内容をまとめると
- 猫もダウン症に似た症状を発症することがある
- そもそもダウン症とは人間の染色体異常で発症し、様々な合併症を起こすことが多い
- ダウン症の特徴を持った猫として、デンマークの「モンティ」が有名
- 人間や猫以外にも、チンパンジーやホワイトタイガーでダウン症に似た症例が報告されている
- ペット保険を検討している方は、一括比較サービスを利用するのがおすすめ
猫もダウン症を発症するかご存知ですか?知的障害等の症状が見られるダウン症は人間には馴染み深い病気ですが、犬や猫等の動物にも発症するのか気になりますよね。また猫に発症した場合の顔や性格、寿命等に変化を与えるでしょうか。この記事では猫のダウン症について解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫もダウン症を発症する?発症のメカニズムも徹底解説!
- 猫はダウン症を発症するのかや発症のメカニズムについて
- 他にもダウン症を発症する動物がいるのかについて
猫もダウン症を発症する?ダウン症とはどんな病気なのかも解説!
猫がダウン症を発症してしまう原因やメガニズムについて知っているという人は少ないでしょう。
この章ではダウン症について以下のような内容でわかりやすくお話ししていきます。
- 猫がダウン症になるメカニズムはよくわかっていない?
- ダウン症の基礎知識
猫もダウン症を発症する?正確には解明されていない!
「ダウン症って猫でもなるのかな?」と考えたことがある人も中にいるのではないでしょうか。
結論から言うと、猫はダウン症を発症するのかどうかわからないのです。
ダウン症という病気自体が人間に起こる病気の病名であり、猫の病気ではないのが発症するかどうかわかっていない理由です。
中にはダウン症と似たような症状や行動をする猫がいますが、これが人間と同じダウン症と同じであるとは言い切れないのです。
しかし、見た目が普通の猫とは少し違っていたり、トイレを覚えないといった知的障害のような症状が出ると言われています。
人間が発症するダウン症ととても良く似ている部分が多くありますが、猫の場合にはダウン症であると言い切ることはできないのです。
そもそもダウン症とは?人間に発症する仕組みを徹底解説!
そもそもダウン症がどのようの発症するのかよくわかっていないという人も多いかと思いますので、ダウン症を発症する仕組みやどのような症状があるのかを説明していきます。
人間には遺伝子を構成している染色体というものが体の中に存在しています。
この染色体は2本で1対になっています。
しかし、この染色体が何らかの原因によって組み合わせに異常が起きてしまった場合にダウン症の子供が産まれてきます。
ダウン症の子供は見た目や発達障害などの症状が出ることがあります。
しかし、発達障害のレベルや知的障害の症状の重さは人それぞれだと言われています。
実際にダウン症でもしっかりと勉学に励み、大学への入学を果たしている人もいます。
また、ダウン症はさまざまな病気と合併症を起こしやすいと言われています。
合併症を起こすことによって寿命が短いと言われてきました。
しかし、現在では医療の発達やダウン症に関する研究が進んでおり、寿命はかなり伸びてきたと言われています。
ダウン症の特徴を持つ猫を紹介!ダウン症を発症する動物とは?
ここまで猫はダウン症を発症しないとお話ししてきましたが、実はダウン症なのではないかと言われている猫がいたのです。
この章では以下の内容でお話ししていきます。
- ダウン症の猫?モンティについて
- 人間以外にダウン症のような症状を発症する動物とは?
ダウン症の特徴を持った猫がいる?
猫はダウン症になるかはわからないと言われていますが、過去にダウン症と似たような行動や特徴を持った猫がいました。
その中でも有名なのがモンティという猫です。
モンティは保護猫でしたが、見た目が他の猫とは異なっていることから引き取り手が見つからない状況でした。
しかし、デンマークに住んでいるカップルはモンティの見た目に惚れ込み、家族として迎えることを決めたそうです。
そんなモンティですが、新しいお家に住んでしばらく経ってもトイレを覚えなかったり不思議な行動をすることが多くあったようです。
そして、獣医師に相談してみると染色体異常ではないかと診断されたそうです。
つまり、人間で言うダウン症のような病気ではないかということです。
モンティを迎え入れたカップルはSNSを通じて、モンティのことを発信したことによって一躍有名になったそうです。
このモンティのように、猫でもダウン症のような症状を発症することがあるのですね。
人以外にもダウン症に似た症状が出る動物とは?
人以外にもダウン症と似たような症状を発症する動物はいくつか知られています。
例えば、チンパンジーです。
チンパンジーは人にかなり近い動物ですから、染色体異常によってダウン症と似たような症状が出ることがあると言われています。
また、保護されていたホワイトタイガーにもダウン症のような症状が見られたと言われています。
もともとホワイトタイガーのように本来は色が付いていたはずの動物が白くなってしまうことをアルビノと言います。
このアルビノ自体も染色体異常によって引き起こされるのです。
ホワイトタイガーはお客さんからとても人気があったため、もっと数を増やしたいと考えた人間たちによって繁殖が行われました。
つまり、ホワイトタイガーを増やすため染色体異常が発生した個体を掛け合わせて、染色体異常を持った個体を産ませていたということになります。
そのため、ダウン症のような症状が出てしまったのではないかとも言われているのです。
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まとめ:猫もダウン症を発症する?
いかがでしたでしょうか?
今回はお話しした内容を簡単にまとめると以下のようになります。
- 猫はダウン症になるかわからない
- ダウン症に似た症状を持つモンティという猫がいた
- チンパンジーやホワイトタイガーにも似たような症状がある
- ダウン症は染色体異常によって起こる人間の病気