、尿路結石や腎臓病の恐れがあるため危険ですが、猫用チーズはあげていいです。では与える際の注意点や含まれる栄養素等が気になりますよね。この記事では猫とチーズについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫はチーズが好き?与える際の注意点、手作りチーズのやり方とは
皆さん、猫はチーズを食べられると思いますか?
いい香りがしておいしいチーズは、猫もきっと食べたくなりますよね。
しかし、猫が欲しがるからと言って好きなだけチーズをあげていると病気の原因になってしまうかもしれません。
今回「MOFFME」では、
- 猫はチーズを食べられる?チーズの栄養や健康効果とは
- 猫にチーズを与える時の注意点は?ポイント5つ
- 猫用チーズは自宅で作れる?手作りレシピをご紹介
猫はチーズを食べられる?含まれる栄養素や健康効果も解説!
猫が好むことも多いチーズ、安全に与えられるものがあればうれしいですよね。
ここでは、
- 猫はチーズを食べても大丈夫!種類や量には注意!
- チーズを与えるメリットはある?栄養素もご紹介
猫がチーズを食べるのは大丈夫!ただし種類や量に注意!
猫にチーズを与えるメリットは?カルシウム等の栄養素を紹介!
猫にはあまり向いていなさそうなチーズですが、食べるメリットはあるのでしょうか。
人間用のチーズに、栄養があることはよく知られています。
実は猫用のチーズも、少量与えるなど上手に使えば猫の栄養補強に役立ちます。
チーズに、カルシウムが多く含まれていることは一般的にもよく知られています。
それは猫用のチーズでも同様で、骨や歯を健康に保ってくれます。
チーズにはタンパク質も含有されています。
チーズに含まれるたんぱく質には良質なものが多く、肉食の猫には大切な栄養素です。
また、チーズのタンパク質にはアミノ酸も含まれています。
このアミノ酸には、高血圧を抑制する働きもありますので取り入れるとよい効果が期待できます。
ビタミンAやビタミンB2も豊富で、体の粘膜を強化したり疲労回復に役立ってくれます。
人間用のチーズと同じく、猫用のチーズにも栄養の面で期待ができそうです。
しかし食べすぎは禁物ですので、少しのおやつ程度に考えましょう。
猫にチーズを与える際の注意点とは?5つのポイントを徹底解説!
猫用のチーズでも、量やアレルギーなど注意すべき点がいくつかあります。
ここからは
- 初めてのチーズは注意!アレルギーについて
- 人間用のチーズはNG!猫用チーズを与えましょう
- 「乳糖不耐症」とは?猫でも発症します
- 食べすぎには注意が必要!カロリーにも気を配りましょう
- チーズケーキ・ヨーグルトなどは?加工食品にも注意
についてご紹介します。
おいしくチーズを楽しむために、様々な面からの注意点を解説していきます。
①:初めて与える際は、下痢や吐く等のアレルギー症状に注意!
初めて猫にチーズを与える時は、アレルギーに注意しましょう。
どんな食材でも、初めて食べる時にはアレルギーが出る可能性があります。
特にチーズには乳製品が含まれていて、アレルギーがでる可能性も高いので細心の注意を払いましょう。
症状としては、下痢や嘔吐が主です。
食べた後しばらくは様子を見るようにしましょう。
また、初期の段階で皮膚にかゆみやふけなどが出てくる場合もあります。
初めての食材を与える場合はすぐに病院に相談できるようにしておきましょう。
②:人間用のチーズは与えてはダメ!必ず猫用チーズを与える
人間用のチーズは、なぜ猫に与えてはいけないのでしょうか。
猫用に作られたチーズと違い、人間用のチーズには塩分が多く含まれています。
猫が過剰な塩分を摂取すると、腎臓にとても負担がかかり腎臓病や尿路結石のリスクが高まります。
また、人間用のチーズは脂肪分も非常に多くなります。
猫の小さい体で、多くの脂肪分を摂ることは肥満につながります。
腎臓病や肥満のリスクを高めないためにも、必ず猫用のチーズを与えるようにしましょう。
③:「乳糖不耐症」の猫もいることに注意!
チーズの原料である生乳には、乳糖という成分が含まれています。
乳糖は、母乳にも含まれる成分で成長には欠かせない栄養です。
しかし、この乳糖を摂取することで「乳糖不耐症」を発症することがあります。
原因は、猫の体内に乳糖を分解するために必要なラクターゼという酵素が十分にないことにあります。
体内のラクターゼが少ないため、乳糖をうまく消化できず下痢や嘔吐を引き起こすのです。
すべての猫が発症するわけではないですが、こちらも十分に注意しましょう。
④:食べ過ぎ注意!カロリーも高いので与えるのは少量に!
猫用のチーズは、人間用とは違いカロリーや塩分を抑えて作られています。
それでも、やはりチーズのカロリーが高いことには変わりありません。
基本的にチーズは、あまりカロリーを使わない子猫や老猫には向きません。
成猫で、かつ健康上問題のない猫に与えるようにしましょう。
量も、毎日与えるのではなく様子を見てたまに少量をあげるようにしましょう。
健康的に栄養補給するなら、過剰に与えすぎないことが何よりも重要です。
⑤:チーズケーキやヨーグルト等の加工食品も与えてはダメ!
チーズケーキやヨーグルトのような、一見猫が喜びそうなものも与えてはいけません。
人間用の加工食品には、多くの脂肪分や糖分が含まれていて猫には向かないからです。
脂肪分や糖分の摂りすぎは、肥満や糖尿病の原因になります。
また、前述したとおり生乳を原料としているようなものは「乳糖不耐症」の原因にもなり得ます。
乳製品による病気や肥満を引き起こさないためにも、市販のチーズケーキやヨーグルトは与えないようにしましょう。
猫用チーズは手作りできる?作り方のレシピを徹底解説!
数あるチーズの中でも、カッテージチーズは脂肪分が低く猫に与えるのにおすすめです。
しかしやはり市販のものでは少し心配、という方。
実は、カッテージチーズは自宅で簡単に作ることができます。
ここでは
- 手作り猫用チーズ!作り方をご紹介
について解説します。
さっそく作り方です。
材料はたったの2つ!
- 無脂肪牛乳 500ml
- レモン汁 50ml ※使用する牛乳の10%準備するのがポイントです!
作り方
- 鍋に牛乳を入れて温めます
- 70度程度になったらレモン汁を加えます
- よく混ぜたら火を止めます
- しばらくすると成分が分離してきます
- ボウルに濾す用の布巾をおきそこにいれます
- 布巾のまま絞ります
- 絞り終えたら一度水洗いして完成!
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まとめ:猫は猫用チーズなら食べられる!
ここまで、猫がチーズを食べられるのかについて解説してきました。
与える時の注意点や手作りチーズの作り方までご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事では
- 猫はチーズを食べられる?チーズの栄養素やメリットも
- チーズを与える時の注意点は?病気や与える量などポイント5つ
- 猫用チーズは自宅で作れる?簡単レシピをご紹介
について解説してきました。
猫にチーズをあげる時には、ご紹介したポイントを参考にアレルギーやカロリーなど注意点をしっかり確認しましょう。
自宅でもチーズを作ることができるので、家族皆でチーズを楽しむのもおすすめです。
チーズは、猫が好むことも多い食材です。
くれぐれも食べすぎには注意しつつ、栄養補給に取り入れてみてもいいかもしれません。
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!