内容をまとめると
- ジャックラッセルテリアは狩猟犬として誕生した犬種!
- 成犬時の適正体重は4〜6kgほど
- 痩せすぎ・太り過ぎは病気をしたり、健康に害を及ぼす可能性があるため、体重管理を徹底しよう
- ジャックラッセルテリアの治療費用は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ!
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ジャックラッセルテリアの標準体重はどれくらいでしょうか?愛犬の大きさが平均よりも大きい・小さいのかは気になりますよね。また子犬から成犬までの成長スピードはどれくらいでしょうか。この記事ではジャックラッセルテリアの体重について、適正体重や管理方法を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるジャックラッセルテリアの適正体重はどれくらい?
ジャックラッセルテリアをお迎えしたいけど、どれくらいの大きさなの?
これからお迎えされる方には気になる疑問だと思います。
また、うちの子は適正体重なのか、肥満じゃないか……
すでに、飼育されている方も注意したいポイントです。
そこで今回「MOFFME」では「ジャックラッセルテリア」について
- 特徴や性格などの基本情報
- 適正体重と体型チェック法
- 肥満・痩せすぎの予防法
- かかりやすい病気とジャックラッセルテリアのペット保険
を解説します!
この記事を読めば、ジャックラッセルテリアが、どんな犬なのか基本的な事がわかります。
また、適正体重や肥満・痩せすぎを防ぐための方法を知ることで、体型の管理が出来るようになり、愛犬を健康に保つ手助けになるでしょう。
さらに、かかりやすい病気とペット保険の知識をつけれるので、万が一に備えられますので、ぜひ最後まで目を通して下さい。
MOFFMEでは、他にも「ジャックラッセルテリアのペット保険ランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
そもそもジャックラッセルテリアはどんな犬?特徴や性格等を解説
ジャックラッセルテリアの基本情報は下記のとおりです。
- 歴史が古く、狩猟犬として誕生した
- 寿命は他の犬種と比較して長い
- 毛質は3種類ある
- 性格は活発でやんちゃな傾向が強い
- オス・メスでの違いはあまりないと言える
ジャックラッセルテリアはどんな犬?特徴や歴史、寿命等を解説
ジャックラッセルテリアの歴史は古く、19世紀頃と言われています。
イギリスの牧師であるジョン・ラッセルにより、キツネ狩りのお供として品種改良が進められました。
毛質は下記の3種類のタイプがあります。
毛質 | 特徴 |
---|---|
スムース | 短くて固い毛 抜け毛も目立ちます |
ワイヤー | 3~5cmほどの長さの固いくせ毛 抜け毛は少なめ |
ブロークン | スムースとワイヤーの中間の毛質 抜け毛はスムースより少ない物の手入れは必要 |
性格は好奇心が強く遊び好きな性格で、負けん気や気が強い一面もあります。
運動量がとても多い犬種なのでおもちゃで遊んだり散歩をしっかりしましょう。
寿命は13~15歳と他の犬種と比較しても長めです。
先天性の疾患が少ないのが理由としてあげられますが、まったく病気にかからない訳ではないので注意しましょう。
ジャックラッセルテリアの性格を解説!オス・メスで違う?
ジャックラッセルテリアの性格はオス・メスでの違いはあまりありません。
なぜなら、性格の違いはオス・メスよりもその個体のもつ性格がより大きく影響するからです。
人間と同様に女の子でも強気で男勝りな子もいますし、男の子でも大人しく気弱な子もいます。
そもそも、オス・メス以前にジャックラッセルテリアっぽくない性格の個体もいるでしょう。
これらの理由から、性格の違いをオス・メスで分ける意味はあまりないと言えます。
性格をオス・メスで分けるのではなく、1頭ずつ違う子だと認識してあげましょう。
ジャックラッセルテリアの適正体重とは?体型チェック方法も解説
ジャックラッセルテリアは運動量が多く筋肉質なため、一般的な小型犬よりも体重が重くなる傾向があります。
また、月齢による体重の推移は生後6ヶ月までに大きく成長し、その後1歳になるまで緩やかに成長します。
ただし、個体差が生じるので、大切なのは標準体重に近い事ではなく、肥満や痩せ気味かをチェックすることが大切です。
そこで、BCSという人間でいう所のBMIのような測定方法を解説しますので、ぜひ参考にして下さい!
