猫がじっと見つめてくるのはなぜ?見てくる猫の心理や理由を徹底解説のサムネイル画像

猫が飼い主をずっと見つめてくる理由は何でしょうか?愛猫が自分の顔をうっとり見つめてくるのは嬉しいかもしれませんが、その意味も気になりますよね。また見つめながら鳴く、目を細めるのはなぜでしょうか。この記事では、猫が見つめてくる、目が合う場合の心理を解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫がずっと見つめてくるのはなぜ?猫の隠された心理を徹底解説!

猫がじっと見つめてくる姿にキュンとしたことがある人は多いのではないでしょうか。しかし、なぜ猫がじっと見つめてくるのかを考えたことがありますか?


猫の心理を理解することによって、もっと強い絆を築くことができるかもしれません。


そこで今回「MOFFME」では以下のようなことを紹介していきます。

  • 猫が見つめてくる理由
  • 猫と目があったときの対処法
  • 何もないところをじっと見つめる猫の心理
  • 猫の不思議な仕草
猫がじっと見つめてくる理由はもちろん、「不思議な仕草だなと思っていたけれど、なぜそのような仕草をするのかの理由はわからない」といった猫のについてもわかりやすく説明していきます。

猫の心理行動の意味を理解することによってよりよい関係性を作っていきましょう。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

猫が見つめてくるのはなぜ?ガン見してくる4つの理由を解説!


ここからは猫が見つめてくる理由についてお話ししていこうと思います。


猫が見つめてくる理由を簡単に紹介すると以下のようなものが挙げられます。

  • 何かを要求している
  • 不満を飼い主さんに伝えたい
  • 何かに嫉妬している
  • 後ろめたいことがある
主にこのようなことで猫はガン見すると言われています。

様々なシチュエーションで猫は飼い主さんをガン見することがありますが、その状況によって猫の態度目つきに違いがあります。

それぞれの違いを理解して猫がガン見することによって何を伝えようとしているのかを理解できるようにしていきましょう。

①:ご飯や抱っこ等を要求している

猫は人間のように言葉を話すことができません。つまり、「こうして欲しい!」と言葉で伝えることができません。


猫は言葉ではなく、視線行動で要求を伝えようとするのです。


ガン見することによって「ご飯まだなの?」と飼い主さんに伝えたり、かまって欲しいことをアピールしているのです。


甘え上手な猫の中には喉をゴロゴロと鳴らしながら飼い主さんに甘えてくることもありますが、ツンデレな猫はなかなか上手に甘えることができません。そのため、じっと見つめることで甘えたいということを一生懸命伝えようとしているのです。


猫が見つめてくる理由が飼い主さんに一生懸命要求を伝えようとしてしている行動だとわかるとなんだか愛おしくなってきませんか?


このように何かを訴えているときの猫の目つきは、いかにも「私の要求に気づいて!」といった目つきをしているので一緒に生活している飼い主さんならわかるでしょう。


猫が何かを要求しているときのガン見に気づいたら何を要求しているのかを理解してあげるようにしましょう

②:不満がある

猫は何か不満があるとその不満を解消して欲しくて見つめてくることがあります。


「甘えたいときだけじゃなくて、不満があっても見つめてくるのか」と猫の心理を理解するのは難しいなと感じた人もいるのではないでしょうか?


確かに、どちらもガン見してくるので区別がつかないと思ってしまうかもしれませんが、甘えたいときと不満を解消して欲しいときの目つきは明らかに違います。


不満があるときにはいかにも「不満があるんです!」といった不貞腐れたような目つきで見ていることが多いです。


不満の原因は様々あると思いますが、汚れには不満を感じやすいと言われています。


猫は非常にきれい好きな生き物です。自分の体をきれいにしようと、毛繕いをしているのをよく見かけると思います。


このように、猫はきれい好きだからこそおうちが汚れていたり、トイレが汚れていると飼い主さんをガン見して伝えようとしているのです。


猫に不満そうな目つきでガン見されたら、一体何が不満なのか考えてあげると良いですね。

③:嫉妬している

猫に限ったことではないですが、先住していた動物は後からやってきた動物に対して嫉妬することはよくあります。


そのため、多頭飼いをしようと考えている人は先住していた猫のケアも十分に行う必要があると言われていますよね。


嫉妬しているときに飼い主さんの顔をじっと見つめてくるのは自分に注目して欲しいという気持ちの表れであったり、「どうして知らない猫がいるの?」と不安に思ってる可能性があります。


動物は縄張り意識を持っていることが多いので、後から新しい動物を迎えると「知らないやつが侵入してきた!」と思ってしまうことが多いのです。


また、嫉妬の対象は猫だけでなく人間の赤ちゃんなどになることもあります。


嫉妬しているときは飼い主さんの顔だけでなく、嫉妬している対象に向けて視線を送ることもあります。


嫉妬の度合いによってはしきりに鳴いたり、攻撃してしまうこともあるので嫉妬させないように先住猫とも上手に接してあげることが大切です。

④:モノを壊したり粗相する等、何かに失敗している

猫がガン見してくる理由の4つ目はモノを壊したり粗相するなどの失敗を犯している場合です。


猫は後ろめたいことや何かやらかしてしまったときには飼い主さんのことを少し悲しげな顔でじっと見つめてくることがあります。


このように、後ろめたいことがあるときにじっと飼い主さんを見つめてくるのには「反省しているのでそんなに怒らないで」や「ごめんなさい、やっちゃいました」といった気持ちが表れています。


猫は飼い主さんにできるだけ怒られたくないと思っているので、反省していることを伝えようとしているのです。でも、猫に悲しげな顔で見つめられたら許してしまいますよね。


猫が何かに失敗してしまって反省しているときには叱らずにそっとしておいてあげましょう。

猫と目が合った場合はどうする?適切な対処法を詳しく解説!


