猫がメロンを食べるのは大丈夫かご存知ですか?与えても問題ありませんが、アレルギーや食べ過ぎ、種・皮には注意する必要があります。では適切な与え方・量が気になりますよね。この記事では猫とメロンについて、与えるメリットや注意点、食べられないものを解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫はメロンを食べても大丈夫?適切な与え方や注意点を解説!
突然ですが、みなさんは猫にメロンを与えた事はありますか?
夏に家族でメロンを食べている時、メロンの甘くていい香りに釣られて、近くで猫が羨ましそうに見つめてくる時がありますよね。
出来る事なら与えたいけれど、本当に与えても問題はないのでしょうか?
食べさせてみたいけど、与え方や量が分からないし、猫にの体に何かあったら怖いので、あげる勇気はないという飼い主もいるのではないでしょうか。
今回「MOFFME」では、
- 猫がメロンを食べても大丈夫!含まれる栄養素やメリット
- 猫にメロンを与える方法や注意点
- メロン以外に食べられる果物
猫がメロンを食べても大丈夫!含まれる栄養素やメリットを解説!
結論から言うと、猫はメロンを食べても大丈夫です。猫が欲しがる様であれば、一度食べさせてみましょう。
メロンには沢山の栄養素が含まれているので、猫がメロンを食べる事で様々なメリットがあります。
ですが、メロンの栄養素とは一体何でしょうか?
猫がメロンを食べる事で、体にどのような影響があるのかを理解しましょう。
この項では、
- メロンに含まれる栄養素とは?
- 猫にメロンを与えるメリットとは?
メロンに含まれる栄養素とは?
メロンは瓜科の植物で役87%は水で出来ていて、スイカやかぼちゃ、きゅうりなどと同じ植物で、メロンの主成分は糖分です。
なので夏場の暑い日には水分補給として与える事で、熱中症予防や夏バテ防止にもなります。
メロンの他の成分には食物繊維やビタミンB6、ビタミンA、ビタミンC、葉酸、カリウムなどの多くの栄養成分が含まれています。
これらは、免疫力を高める作用があるので、癌などの病気を予防してくれる効果があり、疲労回復にも効果的な食べ物です。
また、ベーターカロチンという抗酸化作用も含まれているので、老化防止に繋がり、猫の毛並みや毛の艶を良くしてくれます。
猫の代謝を良くしてくれるので、ダイエットにも効果的ですが糖分が多く含まれているので、食べすぎてしまうのは禁物です。
またカリウムには利尿作用があるので排尿が増える事で老廃物を排出してくれる効果もあります。
なので、メロンは猫に安心して与える事ができる食べ物と言う事が分かります。
猫にメロンを与えるメリットとは?
メロンには沢山の栄養素があるので、猫がメロンを食べる事によって、様々なメリットがある事が分かりました。
また、夏の暑い日には汗を沢山かくので、不足しがちな水分やカリウムを効率良く体内に取り入れる事が出来ます。
メロンはスポーツドリンクと同じ成分が含まれており、猫に必要な水分や栄養素が効率的に摂取できるので、熱中症などを予防できるというメリットがあります。
更にメロンは、猫がなりやすいと言われている膀胱炎の予防にも効果的です。
メロンに含まれるカリウム成分は、肝臓の働きを良くし、水分の代謝をスムーズに促す効果があります。
それによって、利尿効果を高め、尿と一緒に老廃物を排出する事により、膀胱炎や腎炎を予防してくれる作用があります。
また、メロンの主成分は糖質ですが、他の果物と比べると糖分は少ないので、気軽に与える事が出来るのも、メリットと言えるでしょう。
メロンに含まれる成分を理解すると、猫の体にメリットのある果物という事が分かります。
猫にメロンをどうやって与える?与え方や注意点について解説!
猫がメロンを食べる事で、様々なメリットがあるという事が分かりました。メロンが猫の体に良い物なら、沢山食べさせたいと思ってしまいますよね。
ですが、猫にメロンを与える際には、注意しなければいけない事があります。
与え方を間違えてしまうと、猫の体調を悪くしてしまう事になりかねません。
この項では
- 猫にメロンはどうやって与える?
