内容をまとめると
- うさぎは基本的にお風呂に入れる必要はない!最悪命に関わる行為
- ただし、臭いが非常に気になる場合、獣医師に勧められた場合はお風呂に入れてあげよう
- お風呂が原因で中耳炎・外耳炎や、ストレスから病気をする可能性がある
- うさぎの治療費は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ!
うさぎが汚れていたりにおいが気になるとお風呂やシャワーに入れたくなりますよね。しかしうさぎをお風呂に入れても大丈夫なのでしょうか?うさぎは基本的に入浴・水浴びの必要はなく、水に濡れるのはストレスになるので暴れることがあり、頻度や時間・水の温度などを知らないまま誤った入れ方をすると最悪の場合死ぬこともあります。この記事ではうさぎのお風呂の入れ方を詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じるうさぎをお風呂で洗うのは大丈夫?上手な入れ方や注意点とは
ストレスを感じやすくとてもデリケートだと言われているうさぎですが、鼻をヒクヒクさせたり毛づくろい中の姿がとても愛らしいですよね。
うさぎを飼育していると、
- 「なんだか嫌なにおいがする」
- 「お腹の調子を崩してお尻周りが汚れてしまった」
- 「足でおしっこを踏んでしまった」
なんてこともありますよね。
そんな時、お風呂に入れようか悩んだ経験はありませんか?
今回「MOFFME」では、うさぎのお風呂について紹介していきます。
- うさぎにお風呂は必要なのか
- うさぎをお風呂に入れる場合の条件について
- うさぎの上手な洗い方や入浴の際の注意点
- お風呂以外にうさぎを清潔に保つ方法
以上の項目について詳しく解説していきましょう。
うさぎのケアについて知りたい方は、ぜひご覧ください。
また、うさぎを飼っている方にはペット保険への加入もおすすめです。MOFFMEではうさぎが加入できるペット保険や、小動物のペット保険ランキングを紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
うさぎはお風呂に入れたらダメ?お風呂に入れても良い場合とは
うさぎは自分でグルーミングをすることで、身体を清潔に保つ生き物です。
汗腺が未発達であるため汗はかかず、基本的ににおいはありません。
また水浴びをする習性がないため、本来であればうさぎにお風呂は必要ないと考えられています。
やはりうさぎにお風呂はダメなのでしょうか?
それでは、うさぎのお風呂について、
- うさぎはお風呂に入れても大丈夫なのか
- うさぎをお風呂に入れた方がいい場合について
- うさぎがにおう原因について
うさぎをお風呂に入れても大丈夫?最悪死ぬ恐れもあるので注意
まずは、うさぎをお風呂に入れることの可否についてです。
先述したとおり、うさぎは自分自身で清潔を保つことができ、汗をかかないため体臭はありません。
また、
- 身体が濡れることで急激に体温が低下してしまう
- うさぎにとって大きなストレスになってしまう
- あばれて骨折してしまう
- 耳に水が入ることで、外耳炎などのトラブルに繋がってしまう
下痢で汚れた等、うさぎをお風呂に入れた方が良い場合とは?
うさぎにとってお風呂は、死に繋がりかねない危険なものです。
少しの汚れであれば、ブラッシングや濡れタオルで対応しましょう。
しかし場合によっては、お風呂に入れた方がいい時もあるのです。
具体的には以下のような場合です。
- うんちやおしっこが身体にこびり付いたり、においが気になるとき
- 皮膚トラブルを起こし、獣医にシャンプーを勧められたとき
うさぎの上手な洗い方とは?準備するものや注意点を徹底解説!
基本的には体を洗わないほうが良い生き物ですが、獣医師の指示により、治療のために洗わなければいけないシチュエーションもあります。
それでは、具体的な入浴方法や注意点をお伝えします。
- うさぎを洗う際に必要なグッズ
- うさぎの上手な洗い方や乾かし方
- うさぎをお風呂に入れる際の注意点
うさぎを洗う際に必要なものは?シャンプー等のグッズを紹介!
まずはじめに、うさぎを洗う際に必要な道具について説明します。
- うさぎ用のブラシ
- うさぎが入る程度の桶やバケツ
- うさぎ専用のシャンプー
- タオル
- ドライヤー
うさぎをお風呂に入れる場合は、以上を用意しましょう。
うさぎに毛玉が付いている場合は、スリッカーやコームで優しく解いてあげてください。毛玉が付着したままでは、すすぎ残しによる皮膚トラブルを併発する恐れがあります。
もつれが酷くブラシで改善できない時は、ペット用のバリカンで取り除いてあげる必要があります。この時ハサミを使うと皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、必ず刃の短いペット用のバリカンを使用しましょう。
うさぎの上手な洗い方・乾かし方とは?汚れた部分だけを洗おう!
