猫は梨を食べれるかご存知ですか?猫が梨を食べるのは大丈夫ですが、水分量が多く食べ過ぎは下痢の原因ともなるので注意が必要です。また餌に梨を与えるメリットや他の果物・食べ物も食べれるのか気になりますよね。この記事では猫と梨について、与え方や注意点を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫は梨を食べても大丈夫!与えるメリットや栄養効果も解説!
暑い時期から旬を迎える梨は、シャリっとしていて甘くておいしいですよね!
つい猫にもあげたくなってしまうけど「猫とって危険なのか、あげても大丈夫なのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
単刀直入にお答えします。
「猫は梨を食べても大丈夫」です!
もちろん食べすぎはよくないですが、メリットになる部分もありますよ。
そこで今回の「MOFFME」では、
- 猫に梨を与えるメリットと効果
- 梨を与えていい頻度と量
- 猫に梨を与える際の注意点
について詳しく解説していきます。
「猫に梨を与える際のことをもっと詳しく知りたい!」と考えている飼い主さんは、ぜひ最後までご覧ください!
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
猫は梨を食べられる!与えるメリット・栄養効果も詳しく解説!
先ほど紹介したように、梨は猫に与えても良い果物です。ですが、なぜなのか、どのようなメリットがあるのか気になりますよね。
- 猫が梨を食べでも大丈夫な理由
- 梨に含まれる栄養素とメリット
- 猫が梨以外に食べられる果物
について解説していきます。
愛猫に梨をあげた場合にどのような効果があるのか、飼い主さんが理解をしたうえで食べさせてあげてくださいね。
猫が梨を食べるのは大丈夫!
梨は、成分のうち約9割が水分です。猫に悪影響な成分も含まれていないため与えても問題ありません。
猫は食感のあるものが好きなので、シャリっとしている梨は喜んで食べてくれるでしょう。
また、あまり水を飲んでくれない猫にとっては水分補給のサポートとしてあげるのもおすすめですよ。
ですが、「梨をあげているから水は飲まなくても大丈夫」というわけではないので、梨は与え過ぎず、水での水分補給もしっかりしてあげてくださいね。
猫に梨を与えるメリットは?梨に含まれる栄養素を徹底解説!
先ほど、梨の成分の約9割が水分とご紹介しましたが、猫にプラスになる栄養素は何が含まれているのでしょうか。3つご紹介していきます。
ソルビトール
プロテアーゼ
補足:梨以外にも猫が食べられる果物はある?
猫が梨以外に食べられる代表的な果物には
- りんご
- いちご
- メロン
- 桃
があります。
りんご・メロン・桃も皮と種、いちごはヘタをきれいにとって、一口大の大きさにしてあげてくださいね。
逆に与えてはいけない果物もあります。
- ぶどう
が代表的です。
1粒食べてしまったからといって必ずしも体調不良になるわけではありませんが、それが重症化につながることもあり、予測は不可能なので、絶対に与えないでください。
猫に梨はどうやって与える?上手な与え方や頻度・量を解説!
猫に梨を与えても問題はありませんが、与える頻度や量には気を付けなければなりません。
美味しく喜んで食べてくれるからこそ、与え過ぎてしまいそうになります。ですが、与え過ぎは体調を崩す原因になるので注意が必要です。
- 「梨はどれくらいあげていいの?」
- 「どうやってあげたらいいの?」
と疑問に思っている方のために、ここからは”梨の上手な与え方”と”どのくらいの量を与えていいか”、また”与える頻度”を詳しく解説します。
猫の梨の上手な与え方を解説!種や皮を取ってから与えよう
一口大にカットしてあげよう
猫に梨を与える際には、皮や芯、種を取って一口大の大きさにカットをしてあげてください。大きいままだと食べ過ぎたり、つまらせてしまう危険があります。
皮をむいてあげる
猫は皮を消化しづらいため、おなかを壊してしまうことがあります。
また、使われた農薬が残っているかもしれない(出荷時の基準は厳しいため、心配をする必要はありません)ので、皮をむいて実のみをあげましょう。
種は丁寧にとる
種にはシアン発生性配糖体というものが含まれていて、大量に食べると酸素が足りなくなってしまう可能性があります。
とはいっても危険になるほど大量に食べる機会はないので、「1つ食べてしまったかも…」という際でも過度に心配しなくて大丈夫です。心配な方は動物病院に電話をして相談をしてください。
しかし、種をつまらせる危険はあるので、梨を与える際には丁寧に取り除いてあげてくださいね。
猫に梨を与える際の頻度・量とは?猫の年齢別に解説!
