内容をまとめると
- ペット保険は種類も多いことからパッと見で選びがちだが、それは最悪の選び方
- 保険料や補償内容をしっかり比較・検討して加入する保険を決めるのが大切
- ペット保険を検討している方は、ペット保険のかんたんお見積もりがおすすめ
ペット保険の選び方のワーストランキングをご存知ですか?ペット保険は様々な保険会社が様々なプランを取り扱っていることもあってどれを選べば良いのか難しいですよね。この記事ではペット保険の選び方のワーストランキングについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じるペット保険はパッと見で選びかち!最悪な選び方とは?
突然ですが、皆さんはペット保険をどのように選ばれましたでしょうか?またペット保険を検討中の方はどのような点を重視して加入する保険を検討されているでしょうか?
ペット保険は様々な保険会社が様々な保険・プランを取り扱っているので、どれを選べば良いか難しいですよね。
ただ、だからといって深く検討することもなくパッと見で選んでしまうのは最悪の選び方です!
ではペット保険を選ぶ際にはどのような選び方をしてはいけないのか気になりますよね。
今回「MOFFME」では、
- そもそもペット保険とは何か
- ペット保険の選び方のワーストランキング3選
- ペット保険の選び方でよくある落とし穴
- MOFFMEの、ペット保険の一括比較を利用してみるのがおすすめ
について詳しく解説します。
ぜひペット保険を検討中の方は最後までご覧ください!
MOFFMEでは「ペット保険のランキング」についても紹介しておりますので、そちらも参考にしてみてください。
入ってはいけない最悪のペット保険とは?ワーストランキングを紹介
ペット保険の選び方のワーストランキングや入ってはいけない最悪のペット保険はあるのでしょうか?
パッと見で選びがちなペット保険ですが、加入を検討している方はやってはいけない最悪の選び方を知っておくと良いでしょう。
またそもそもペット保険とはどんな保険なのでしょうか。
この項では、
- そもそもペット保険とはどんな保険か
- ペット保険の選び方のワーストランキング3選
について詳しく解説します。
そもそもペット保険とはどんな保険?加入の必要性も解説!
そもそもペット保険とはどんな保険なのかご存知でしょうか?
ペットには残念ながら人間と同じような公的な健康保険は存在せず、それ故に動物病院での治療は全額自己負担となってしまいます。
ペットの病気・怪我の治療の際に、治療費を補償してくれる保険がペット保険です。保険会社やプランによっても異なりますが、ペットの入院・手術・通院の3つを補償してくれます。
手術等を行った際は総額で数十万円の支払いが必要なこともあり、急にその額を負担するのはなかなか家計への負担が大きいですよね。
家族の一員である大事なペットに安心して十分な治療を受けさせてあげるためにも、ペット保険には加入しておくことをおすすめします。
またペット保険の必要性につきましては、「ペット保険はいらない?」の記事でも詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
ワーストランキング①:終身補償ではない保険に加入
ペット保険の選び方のワーストランキングの1つ目は「終身補償ではない保険に加入する」ことです。
ペット保険は1年更新なので、どの保険も絶対に終身補償が可能なわけではありません。
しかし特定の病気に関しては補償対象外に設定されてしまう場合もありますが、基本的にどの保険でも更新を断られることはなく、終身まで補償してくれることがほとんどです。
ただしアクサダイレクト損保の保険は過去に終身補償を断り、また突然特定の病気を補償対象外に設定して炎上したことがあるので注意が必要です。
炎上して話題になったツイートもご紹介しますので参考にしてみてください。
またこのアクサダイレクト損保の炎上に関しては、「ペット保険の闇」という記事で内容を詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
ワーストランキング②:かかりやすい病気を補償しない保険に加入
ペット保険の選び方のワーストランキングの2つ目は「かかりやすい病気を補償しない保険に加入する」ということです。
これは、本当によくやってしまいがちなので注意してください。
例えば犬の場合、ダックスフンドは「椎間板ヘルニア」、トイプードルやチワワは「パテラ(膝蓋骨脱臼)」にかかりやすく、これらの病気を補償してくれない保険は入ってはいけないペット保険です。
また猫の場合も、腎尿路疾患や「歯周病」になりやすく、通院補償や歯科治療の補償がついていない保険に入るのはやめた方が良いでしょう。
ご自身のペットがかかりやすい病気・怪我を理解し、それらをしっかり補償してくれる保険に加入してください。
ワーストランキング③:高齢時の保険料を気にせずに加入
ペット保険の選び方のワーストランキングの3つ目は「高齢時の保険料を気にせずに加入する」ということです。
以下にある保険の月額保険料の推移を載せたのでご覧ください。
保険料推移の例
ペット保険は基本的に年齢に応じて保険料が上がっていきます。年齢が若い頃は安くても、高齢になるにつれて上のグラフのように保険料が跳ね上がる保険もあるので注意が必要です。
ペット保険を検討する際は、その時点での保険料だけでなく年齢が上がっていった後の保険料も比較して選ぶようにしましょう。
後で詳しく紹介致しますが、MOFFMEの「ペット保険の一括比較」では保険料の推移や詳しい補償内容も解説しておりますので、保険を検討中の方はぜひ一度ご利用してみてください!