うさぎをお風呂に入れる際のポイントは、汚れた部分だけを洗うということです。
部分的に洗うことで、冷えやストレスからうさぎを守ることができます。
それでは、うさぎの上手な洗い方や乾かし方について確認していきましょう。
- ブラッシングをし、毛玉や毛のもつれを解く
- うさぎの大きさに合った洗面器や桶にお湯(39〜40度程度)を入れる
- うさぎを優しく抱き、汚れた部分にお湯を掛け、毛をほぐすように洗う
- 必要に応じて泡立てたシャンプーで汚れを落とす
- 地肌までしっかりとすすぐ
- タオルドライをする
- ドライヤ―を使いしっかり乾かす
うさぎをお風呂に入れる際の注意点とは?しっかり乾かすように!
うさぎをお風呂に入れた際は、完全に乾かしてあげることが大切です。
先に紹介したとおり、うさぎは身体が濡れてしまうと急激に体温が低下し、その結果体調不良や、最悪の場合は死に繋がってしまうこともあるのです。
うさぎの毛は二重構造になっており、上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)で構成されており、ドライヤーでは、この下毛を狙って乾かすことで乾き残しを防ぐことができます。なるべく毛をかき分け、根本に風を当てましょう。
乾かす際は、低温に設定することでやけど防止になります。
また、耳が大きいうさぎは聴力が優れているため、ドライヤーの音を嫌いますので、パニックを起こして暴れることがないよう気を付けてあげてください。
お風呂以外にうさぎを清潔に保つ方法は?ブラッシング等が大事!
本来、うさぎはお風呂が好きではありません。軽い汚れであれば、無理に入れる必要はないのです。
お風呂以外でうさぎを清潔に保つ方法は以下のとおりです。
- ブラッシング
- トリミング
- 濡れタオルで拭く
- ドライシャンプー
うさぎを日常的にブラッシングすることで、毛に付着した埃などの汚れを落とすことができます。
また、うさぎはグルーミングによって大量の毛を飲み込みますが、その毛が胃や腸に溜まることで毛球症という大変危険な病気を発症する場合もあります。
ブラッシングを毎日行うことは、汚れだけでなく病気を予防することにも繋がるのです。
うんちやおしっこで汚れてしまいブラッシングでは落とせない場合は、その部分をハサミでカットする手段も有効です。
また固く絞ったタオルや、水を使わないドライシャンプーなどの使用もストレスが少なく、うさぎの寿命を守ることに繋がります。
お風呂に入れる前に、まずは以上の対応をしてみてください。
うさぎもペット保険に加入できる?ペット保険を検討してみよう
うさぎはストレスに弱くデリケートな反面、体調不良を隠そうとする本能が備わっています。
それは敵から身を守るための手段だと言われており、「なんだかいつもと違う?」と気付いたときには病気が進行してしまっていることが多いのです。
その際の治療費は全額自己負担であり、さらに高額であることが予想されます。
そんなときに安心なのがペット保険です。
実は犬や猫だけではなく、うさぎもペット保険に加入することができるのです。
それぞれの条件から保険会社を選ぶことができるので、飼っているうさぎや飼い主さんの状況に合わせたプランが見つかります。
以下の記事ではうさぎのペット保険について詳しく解説しておりますので、ぜひ一度ご確認の上ご検討ください!
まとめ:うさぎをお風呂に入れても大丈夫?
うさぎのお風呂について紹介しました。
再度ポイントをまとめます。
- 濡れることによる体温の低下やストレスによる体調不良を防ぐため、うさぎはお風呂に入れないほうがいい
- 基本的にはうさぎ自身が行うグルーミングと、毎日のブラッシングで清潔は保てる
- 身体に排泄物などの汚れが付いてしまった場合のみ獣医師に相談してからお風呂に入れる
- お湯の設定温度は、人間が心地よいと感じる39〜40度程度が好ましい
- お風呂に入れる際は、全身を濡らすのではなく汚れた部分だけを洗う
- 体温低下を防ぐため、ドライヤーを使い地肌までしっかり乾かす
- うさぎのおしっこは尿石になりやすく、悪臭の原因になるのでこまめに掃除をする