ジャックラッセルテリアの適正体重、月齢別体重推移を解説!
成犬時のジャックラッセルテリアの適正体重は4~6キロ程です。
続いて、月齢別体重の推移は下記の表のとおりです。
月齢 | 体重 |
---|---|
2ヶ月 | 600g~800g |
3ヶ月 | 1kg~1.5kg |
4ヶ月 | 1.5kg~2.1kg |
5ヶ月 | 2kg~2.8kg |
6ヶ月 | 2.5kg~3.6kg |
7ヶ月 | 3kg~4kg |
8ヶ月 | 3.2kg~4.4kg |
9ヶ月 | 3.4kg~4.8kg |
10ヶ月 | 3.6kg~5.2kg |
11ヶ月 | 3.8kg~5.6kg |
12ヶ月 | 4kg~6kg |
ただし、個体差が出てくるので、適正体重よりも小さい個体や大きい個体もいます。
体重で判断するより、その子の骨格に合った適切な脂肪や筋肉量が大切です。
適正体重から体重が大きく離れている子も少なくありません。
特に生後6ヵ月までは成長期なので、体重も500g~800g程増えていきます。
逆に、6ヵ月までにあまり体重が増えないようなら、ご飯の量が少ないです。
最悪の場合は発育不全になっている可能性があるので、獣医師さんに相談してみると良いでしょう。
ジャックラッセルテリアの体型チェック方法は?BCSを解説!
BCSとは「ボディ・コンディション・スコア」の略で、愛犬の肥満や痩せ気味を体重ではなく見た目や触った感触でチェックする基準です。
チャック項目は3項目あり、内容は下記のとおりです。
- 上から見た時の体型
- 横から見た時の胸からお腹にかけてのライン
- 触った時の皮下脂肪の感触
これらをチェックしてから下記の5つに当てはめて測定して下さい。
評価 | 内容 |
---|---|
BCS1 (痩せ) | ひとめで肋骨・背骨・腰骨がわかる。 前足から後ろ足に向かって顕著につり上がっている。 肋骨のまわりを触った時、皮下脂肪がわからない。 |
BCS2 (やや痩せ) | 上から見た時、骨は浮き出ていないが腰のくびれが顕著。 前足から後ろ足に向かう明確なつり上がりがある。 触ると肋骨がすぐわかる。 |
BCS3 (理想) | 上から見た時、腰のくびれがある。 横から見ると、前足から後ろ足に向かうつり上がりがある。 肋骨部分を触ると、皮下脂肪もあり肋骨がわかる。 |
BCS4 (やや肥満) | 上から見た時、腰のくびれが少しだけある。 横から見ると、前足から後ろ足に向かうつり上がりが少しある。 肋骨部分を触ると皮下脂肪が多くついているのがわかるが、肋骨にも触れられる。 |
BCS5 (肥満) | 上から見た時、腰のくびれがない。 横から見ると、前足から後ろ足に向かうつり上がりがない。 皮下脂肪が体全体を覆っていて、触っても肋骨がわからない。 |
ジャックラッセルテリアの肥満・痩せすぎを防ぐには?
ジャックラッセルテリアの体型維持は、他の犬種と比較して気を付ける必要があります。
なぜなら、運動量が多い犬種なので体重の増減が激しいからです。
具体的には食事量と運動量をうまくコントロールしてあげましょう。
食事量は基準と同じかより少し多めで、運動量は多めにしっかり体を動かしてあげるのが理想です。
食事や運動に気を付けてあげないと、肥満や痩せ気味になってします。
では、それぞれ具体的に解説していきます。
食事管理が大切!ジャックラッセルテリアの適切な食事量は?