猫に梨を与えても問題はありませんが、必ずあげなければいけないものではないため、あくまでおやつとして少量にしておいてください。お腹を壊してしまうので毎日与えるのは控えましょう。
具体的には成猫の場合、多くても大さじ1杯分がいいです。少ないと思われるかもしれませんが健康のために飼い主さんが制限してあげてください。
子猫や高齢猫の場合は、少量でもおなかを壊す可能性があがるため、梨を与えるのは控えましょう。高齢猫の場合、持病があると影響が出る可能性もあるので「どうしてもあげたい!」という場合は獣医さんに確認しましょう。
猫に梨を与える際の注意点は?4つのポイントを徹底解説!
梨を与える際に注意するべきこともあります。体調を崩してしんどい思いをするのは猫です。これから紹介する以下の4つのポイントしっかりチェックしてくださいね。
- 与え過ぎると下痢になる
- 初めて与える際にアレルギーが出てしまう危険がある
- 加工品は砂糖が入っていることが多いため与えない
- 誤飲してしまった際には動物病院へ連絡を
①:食べ過ぎ注意!与え過ぎで引き起こされる下痢等の症状とは
上記でも紹介した通り、梨には消化を促したり、便を柔らかくする栄養素が含まれています。さらに、水分も多いため適量なら栄養になりますが、食べ過ぎてしまうとお腹が緩くなり下痢をしてしまいます。
他にも消化をしきれずに吐いてしまうこともありますので、食べる量には注意してあげてください。
猫は美味しいといくらでも食べてくれるため、「気づいたらたくさんあげていた」なんてことになりかねません。かわいい愛猫には喜んでほしいですもんね。
ですが、かわいい愛猫の健康管理をできるのは飼い主さんだけですので、時に心を鬼にして我慢させてくださいね。
②:初めて与える際はアレルギーの危険がある!
猫の中には体質的に梨が合わない子もいます。
少ししか食べていないのに様子がおかしい場合は、アレルギー反応の可能性があるので、かかりつけの動物病院へ連絡してください。
アレルギーの主な症状としては
- 下痢
- 嘔吐
- いつもより体を痒がる
- 目が充血している
があります。
下痢や嘔吐が必ずしもアレルギーなわけではありませんが、少量の梨を食べた後の場合は獣医さんに相談をしてください。
病院に連れていくことになっても、事前に連絡をしてけば病院側も状況が把握できるのでスムーズに診てもらえます。
③:人間用の缶詰等、梨の加工食品は与えてはダメ!
果物には、缶詰や袋に入って販売されている加工品がありますよね。
加工されているものは、砂糖や油が追加されているものもあります。
カットされていて人間にとっては楽ができていいですが、生の梨と違って添加物が入っているので猫に与えるのはやめましょう!
こちらも体調を崩す原因となります。
その点、生の梨は問題なく与えることができるので安心ですよ。
④:種や皮の誤食に注意!ペット保険の加入も検討しよう
凄く注意をしていても、誤飲・誤食をしてしまうこともありますよね。特に大きいまま飲み込んでしまった時には、体内でつまってしまう危険性もあるので心配です。
「動物病院に連れて行ったら診療代が高かった…」なんてことも。愛猫のための出費ですから惜しむものではありませんが、もっと「安く抑えたい…」と思う方も多いですよね。
動物病院は自由診療なので、探せば今より安い病院を見つけられるかもしれません。しかし、信頼のできるかかりつけの獣医さんに診てもらいたいものです。
そんな方は、ペット保険への加入を検討するのも1つの選択肢です。
ペット保険では、誤飲・誤食で病院にかかっても補償をしてくれます。
保険を使える動物病院も増えているので1度検討してみてはいかがでしょうか。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:猫は梨を食べられる!梨が好きな猫は多い?
「猫は梨を食べられるか」についてご紹介しました。
ポイントをまとめると
- 猫は梨を食べても大丈夫
- 与える量を間違えなければメリットがある
- 梨を与える際は皮・芯・種を取り、一口大にカットする
- 毎日は与えない
- 与えるときはおおさじ1杯分
- 子猫・高齢猫はお腹を壊す可能性が高くなるので食べさせない
- 食べ過ぎは下痢になりやすいので注意
- 少量で下痢や嘔吐をした場合、アレルギーの可能性がある動物病院へ
- 加工品の梨は添加物が入ってるから与えない
- もしものためにペット保険への加入を検討する
となります。
参考になりましたでしょうか。
飼い主さんがしっかりと管理してあげて、美味しい梨を健康的に愛猫に食べてもらいましょう!
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。