注目記事:バーニーズ・マウンテン・ドッグのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
バーニーズマウンテンドッグの標準体重をご存知ですか?オス・メスでも異なりますが、愛犬が平均よりも大きい・小さいかは飼い主さんなら気になりますよね。また子犬から成犬への成長スピードはどれくらいでしょうか。この記事ではバーニーズマウンテンドッグの体重を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるバーニーズマウンテンドッグの適正体重はどれくらい?
バーニーズマウンテンドッグは、家庭犬として人気のある大型犬です。
大きくどっしりとした身体と美しく長い毛並みをもつこの犬種の適正体重はどのくらいなのか、気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回「MOFFME」では以下の項目について取り上げ、わかりやすく解説しています。
- この犬種の特徴や寿命・子犬の価格
- 基本的な性格やオス・メスの性格の性差
- 成犬の適正体重と子犬期の体重の増え方
- 適切な食事と運動のさせ方・しつけについて
- かかりやすい病気とペット保険に入るべきかどうか
バーニーズマウンテンドッグってどんな犬?特徴や性格等を解説!
存在感のある大きな体と黒く綺麗な毛並み、優しい顔立ちが特徴のバーニーズマウンテンドッグは、家庭犬としても人気があります。
この犬種を、ぜひとも家族の一員に迎えたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、ここではバーニーズマウンテンドッグについて知っておきたい特徴や魅力を紹介しています。
この犬種について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
- この犬種の原産国や使役犬としての役割
- 寿命や子犬の価格
- 性格の特徴やオス・メスの性格の差
バーニーズマウンテンドッグはどんな犬?特徴や寿命、価格とは
バーニーズマウンテンドッグはスイス原産の大型犬で、かつては牽引き犬として活躍していました。
ローマ帝国がスイスを侵略していたころに、ローマン・マスティフと複数の牧畜犬を組み合わせ、生み出されたとされています。
非常に古い歴史を持つバーニーズマウンテンドッグですが、犬種としてその名が登録されたのは1908年、日本のジャパンケネルクラブ(JKC)に登録されたのは1987年のことです。
それ以降わが国でも家庭犬として愛される存在となりました。
非常に頑丈などっしりした体つきと愛らしい垂れ耳、美しく長い光沢のある毛並みがこの犬種の特徴です。
色は黒をベースにした毛色に、白や赤茶色のマーキングが見られる「トライカラー」が主流となっています。
ペットショップでの流通は少ないので、子犬を迎え入れる際には主にブリーダーから35~50万円の相場で譲り受けることになります。
バーニーズマウンテンドッグの性格を解説!オス・メスで違う?
バーニーズマウンテンドッグは、大きな体でありながらも優しくて温厚な性格をした犬種です。
献身的で従順な一面も持ち合わせており、飼い主にはよくなつき愛情をもって接してくれます。
洞察力にも長けているため、飼い主さんの気持ちを察して動くことも上手な犬です。
しかし中には興奮しやすく暴走し始めると止まらない、エネルギッシュな子もいます。
子犬を選ぶ際には慎重になり、自分の生活環境や性格に合った子を見極めるようにしましょう。
バーニーズマウンテンドッグは、性格に性差は見られにくい犬種だとされています。
体格以外に差はないため、あなたが気に入った性格の子を選ぶようにしてください。
バーニーズマウンテンドッグの適正体重とは?体重推移も紹介!
バーニーズマウンテンドッグは、大型犬に該当する犬種です。
体格が大きく運動を必要とするため、家族に迎える前にどのくらい大きくなるのか、自宅で飼育できるのかをしっかり確認しておきましょう。
ここではバーニーズマウンテンドッグの適正体重について詳しく紹介しています。
この犬種をお迎えしようと考えている方や、愛犬の適正体重を知りたい方はぜひご覧ください。
- この犬種の適正体重
- 成長による体重の増え方と推移、いつまで大きくなるのか
- わかりやすい体型チェックの方法「BSC」を紹介
バーニーズマウンテンドッグの適正体重は?月齢体重の推移も紹介
バーニーズマウンテンドッグの適正体重は、オスが41~54㎏、メスが32~45㎏だといわれています。
基本的にメスよりオスの方が体格が良く、どっしりとした体つきになります。
この犬種は生後半年まで体重の増え方が顕著であり、その後はゆっくりと時間をかけて成熟する大型犬特有の成熟形式をとります。
子犬~成犬までの月齢別体重推移は以下の通りとなります。
月齢 | 適正体重(㎏) |
---|---|
2ヶ月 | 9.5 |
3ヶ月 | 14.5 |
4ヶ月 | 20.7 |
5ヶ月 | 25.0 |
6ヶ月 | 32.4 |
1年 | 38.5 |
成犬 | オス41~54㎏ メス32~45㎏ |
バーニーズマウンテンドッグは体重や体格の個体差が大きい犬種であり、適正体重より小柄や大柄であっても健康に問題がない子も数多くいます。
中には体格が非常に大きく、体重56㎏を超えるとても大柄な子もいるようです。
適正体重は、あくまでも目安です。
あなたの飼っている愛犬の体格が気になる方は、獣医さんに相談したりBCSを利用するしたりして、その子の体格の良し悪しを見極めてあげましょう。
バーニーズマウンテンドッグの体型チェック方法は?BCSを解説
愛犬の体型チェックには、BCS(ボディ・コンディション・スコア)を用いると良いでしょう。
これは人間でいうBMIに該当するもので、犬の体を見たり触ったりして5段階で評価するといったものです。
チェックするポイントは以下の通りです。
- 横から見たウエストのくびれ具合は程よいか
- ウエストを触った際のくびれ具合は適切か
- 上から見た腰回りにしっかりとくびれがあるか
- 腰を上から触った際に腰骨は確認できるか
- わき腹を触った際にあばらが確認できるか
BCS(体型) | 確認方法 |
---|---|
1(痩せ型) | あばらや腰骨、骨盤がはっきり目視・触診できる
触っても脂肪が確認できない 腰の括れや腹部の吊りあがりが顕著 |
2(痩せ気味) | あばらと腰のくびれがはっきりと目視で確認できる
腹部の吊りあがりがはっきりわかる |
3(理想体型) | 触れて確認できる程度の適度な脂肪がある 肋骨は触診のみで確認可能 上から見たときに肋骨の後ろに腰のくびれがある 腹部の吊りあがりは横から見たときにわかる程度 |
4(太り気味) | 脂肪がやや多いが肋骨は触って確認可能
上から見たときの腰のくびれは少ない 横から見たときの腹部の吊りあがりは多少みられる |
5(肥満体系) | 脂肪に覆われた肋骨は触診で確認できない
腰やしっぽの根元にまで脂肪がついている 腰のくびれや腹部の吊りあがりは見られない |
バーニーズマウンテンドッグの体重管理方法は?注意点も解説!