ペット保険を選ぶ際のよくある落とし穴・トラブルとは?
ここまでペット保険とはどんな保険か、選び方のワーストランキングについて解説してきました。
しかしやってはいけない最悪の選び方や入ってはいけないペット保険以外にも、加入時に気を付けておくべき落とし穴やトラブルがいくつかあります。
そこでこの項では、ペット保険の落とし穴やトラブルについて、
- 高齢になってから入る際の落とし穴
- 補償対象外になるトラブル
- 保険の乗り換え、待機期間のトラブル
- 告知義務違反はリスクが大きい
- 窓口精算に対応していない場合の落とし穴
- 先天性疾患の落とし穴
以上の内容を詳しく解説していきます。
またペット保険のトラブル事例等につきましては、「ペット保険で多い後悔やトラブルは何?」の記事でも詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
①:高齢になってから入る際の落とし穴
まず1つ目の落とし穴として、「高齢になってから加入する際の落とし穴」が挙げられます。
ペットも若い頃は病気・怪我のリスクも低く、それ故に高齢になってからペット保険に加入して備えようと考えておられる方も多いかと思います。
しかし高齢になってからペット保険に加入する際に以下の2つ注意点があります。
- 保険会社やプラン毎に加入年齢には制限があり、年齢によっては加入できない・加入できる保険が1つしかないといった事態が起こり得ます。
- 高齢であれば1つくらい持病があるかもしれませんが、ペット保険では加入以前に治療中の病気は補償されず、また病気によっては加入を断れてしまう可能性があります。
このように、高齢になってからの加入はリスクも高く、納得いく補償内容の保険には年齢制限で加入できない等のケースも考えられます。
ペット保険は健康な若い頃から前もって加入しておくことをおすすめします。
②:歯石取り等が補償対象外になる落とし穴
次に2つ目の落とし穴として、「補償対象外となる落とし穴」が挙げられます。
ペット保険は保険金が支払われる対象が定められています。補償対象外の内容に関しては、保険料を支払っていたとしても保険金は支払われないので注意しましょう。
補償対象外となる病気・怪我としては、「フィラリア」などのワクチンで予防可能な病気や先天性疾患があります。
また病気・怪我の発生した状況によっても補償対象外となります。代表的な事例としては、飼い主の故意による病気・怪我、地震や台風などの自然災害や戦争を原因とする怪我があります。
その他、一般的に予防を目的としてなされる「去勢・避妊手術」やワクチン接種、歯石取り、「健康診断の費用」も補償対象外となるので注意が必要です。
このようにペット保険には補償対象外となる病気・治療がいくつも存在しますので、重要事項説明書等をよく読んで、「保険金が支払われると思っていたのに支払われなかった、、」という事態が起きないように注意しましょう。
③:抜歯が補償対象外になる場合の落とし穴
次に3つ目の落とし穴として、「抜歯が補償対象外になる場合の落とし穴」が挙げられます。
ペットの抜歯が必要な場面としては、怪我や歯周病、残存乳歯による処置などが該当しますが、この中には補償対象外になる治療が含まれているので注意が必要です。
補償対象として保険金が支払われるのは、怪我や歯周病などの病気による抜歯です。一方、残存乳歯については補償対象外であるため、治療費は全額自己負担になってしまいます。
一般的にペット保険が適用されるのは「怪我や病気に対する治療」のみであり、「健康体に施す処置」については補償対象外と定められているのです。
しかし残存乳歯は、放置しておくと不正咬合や歯周病の原因になるため、保険は適用されなくても治療しておくことをおすすめします。特に小型犬に起こりやすいので、小型犬を飼っている方は注意しましょう。
ただし、保険会社によっては歯周病も補償対象外である場合もあり、歯周病による抜歯も補償されないケースがあります。一度各保険会社の規約を確認し、どの範囲の抜歯が補償されているのかを確認しておきましょう。
④:補償開始日の落とし穴
次に4つ目の落とし穴として、「補償開始日の落とし穴」が挙げられます。
ペット保険は契約してからすぐに補償開始となる訳ではありません。ペット保険には基本的に契約日から補償開始日までの間におよそ30日の待機期間があり、この間の病気・怪我は補償されません。
また待機期間が存在しない保険であっても、申込日から契約完了日まで一定の期間が設けられることも多く、すぐに補償開始とはなりません。
ペット保険はインターネットから手軽に申し込めますが、その分上記のような補償開始日に関しては注意が必要なことを覚えておいてください。
⑤:告知義務違反はリスクが大きい
次に5つ目の落とし穴として、「告知義務違反はリスクが大きい」ことが挙げられます。
人間の医療保険と同じように、ペット保険にも加入時にはペットの年齢や健康状態を正確に告知する義務があります。加入を断られたり、保険料が高くなるのを防ぐために告知事項で虚偽を申請することを告知義務違反と言います。
告知義務違反をすると強制的に解約させられたり、保険金が支払われない等の処罰が下され、悪質な場合は詐欺罪で訴えられることもありますので絶対にしない様にしましょう。