- 猫にメロンを与える際の注意点は?アレルギーや食べ過ぎに注意!
猫にメロンはどうやって与える?少量をおやつ程度に与えよう
上記でもお伝えしましたが、メロンの主成分は糖分でできています。なので、水分が豊富だからといって、食べ過ぎてしまうと、猫は肥満の原因になってしまいます。
メロンを与える際には、おやつとして少量を与えるようにしましょう。
猫にメロンを与える適量は、猫の体重が4キログラムに対して、メロン大さじ1杯程度で十分です。
栄養成分が豊富だからといって、与えすぎてしまうと下痢などの原因になりかねませんので、他のおやつと同様に、与えすぎには注意が必要です。
また、メロンを与える時にはメロンの種はそのまま食べる事が出来ます。ですが、皮は硬くて飲み込めません。
猫が誤って飲み込んでしまうと、胃の中を傷付けてしまう恐れがあるので、与える際には、皮は取り除いて食べさせる様にしましょう。
人間と同様に、冷蔵庫で冷やしたメロンは、猫のお腹が冷えてしまい、下痢や腹痛の原因になってしまうので、なるべく常温に近い温度で、食べさせるようにして下さい。
猫にメロンを与える際の注意点は?アレルギーや食べ過ぎに注意!
猫にとってメロンは健康にも効果的な食べ物ですが、与える際には注意しなければいけない事がいくつかあります。
メロンにはアレルゲン成分が含まれているので、アレルギー反応が出ると、猫はかゆみや下痢などの症状が出る場合があります。
猫に初めてメロンを食べさせる際には、極少量のみを与えて、その後は近くで体調に変化が無いか確認が必要です。
万が一、アレルギー反応が出てしまった場合には、症状を把握し、速やかに動物病院で見て貰う事をお勧めします。
また、メロンは果物の中でも糖分を多く含んでいるので、食べさせ過ぎてしまうと、肥満の原因になってしまうので注意が必要です。
猫が肥満になってしまうと、肝臓・泌尿器系の病気になってしまう恐れがあります。
なので、猫の健康の為にメロンを与えても、与え過ぎると逆効果となってしまいます。
メロンを与える際には薄く切って与えたり、潰して舐めれる様に工夫して少量だけを与える様にしましょう。
補足:メロンパンやメロンアイス等の加工品は与えてはダメ!
同じメロンでも、メロンぱんやメロンアイスなどの加工品は猫には決して与えてはダメです。メロンぱんやメロンアイスは、同じメロンでもメロンの栄養素は含まれていません。
パンやアイスなどは、糖分をや塩分などを多く含まれています。肉食の猫の体には決して良くないので、与えてはいけません。
当然ですが、これらは人間用に加工された物なので、猫が食べると体に悪影響を起こします。
猫が食べる事で、下痢や嘔吐などを引き起こしてしまう可能性があり、パンに含まれる成分には、アレルギーや中毒を起こす事があり、大変危険ですので、絶対に与えてはダメなのです。
また、アイスなどは、冷たく糖分がかなり多いので、猫の体に大きな負担を与えてしまう事が分かります。
メロン以外に猫が食べられる果物はどんなものがある?
メロン以外にも、猫が食べても大丈夫な果物があります。
スイカは果肉の殆どが水分なので、大匙一杯程度の少量であれば与えても問題はないでしょう。
ただしスイカにはカリウムが多く含まれているので、肝臓系の病気がある猫には与えない様にしましょう。
またスイカの種は、メロンと違い消化が出来ないので、与える際には種を取り除いで与えて下さい。
また、りんごも少量であれば与えても問題はありません。りんごには腸内を整える成分が含まれています。
ですが、りんごは糖分が多いので与えすぎには注意が必要です。
他にも、梨やいちご、桃なども、少量であれば与える事は可能です。ただし、果物を与える際には細かくするか、ペースト状にして、喉を詰まらせる事の無い様にして下さい。
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まとめ:猫がメロンを食べるのは大丈夫!
ここまで、猫がメロンを食べる事について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- 猫がメロンを食べても大丈夫!含まれる栄養素やメリット
- 猫にメロンを与える方法や注意点
- メロン以外に食べられる果物