猫は桃を食べれることをご存知ですか?猫が桃を食べるのは大丈夫ですが、種や皮、缶詰は与えてはダメなので注意が必要です。また猫に桃を与えるメリットや栄養効果、与え方や頻度・量も気になりますよね。この記事では猫に桃を与えても大丈夫か、与え方と注意点を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫が桃を食べるのは大丈夫?上手な与え方や頻度・量も解説!
6月~9月頃に旬を迎える桃は、瑞々しく甘さたっぷりでとても美味しいですよね。
お腹を整える効果が期待できたりと、桃を食べるメリットは美味しさだけではありません。
そんな桃について、
「愛猫にも食べさせていいの?」
「どのくらいの頻度や量が適切なの?」
「缶詰の桃は与えてもいいの?」
このように疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
今回「MOFFME」では、
- 猫に桃を与えるメリットや栄養効果について
- 桃の上手な与え方や頻度、量について
- 猫に桃を与える際の注意点について
猫は桃を食べられる!与えるメリットや栄養効果を解説!
人間は、桃に含まれている食物繊維や栄養素によって、腸内環境の改善や美容効果などを期待することができます。
- 猫は桃を食べることができる
- 猫に桃を与えるメリット
- 桃が猫にもたらす栄養効果
- 猫は桃の匂いが好き?
猫は桃を食べられる!
その甘さと食べやすさから老若男女問わず人気を集めている桃ですが、実は猫も食べることができるのです。
甘味は強いですが、他の果物と比べて糖質が少ないため、猫に与えても問題はありません。
また桃は水分量が多いため、猫に水分を補給させる際に効果的な果物です。
低カロリーで栄養価が高く、健康に良い果物であるため、適切な量を与えることで猫の健康ケアにも繋がります。
しかし、猫は舌の構造上「甘味」を感じることはできません。
そのため、味よりも栄養効果を期待して食べさせると良いでしょう。
猫に桃を与えるメリットとは?栄養効果を詳しく解説!
猫に桃を与えるメリットと、栄養効果について紹介します。
便秘解消
疲労回復
補足:猫は桃の匂いが好きって本当?
猫に桃はどうやって与える?上手な与え方や頻度・量を解説!
猫も桃を食べられるということや、桃が猫に与える効果についてお伝えしました。
続いて気になるのが、食べさせる際の適正量や頻度についてです。
また、種や皮などはどのようにしたら良いのでしょうか?
それでは、具体的な桃の与え方について紹介します。
- 猫の桃の上手な与え方について
- 桃を与える際の、年齢別の頻度や量について
猫の桃の上手な与え方とは?種や皮を取って細かくして与えよう
桃を与える際は、種や皮をしっかり取ることがポイントになります。
桃の種には、毒性がある「アミグダリン」が含まれています。
このアミグダリンが胃で分解されることで青酸が発生し、下痢や嘔吐などの中毒症状を引き起こしてしまうのです。
また桃の皮は消化に悪く、さらに場合によっては農薬が付着していることも考えられるので、皮を剥いた状態で与えてください。
種や皮を取り、実を細かく切ってあげることで食べやすくなります。
子猫や老猫にはペースト状にして与えることで、消化や吸収を助けることができます。
猫に桃を与える際の頻度や量とは?猫の年齢別に解説!
猫に桃を与える際の頻度や量について、年齢別に紹介していきます。
子猫
猫に桃を与える際の注意点とは?4つのポイントを徹底解説!
猫に桃を食べさせる際、どんなことに注意しなくてはならないのでしょうか?
- 食べ過ぎに注意
- 缶詰やジュースを与えてはダメ
- アレルギーに注意
- 種や皮は絶対に与えない
①:食べ過ぎ注意!食べ過ぎで引き起こされる病気とは?
猫に桃を与える際は適量を守り、食べさせ過ぎないようにしましょう。
桃は他の果物と比べ、低糖質・低カロリーではありますが、食べ過ぎることで肥満に繋がる恐れがあります。
肥満になると、毛づくろいができなくなることで皮膚トラブルが起きたり、関節に負担が掛かり関節炎になってしまうことが考えられます。
それだけではなく糖尿病や肝機能障害のリスクが高まり、最悪の場合は命を落とすこともあり得るのです。
また、桃を食べると便秘解消の効果があるとお伝えしましたが、与えすぎは腸内環境を乱し、下痢や胃腸への負担になってしまうため注意が必要です。
②:人間用の桃の缶詰や桃ジュースは与えてはダメ!
人間用の桃の缶詰や桃ジュースは、猫には与えないようにしましょう。
種や皮を除く手間がかからず便利ではありますが、缶詰やジュースには甘味料や酸化防止剤などの添加物が含まれています。
また砂糖も多く含まれており、糖の過剰摂取にも繋がります。
先述したとおり肥満や糖尿病を発症する危険性が高まるため、猫にとっては有害なのです。
桃を与える際は缶詰やジュースは避け、加工されていない生の果物をあげてください。
③:初めて与える際はアレルギーにも注意!
猫によっては桃アレルギーを発症することも考えられます。
そのため、初めて与える場合にはアレルギーに警戒が必要です。
桃を食べたあとは猫をしっかり観察し、異変がないかを確認しましょう。
みなさんの中に、桃を食べたあとに喉がイガイガするなどの症状が出た方はいませんか?
それは口腔アレルギー症候群によって起きる症状なのですが、猫も同様の症状を感じる場合があるのです。
特に花粉症の猫が桃アレルギーを持つケースが多いので、愛猫が花粉症である場合は気を付けてあげてください。
④:種や皮は絶対与えない!ペット保険の加入もおすすめ!
桃の種や皮は、絶対に与えてはいけません。
桃の種に含まれる「アミグダリン」という成分を摂取することで、下痢や嘔吐などの中毒症状が現れたり、最悪の場合は死に繋がるケースがあるのです。
また皮には農薬が付着していることがあるため、しっかりと剥いてから与えましょう。
しかし細心の注意を払っていても、誤飲や誤食の可能性はゼロではありませんよね。
その際に発生する治療費は、高額になることも予想されます。
ペット保険に加入することで、万が一の事態にも備えることができるのです。
あくまでも病気やケガの補償であるペット保険ですが、誤飲・誤食が対応可能なプランも多く存在しているので、ぜひ一度ご確認ください。
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近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
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ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:猫に桃を与えても大丈夫!
猫に桃を与えるメリットや、注意点について紹介しました。
改めてこの記事のポイントをまとめます。
- 桃は猫に与えることができ、水分補給としても効果的な果物である
- 桃に含まれるペクチンという食物繊維によって、猫の腸内環境を整える効果が期待できる
- 桃の糖分やビタミンCが、猫の疲労回復を促す働きをする
- 桃に含まれるカリウムによって、体内の余計な塩分を排出することができる
- 成猫は大さじ1杯程度、子猫や老猫はごく少量が適切な量である
- 桃を与える際は食べ過ぎに気を付ける/缶詰やジュースではなく生の桃を与える/アレルギーに注意する/種や皮は必ず取り除く