バーニーズマウンテンドッグは、とてもパワフルで食欲も旺盛な犬種です。
「たくさん食べて、たくさん遊ぶ」という言葉がぴったりといえるほど、長時間疲れずに外を走り回り、たくさんのご飯を食べます。
しかしこの犬種は肥満にもなりやすく、飼育の際にはしっかりとした体重管理が必要になります。
ここではこの犬種が必要とするライフスタイルはどのようなものなのかを、食事と運動、しつけにスポットを当てて詳しく解説しています。
- 1日に必要とする食事量
- 1日に必要とする運動量
- この犬種におけるしつけの重要性について
バーニーズマウンテンドッグの体重管理は?食事・運動管理が大切
バーニーズマウンテンドッグは活発な犬種なので、少なくとも1日に1~2時間の散歩をしてあげるのがおすすめです。
特にこの犬種の子犬や若犬は、1日中遊んでいるのではないかといえるほど活発に動き回ります。
引っ張り遊びを好むので、散歩以外の時間にもたくさん遊んであげましょう。
この犬種に必要な給餌量は、以下の通りです。
ライフステージ | フードの量 | フードの種類 | 給餌回数 |
---|---|---|---|
子犬(生後2~6ヶ月) | 600g | パピーフード | 3~4回 |
若犬(生後6ヶ月~2歳) | 600g | 栄養価の高いフード | 3回 |
成犬(2~4歳) | 450g | 成犬用フード | 3回 |
シニア(4歳以降) | 450g | シニアフード | 3~4回 |
バーニーズマウンテンドッグは食欲が旺盛で、平均して1日450gのご飯を食べる大食漢です。
特に子犬や若犬のうちはたくさん食べて大きくなりますので、栄養価の高いパピーフードやドッグフードを与えるようにしましょう。
また、他の大型犬と比較してこの犬種は早くシニア期を迎えますので、4歳~5歳ごろを境に、シニアフードへの切り替えを行うようにしてあげてください。
バーニーズマウンテンドッグは特にしつけに注意!
バーニーズマウンテンドッグは、オス・メス問わずとても体が大きな犬種です。
原産国のスイスではかつて牽引き犬として大活躍していた犬種でもあるので、非常に力が強い犬でもあります。
特に物を引っ張る力は相当なもので、しつけをちゃんとしていないと散歩のときに飼い主を引きずったり、ありあまるパワーで事故を起こしてしまったりします。
これを防ぐためには、子犬の頃からしっかりとしたしつけをしておきましょう。
幸いにも、バーニーズマウンテンドッグは訓練性に優れた犬種として知られています。
しつけの飲み込みも早く、飼い主にも従順な個体が多いため若いうちにしつけておけば、引っ張り癖による不幸な事故をしっかりと防止することが可能です。
バーニーズマウンテンドッグにはかかりやすい病気があるので注意
バーニーズマウンテンドッグは、大型犬の中でも特に病気にかかりやすい犬種であり、緊急性の高い疾患や慢性的な病気に悩まされることも珍しくありません。
ここでは、この犬種がかかりやすい病気について詳しく解説しています。
- かかりやすい病気の種類
- ペット保険に加入する必要性
バーニーズマウンテンドッグが特にかかりやすいのは、遺伝病や悪性のガン、胃や腸の病気です。
バーニーズマウンテンドッグのかかりやすい病気とは?
バーニーズマウンテンドッグは、進行性網膜萎縮や股関節形成不全などの遺伝性疾患を発症しやすい犬種です。
いずれも若いうちに発症する疾患であり、予防法は遺伝子ツリーの管理以外にありません。
この犬種を飼う際には、その子犬の家系図をしっかりと見て遺伝病の有無を確認しておきましょう。
組織球腫という悪性のガンにかかりやすいのも、この犬種の特徴です。腫瘍が小さいうちは手術で治療可能なので、早期発見・治療ができるように心がけましょう。
この犬種がかかりやすい緊急性の高い病気としては、胃や腸にガスが貯まる鼓腸や、胃がねじれる胃捻転が挙げられます。
これらはフードのドカ食いや食後すぐの運動により引き起こされやすいので、食事を小分けにし食後すぐの運動を控えることによって予防ができます。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ16%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:バーニーズマウンテンドッグの適正体重・大きさとは?
いかがだったでしょうか。
この記事では
- バーニーズマウンテンドッグの特徴や歴史・寿命・性格
- 適正体重と体型チェックの方法
- 食事や運動による体重管理の方法としつけについて
- かかりやすい病気