猫が枝豆を食べるのは大丈夫なんでしょうか?猫は枝豆を食べられますが、食べ過ぎは消化不良の原因となるので注意が必要です。では適切な与え方や量、与える際の注意点が気になりますよね。この記事では猫と枝豆について、食べられるのか、含まれる栄養素、与え方等を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫は枝豆を食べられる?枝豆が好きな猫でも食べ過ぎには注意!
枝豆は、食事だけでなくお弁当やおつまみなど出番の多い野菜ですよね。
そのため「気づいたら食べていた」「寄ってきたからあげちゃった」といった経験がある方も多いのではないでしょうか。
もし、少量だしさほど影響はないだろうと適当な判断で与えているなら注意が必要です。
というのも、与えると危険な野菜もあるためです。
今回「MOFFME」では、猫が枝豆を食べてもいいのかという点を解説していきます。
- 食の可否と栄養素について
- 与え方と与える際の注意点
- 安心して与えられる野菜とは
- 猫が加入できるペット保険
猫が枝豆を食べても大丈夫?含まれる栄養素についても解説!
「勝手に食べてしまった」「ついついあげてしまった」といったケースは、飼い主のミスや甘やかしですよね。
食べてもいいのか食べてはいけないのか正しい判断ができていれば何も心配することはありませんが、無知識のまま与えているなら恐ろしいことです。
もし痙攣をおこしたり中毒症状がでたら大変です。
疑問点を解決し、枝豆による影響についてみておきましょう。
- 枝豆を与えても大丈夫なのか
- 含まれる栄養素と猫への影響について
猫が枝豆を食べても大丈夫!
結論から言えば、食べても問題はありません。
調理中に落としてしまった枝豆を持ち去って食べていても、1粒あげてしまっても猫の体調が危険な状態に陥ることはありません。
では、味を占めてさらに欲しがってきた場合はどう対処したらよいでしょうか。
催促してきた場合も、食べさせても構いません。
1粒2粒だったら大丈夫というわけでもなく、与える際の注意点さえ守れば主食に加えたり主役としておやつに与えることも可能です。
猫が枝豆を食べるメリットとは?含まれる栄養素を紹介!
枝豆は食べさせても大丈夫な野菜であり、積極的に食事やおやつに取り入れてもいい野菜でもあります。
おすすめする理由は、含まれている栄養素にあります。
小さな豆粒なのですが、中には
- たんぱく質
- 炭水化物
- 鉄分
- 食物繊維
- ビタミンB1、B2、C、E
- カリウム
など魅力的な栄養素が多く含まれています。
そして、これらの栄養素を摂ることに見逃せないメリットがあるのです。
- たんぱく質は重要なエネルギー源になる
- 鉄分には口臭や排泄物のニオイ軽減や毛艶の改善が期待できる
- 食物繊維は便秘や毛球症の予防におすすめ
- ビタミン群は体内の生理的な働きで必要な栄養素
- カリウムは必要不可欠な栄養素であり、利尿作用も期待できる
猫に枝豆を与えるには?適切な与え方や注意点を解説!
危険性がなく、食べさせることのメリットが大きいなら、どんどん食事に取り入れてみようかなと考え始めた方も多いのではないでしょうか。
家庭菜園でも育てることができますし、冷凍なら安価な値段で手に入る、私たちの食事のついでに用意できるので、比較的簡単に取り入れられますよね。
ここからは「食べさせる」ことを前提に
- 適切な与え方
- 食べさせた後に注意すべきこと
- 取り除いておくべき部分とは
枝豆の適切な与え方とは?少量ずつ与えよう
与える時はどのような点に注意すべきなのでしょうか。
第一に、枝豆は塩ゆでされているものを用意してはいけません。
塩ゆでされていると塩分を過剰に摂取することとなり、血圧が上昇し腎臓にも大きな負担を与えてしまいます。
食卓に並んだ枝豆は与えないと決めておくと良いでしょう。
与える量の目安は、2~3粒です。ハサミで小さく切ったり、すりつぶしてあげましょう。
過剰摂取にならないよう少量ずつ与えるのがベストです。
注意点①:下痢・嘔吐・痒み等のアレルギー症状に注意!
様々な栄養が摂れて低カロリーというメリットの多い野菜ですが、何の気なしに取り入れてはいけません。
なかには食べることによって体調を崩す子もいます。
例えば、食べさせた後に便が緩くなっていたりえづいている、嘔吐した場合はわかりやすいですね。
以後、与えてはいけませんし、飼い主のミスで口にするようなことがあってもいけません。
また、体を掻く仕草が目立つようならアレルギーが疑われます。
健康を損なわないよう、食べさせた後は様子に変わりがないか注意してあげましょう。
注意点②:与える際は、皮や葉っぱ、さやは与えない様にする
与える際に注意すべき点として、取り除いてあげなければいけない部分があることを覚えておきましょう。
食べさせていいのは枝豆の豆粒のみです。
- 豆粒のまわりについている薄皮
- さや
- 葉っぱ
補足:猫が枝豆を食べてアレルギー症状が出たらどうする?
与えても問題がないかは、1度食べさせてみないことにはわかりませんよね。
どのような症状が出るかわからない中与えることとなるため、初回は次のような情報を残しておくとよいでしょう。
- 量や与え方
- いつ、何時ごろ食べさせたか
- 何と一緒に食べさせたか
枝豆以外にも与えて良い野菜は?猫が食べていいものを紹介!
猫に食べさせてもいい野菜は、思いのほかたくさんあります。
種類を把握しておくことで、食事を作るついでに食事にプラスする副食やおやつ分を取り分けてあげられますよね。
食べてもよい野菜をいくつか取り上げて紹介します。
生でもよい野菜は、
- きゅうり
- トマト
- レタス
- キャベツ
- 水菜
- だいこん
茹でる必要がある野菜は、
- かぼちゃ
- さつまいも
- にんじん
- じゃがいも
- ブロッコリー
- とうもろこし
- 白菜
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:猫は枝豆を食べても大丈夫!
今回は猫が枝豆を食べてもいいのかという疑問点に注目し、解説してきました。
改めてポイントを取り上げておくと、
- 猫に食べさせても大丈夫
- 栄養素が多く含まれているため取り入れたい野菜の1つ
- 栄養素がもたらすメリットが魅力的
- 与える時は少量ずつにする
- 下痢や嘔吐、アレルギーには注意する
- うす皮やさや、葉っぱは与えてはいけない
- アレルギーが疑われる場合はペット病院へ連れていく
- 与えてもいい野菜が多く、副食やおやつにおすすめ