子犬のうちは特に食事量を気を付けてあげましょう。
なぜなら、運動量が多いので成長に必要な分のエネルギーと、運動に必要な分のエネルギーの両方を満たしてあげる必要があります。
実際にあげる量はドックフードに記載されている量と同じか少し多い位が良いでしょう。
また、子犬の成長期は個体差が大きく出るので、その子に合わせてあげて下さい。
目安として、ウンチの形や量を見るとわかりやすいです。
ご飯の量が多いと柔らかい湿ったうんちになり、逆に少ないと乾燥した硬いうんちになります。
食事回数は成犬で1日2回で大丈夫です。
しかし、子犬のうちは胃袋が小さいので1回の食事で多くの量を食べられません。
なので、1日3回のご飯をあげると良いでしょう。
運動管理も重要!ジャックラッセルテリアに必要な運動量は?
ジャックラッセルテリアは運動量にも気を付けましょう。
なぜなら、元々は狩猟犬で野山を駆け回っていたので、運動量が他の小型犬と比較して多いです。
性格も好奇心が強く遊び好きなので、運動量が少ないとストレスを溜める原因になり、体型も肥満になってしまいます。
適切な運動量は、1回30分~60の散歩を1日2回が良いでしょう。
休みの日にはドックランや広い公園で思いっきり遊んであげると理想的です。
また、雨の日など散歩に行けない日にはおもちゃでしっかり遊んであげましょう。
1日体を動かさないだけでストレス溜めてしまい、いたずらなど問題行動をしてしまう場合があります。
ジャックラッセルテリアは運動量が中型から大型犬並みのなので、しっかり運動させてあげるのが大切です。
ジャックラッセルテリアにはかかりやすい病気があるので注意!
ジャックラッセルテリアは他の犬種と比較すると丈夫な子が多いです。
しかし、かかりやすい病気がないわけではありません。
具体的には下記の病気にかかりやすいです。
- 膝蓋骨脱臼
- マラセチア皮膚炎
- レッグパーセス病
また、運動量が多く好奇心が強い犬種なので、ケガも注意しなければなりません。
なので、ペット保険は必要な犬種だと言えます。
では具体的に解説していきます。
ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気とは?
膝蓋骨脱臼
足を引きずる、足を動かすと痛がるなどの症状が現れます。
具体的には、膝のお皿が外れる症状です。
運動量が多い犬種や筋肉が発達していない子犬に多く見られます。
予防法として、滑りやすい場所を避ける・段差に気を付けると良いでしょう。
▼膝蓋骨脱臼について詳しく知りたい方はこちら
【獣医師監修】犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)とは?原因や症状、治療費を解説
マラセチア皮膚炎
痒み、フケ、抜け毛、ベタつき、独特の臭いなどの症状が現れます。
主な原因は、マラセチア菌というカビの一種です。
特にスムースコートの子や免疫力の少ない子犬に多く見られます。
予防法として、体を清潔に保つのと免疫力を付けるため運動と食事をしっかり
レッグパーセス病
足を引きずる、足を動かすと痛がるなどの症状が現れます。
大腿骨の壊死が原因です。
小型犬で1歳未満の最長期に多く見られます。
原因は不明ですが、遺伝てきなものが関わっている可能性が高いとされています。
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ジャックラッセルテリアのペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ジャックラッセルテリアの適正体重はどれくらい?
いかがだったでしょうか?
この記事では「ジャックラッセルテリア」の
- 特徴や性格などの基本情報
- 適正体重と体型チェック法
- 肥満・痩せすぎの予防法
- かかりやすい病気とペット保険
について解説しました
ジャックラッセルテリアは歴史も古く、昔から愛されてきた犬種です。
平均体重は4~6kgの小型犬ですが、運動量が多く中型から大型犬と同じくらいの運動量が必要です。
また、狩猟犬としての歴史があるので、性格は好奇心が強く遊び好きな子や、負けん気や気が強い一面もあります。
なので、運動をしっかりさせることで、ストレスの解消や肥満の解消になります。
また、食事量にも気を付けてあげましょう。
運動量が多いのでドックフードに表示されている量と同じか、少し多めにあげると良いでしょう。