犬はそら豆を食べていいのでしょうか?犬にそら豆を与えても大丈夫ですが、食べ過ぎやアレルギーには注意が必要です。では具体的な与え方や注意点等が気になりますよね。この記事では犬はそら豆を食べられるのかについて、栄養素や与えるメリット、与え方等を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬はそら豆を食べれる?与えるメリットや注意点を解説!
塩茹でや豆ごはん、鞘のまま焼いたりと調理方法も簡単でお酒のおつまにピッタリなそら豆ですが、犬に与えても良い食材なのでしょうか。
犬が欲しがる顔をすると、つい与えたくなりますよね。
そこで今回の「MOFFME」では
- 犬はそら豆を食べても大丈夫
- どんな特徴があるのか
- 含まれている栄養素
- 与える量
- 与える際の注意点
- レシピ3種類
犬がそら豆を食べるのは大丈夫?与えるメリットや栄養素も解説!
6大大豆(大豆・落花生・いんげん・えんどう・ひよこ豆)と呼ばれていて、日本以外にもたくさんの国で食べられている食材なんです。
ホクホクとして美味しい食材ですが、犬が食べるには何かメリットがあるのでしょうか。また、そもそも犬が食べても良い食材なのか、といった疑問を解決します。
ここでは
- そら豆を食べても問題なし
- そら豆とはどんな豆
- 与えるメリット
- 含まれる栄養素
犬はそら豆を食べられる!そもそもそら豆とはどんな豆?
そら豆を食べても、特に問題ありません。地中海沿岸部が原産国だといわれています。なんと農作物の中では、世界最古の作物と呼ばれています。
鞘の部分が空へと向かってつくので、空をむいた豆=そら豆と呼ばれる様になりました。4月~6月が旬の食材です。
茹でたり、焼いたりして食されます。また、加工品として豆を乾燥させ、甘納豆や豆菓子などにも使用されます。
次に、そら豆の選び方を紹介します。
選び方のポイント
- 鞘の色がはっきりした緑色
- 鞘から見ても、豆の大きさがしっかり揃っている
- ハリがある
- ツヤがある
- 表面の産毛がある
犬にそら豆を与えるメリットとは?含まれる栄養も解説!
タンパク質、カルシウムやカリウムが含まれていて、手作りでご飯を作る飼い主さんに使用して貰いた食材です。
また、ドックフードのトッピングとしても使用出来るので、最近餌の食いつきが悪い、なんて時にも使用できます。
- タンパク質
- カルシウム
- カリウム
犬にどうやってそら豆を与える?与え方・量や注意点を徹底解説
栄養がたくさん含まれていますが、与え方や与える量には注意が必要になる食材です。また、人間が食べる時と調理の仕方にはどんな違いがあるのでしょうか。
ここからは
- 柔らかくなるまで火を通して与える
- 皮や鞘は取り除く
- 適切な量
- 豆アレルギーに注意
- 与え過ぎは腎臓病の危険
そら豆の食べ方とは?加熱して皮・鞘は取り除いて与えよう
消化不良の原因となってしまい、下痢や嘔吐を起こす可能性がある為、必ず加熱して与えるようにして下さい。柔らかくなるまでしっかり火を通して下さい。
また、皮や鞘には食物繊維が含まれています。食物繊維はお通じなどに良いとされていますが、犬にとっては消化しにくい物となる為、丁寧に取り除き豆だけを与えて下さい。
どうしても栄養素を余すことなく与えたいとお考えの飼い主さんは、皮や鞘はかなり細かく刻みきちんと火を通す様にして下さい。
また、嚙み砕くことが苦手で丸まる飲み込んでしまうので、喉に詰まらない様に豆も食べやすい大きさにしてから与えて下さい。
人間が食べる際には塩ゆでがポピュラーですが、犬には塩分過多となってしまうので、味付けはせずに茹でるだけにしましょう。
犬に与えるそら豆の適量はどれくらい?
100g当たり100kcal程ある為、与え過ぎると肥満になる恐れがあります。愛犬が好んで食べるからと、多く食べさせ過ぎない様に気を付けましょう。
体重別の与える量
- 小型犬(5㎏程) 豆1粒
- 中型犬(10㎏程) 豆2粒
- 大型犬(20㎏程) 豆3粒~4粒
また普段与えているドックフードなどのカロリーも計算し、1日に与える適したカロリーの10%以内に抑えるようにして下さい。
北アフリカなどでは、そら豆中毒という中毒症状が知られています。
日本ではほとんど報告されていない様ですが、遺伝的な関係や、主食として扱っている場合には食生活が要因となっている可能性が指摘されています。
この様な中毒も存在する為、念の為にも与える量はトッピング程度にするのが良いでしょう。
犬にそら豆を与える際の注意点は?アレルギー・腎臓病等に注意!
豆を食べるとアレルギーを発症する犬もいます。愛犬が豆アレルギーでないか、初めて与える場合には特に注意して観察する必要があります。
アレルギー症状
- 嘔吐
- 下痢
- 痒み
- 充血
- 体重減少
- 水をたくさん飲む
- おしっこの回数が多い
- 下痢
- 嘔吐
そら豆を使った犬用ご飯の簡単レシピを紹介!
簡単に作れるご飯レシピを3つ紹介します。
材料
- そら豆
- とりのささみ
- 大根
- 人参
- ご飯
- 水
- ささみ、野菜を食べやすい大きさに切る
- そら豆を柔らかくなるまで茹で、4等分程に切る
- ささみ・野菜を鍋に入れ、柔らかくなるまで煮込む
- ささみ・野菜に火が通れば、ご飯を入れ弱火で煮込む
- 雑炊をお皿に盛り最後にそら豆をのせる
- そら豆
- 無調整豆乳(アレルギーには注意が必要です)
- 柔らかくなるまでそら豆を茹でる
- 火が通れば、マッシャーなどで潰す
- 潰したそら豆と豆乳を混ぜ合わせる
- ささみ
- じゃがいも
- そら豆
- 人参
- プレーンヨーグルト
- ささみ・野菜・そら豆を食べやすい大きさに切る
- ささみ・野菜・そら豆が柔らかくなるまで火を通す
- じゃがいもだけマッシャーなどで潰す
- 全てボールに入れヨーグルトと混ぜ合わせる
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まとめ:犬はそら豆を食べられる!
今回はそら豆を食べても良いのかを中心に記事をまとめました。
主な内容は
- そら豆を食べても大丈夫
- 世界最古の作物と呼ばれ、色々な国でも食べられている
- タンパク質・カルシウム・カリウムなどの栄養素が含まれている
- 消化不良の原因となる為、必ず豆が柔らかくなるまで火を通すこと、鞘や皮は与えない
- 塩分過多になるので塩茹ではしない
- 与え過ぎには気を付ける
- アレルギーでは嘔吐や下痢の症状が出る
- リンが多く含まれているので腎臓病には要注意
- そら豆を使った3つのレシピ