ここまで、猫がじっと見つめてくる理由について紹介してきました。ここからは目が合ったときにはどのような対処をすべきなのかについてお話ししていこうと思います。


猫が見つめてくるシチュエーションにによってどのように対処すべきかは異なってきますが、主に以下のような方法で対処すると良いです。

  • まばたきで愛情表現をする
  • 要求を理解して応えてあげる
  • 目をそらした方が良い場面
では、これらの対処法がどんなシチュエーションのときに有効なのかをさらに詳しく見ていきます。

正しい対応をすることで猫との信頼関係を築いたり、喧嘩を防ぐことができるようになります。

①:ゆっくりまばたきをしてみる

猫はもともとまばたきをあまりしない動物です。


その理由は、野生で過ごしている動物たちはいつ敵が近くに来るかわからない状況で生活しているからです。


まばたきをするということは、視界が一瞬真っ暗になるということです。その間に敵が近づいてきたらどうでしょうか?


おそらく逃げられないでしょう。そのため、あまりまばたきをしないと言われています。


野生での生活がいかに過酷であるかがわかりますね。


猫がまばたきをしている状況は敵に襲われる心配のないとてもリラックスしている状態です。


そして、飼い主さんを信頼しているという証拠でもあるのです。


お互いリラックスしながら見つめ合ってまばたきをするなんて、とても幸せな時間ですよね!

②:できそうな要求には応えてあげる

何かを要求するときに猫が見つめてくる場合には、まずは何を要求してきているのかを理解してあげるようにします。


要求がわかったら、応えてあげられるものには応えてあげるようにしましょう。


例えば、「トイレが汚いから掃除して欲しい!」と猫が要求しているとわかった場合などはトイレ掃除をしてあげましょう。


一方で、「ご飯ちょうだい!」といった要求には必ずしも応える必要はありません。ご飯の時間であれば応えてあげても良いですが、それ以外のときにも要求してくる場合には応えないようにしましょう。


猫の要求に何にでも応えていると、飼い主さんをじっと見つめて要求すればなんでもしてもらえると勘違いしてしまいます。

③:注意!猫が怒っていたり緊張状態にある場合は目を逸らす!

猫がじっと見つめてくるときに注意しなくてはいけない場面があります。


それは、猫が威嚇緊張して見つめている場合です。


動物界では、基本的に見つめ合うことは威嚇や敵意を表します。そのため、じっと見つめてくるから見つめ返すといった行動をとると敵だと勘違いされて攻撃されてしまう危険性もあります。


特に、初対面の猫や警戒心の強い野良猫などは目を見つめないようにするのが好ましいです。


猫から攻撃されないためにも、威嚇しているかもしれないと思ったらそっとその場から離れるようにしてくださいね。

補足:猫が虚空をじっと見つめるのはなぜ?

猫は何もないところをじっと見つめていることもあるのです。


何もないのに一点を見つめられると、少し不気味に感じてしまう人もいるかもしれません。


しかし、猫が一点をじっと見つめているのは人間には気づくことのできないような小さな音微かな匂いに反応しているからなのです。


猫は人間よりもはるかに聴覚や嗅覚などの感覚器官が優れています。そのため、人間には気づくことのできない小さな音や匂いにも気づくことができるのです。


急に何もないところをじっと見つめていると「お化けでも見えるの?」と不安になってしまいますが、人間にはわからない物音や匂いを感じ取っていたんですね。


ちなみに、動物は人間よりも霊的な感覚にも優れていると言われているのでもしかしたら人間には見えない何かが見えているのではないかという人もいます。

補足:見つめてくる以外にも猫が不思議な仕草をすることがある?


猫の不思議な仕草の中でも猫を撫でたり抱っこしているときに目を細めることはよく見られる行動です。


これは「気持ち良いなー。」とうっとりしていたり、抱っこされていることに安心感を覚えている状態と言えます。


気持ちよくてとろけてしまっている猫はなんとも言えないかわいさがありますよ。


また、猫は気分屋とも言われるようにさっきまでご機嫌だったのに急に機嫌を損なってしまうことも少なくありません。


飼い主さんは良かれと思ってやっていたことが猫にとっては機嫌が悪くなってしまうことだったということも少なくありません。


このほかにも、猫が段ボール箱の中に入る動画がとても流行ったことがありましたよね。


この箱の中に入る行動というのは野生で生活していた名残と言われています。


野生ではなるべく暗くて狭いところで生活していたので、段ボール箱にぎゅうぎゅうでも入ろうとしたのですね。


猫と一緒に生活しているととても面白い仕草をたくさん見せてくれますよ。

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まとめ:猫がじっと見つめてくる理由とは?

今回は猫がじっと見つめてくる理由について紹介していきました。今回の記事の内容を簡単にまとめると以下のようになります。

  • 顔をじっと見つめてくる理由は要求・不満・嫉妬・失敗
  • 猫のまばたきは信頼の証
  • 猫の要求に応えるかはよく考えてから
  • 見つめてくるのは敵意を表していることもある
  • 猫の不思議な仕草には理由がある
猫がじっと見つめてくるのには様々な理由があり、どのように対処すべきかも状況によって変わってくるということが理解していただけたのではないでしょうか?

猫の心理を完璧に理解することは難しいことかもしれませんが、少しづつ理解していこうとすることで信頼関係を築いていくことができます。

ぜひ、猫の心理行動の意味を考えてあげてみてくださいね。

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