また愛犬・愛猫の通院歴・治療歴を忘れていた等、故意ではなくとも告知義務違反をしてしまう可能性もありますので、ペット保険に加入する際は告知事項を正確に把握しておく必要があります。
⑥:窓口精算に対応していない場合の落とし穴
次に6つ目の落とし穴として、「窓口精算に対応していない場合の落とし穴」が挙げられます。
ペット保険の支払い方法には、
- 直接請求
- 窓口精算
の2つがあります。
窓口精算は、動物病院で治療費の自己負担額を支払うだけで完結する支払い方法です。私たち人間の医療保険と同じように、保険金を請求する手間がかからないというメリットがあります。
一方直接請求では、動物病院で治療費を全額支払ったのち、申請手続きを行うことで保険金が返還されます。こちらは多くのペット保険で採用されている一般的な方法です。
しかし直接請求は、
- 申請書類の記入や送付などの手間がかかること
- 保険金が支払われるのは約1ヶ月後であること
- 一時的にでも治療費を全額支払う必要があること
⑦:白内障などの先天性疾患の落とし穴
最後に7つ目の落とし穴として、「白内障などの先天性疾患の落とし穴」が挙げられます。
先天性疾患があるペットは、残念ながらペット保険への加入を断られるケースがとても多いのです。病気になるリスクや治療費が高額になる可能性が高いためです。
しかし、中には「該当の病気は補償されない」という条件付きで加入を認められる場合もあるので、加入を諦める前に保険会社に問い合わせてみてください。
先天性疾患を持つペットの保険や補償については、以下の記事をご確認ください。
犬や猫がかかりやすい病気や平均寿命とは?
先ほども述べたように、ペット保険を選ぶ際にはペットがかかりやすい病気や平均寿命を把握しておくことが大切です。
ここでは、犬・猫それぞれ人気の種類のかかりやすい病気や平均寿命をまとめているので、ペット保険を選ぶ際の参考にしてみてください。
犬がかかりやすい病気や平均寿命
最近は医療技術が進歩したこともあり、ペットの寿命も伸びています。
かかりやすい病気だけでなく寿命を知っておくことで、生涯の保険料がどのくらいかかるのかの参考にすることができます。
人気の犬種の寿命や、かかりやすい病気を表にまとめましたのでご確認ください。
犬種 | 寿命 | かかりやすい病気 |
---|---|---|
トイプードル | 15〜16歳 | 緑内障 外耳炎 膝蓋骨脱臼(パテラ) |
チワワ | 13〜14歳 | 膝蓋骨脱臼(パテラ) 尿路結石症 |
柴犬 | 14〜15歳 | 白内障 アトピー性皮膚炎 |
フレンチブルドッグ | 13〜14歳 | 鼻腔狭窄 口蓋裂 |
ゴールデンレトリーバー | 12〜13歳 | 股関節形成不全 胃捻転 |
上記の表からわかるように、犬は大型になればなるほど寿命が短くなる傾向があります。
また、犬種にかかわらずヘルニアや虫歯、がんはかかりやすい病気であるため日頃から注意が必要です。
一度かかると長期的な通院や高額な手術が必要になるケースも多く、もしもの時のことを考えると「ペット保険」に加入しておくことがおすすめです。
猫がかかりやすい病気や平均寿命
猫種 | 寿命 | かかりやすい病気 |
---|---|---|
スコティッシュフォールド | 10~13歳 | 骨軟骨異形成症 膝蓋骨脱臼(パテラ) 眼瞼内反症 外耳炎 |
アメリカンショートヘア | 12~13歳 | 糖尿病 肥満による関節疾患 |
マンチカン | 11~13歳 | 椎間板ヘルニア 毛球症 外耳炎 |
ロシアンブルー | 10~13歳 | 糖尿病 肥満による関節疾患 尿結石 |
ノルウェージャンフォレストキャット | 11~14歳 | グリコーゲン貯蔵症 糖尿病 毛球症 |
ハムスターなどの小動物におすすめのペット保険をご紹介!
心臓病に対する投薬はペット保険によって補償されない場合もある
ペットは高齢になると心臓病を発症する確率が高くなり、発症した場合には完全に治すことはできません。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ16%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険の選び方のワーストランキングとは?
ここまで、ペット保険の選び方のワーストランキングや入ってはいけないペット保険等について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- ペット保険とは、ペットの入院・手術・通院を補償してくれる保険
- ペット保険の選び方のワーストランキング①:終身補償ではない保険に加入
- ペット保険の選び方のワーストランキング②:かかりやすい病気を補償しない保険に加入
- ペット保険の選び方のワーストランキング③:高齢時の保険料を気にせず加入
- ペット保険では高齢時の加入や補償対象外となる事例、補償開始日・待機期間、告知義務違反等に注意する必要がある
以上の内容を詳しく解説してきました。
ペット保険は様々な保険会社が様々な保険・プランを取り扱っているのでなかなか選びづらいですが、この記事を参考にパッと見で加入したりせず、しっかり補償内容や保険料等を検討して加入して頂けたら幸いです。
MOFFMEのペット保険の一括比較サービスもぜひご利用ください。