注目記事:セント・バーナードのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
セントバーナードの標準・平均体重はどれくらいでしょうか。オス・メスで少し異なりますが、非常に大きいことが特徴の犬種ですので、その大きさ・体長や子犬から成犬までの成長スピードが気になりますよね。この記事ではセントバーナードの体重・飼い方について詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じるセントバーナードの適正体重はどれくらい?肥満を防ぐ方法とは
今回「MOFFME」では、
- セントバーナードの特徴・性格
- セントバーナードの適正体重・体重の推移
- セントバーナードの体重管理方法
そもそもセントバーナードはどんな犬?特徴や性格、寿命を解説!
セントバーナードは大型犬の中でも温厚で優しい性格です。子犬の頃はまんまるでぬいぐるみのようですが、成犬になると大きくなり人間の大人と同じ重さになることもあります。
ここでは、「セントバーナード」について
- 特徴・歴史
- オス・メスの性格
- 寿命
セントバーナードはどんな犬?特徴や歴史、原産国、価格を解説!
セントバーナードの特徴は、大きなたれ耳で、成犬になると人間と同じくらいの重さになる事もあります。性格は大型犬の中でも温厚な性格で親しみやすいでしょう。
歴史は、ローマ帝国のスイス侵攻のときに持ち込まれた軍用犬です。持ち込まれてきたときは、番犬や使役犬として働いていました。17世紀ごろに才能が見いだされ探索犬として改良されます。
セントバーナードが活躍するのは、聖ベルナール僧院というところです。遭難してしまった方の救助を行っていました。3世紀に渡ってたくさんの命を救ったと言われています。
そのため、セントバーナードの犬種名は、聖ベルナール僧院を英語読みしたものになっています。
国際畜犬会議で正式に、スイスの犬種として公式に認定されていて、国犬として国民から愛されています。
セントバーナードの子犬時の販売価格は、15~25万円前後で販売されています。生後3か月を過ぎると販売価格が5~6万円に下がることもあります。
セントバーナードの性格とは?オス・メスで違いはあるのか
セントバーナードの性格は、子犬の時は、やんちゃなことが多いですが、成犬になるとおっとりとして温和で我慢強い性格になります。子どもとも安心して遊ばせられます。
アルプスの救助犬だったので攻撃することも少なく、状況を自分で考えて判断することが出来ます。
良い、悪いを判断することができ、賢く、飼い主に従順なのでしつけもしやすいです。ただ、興奮すると飛びついたりすることがあるので注意が必要です。
オス・メスともにがっちりした体格で、体高と体長のバランスは9:10が理想です。体高はオスは70~90㎝でメスは65~80㎝で、体重は、オス64~82kgで、メスは54~64㎏になります。オスはメスに比べて少し大きいのが特徴です。
セントバーナードの寿命はどれくらい?
犬の大型犬の平均寿命は、10~12年ほどですが、セントバーナードの平均寿命は大型犬の中でも短命で8~10年ほどと言われています。
昔はもう少し短い命でしたが、今は愛犬の健康管理をしたり、ドックフードが改良されたり、医療が進歩して長生きする犬も増えてきています。
愛犬にはいつまでも元気で長生きしてほしいと思うでしょう。愛犬が長生きするには、飼い主が愛犬に対して健康管理をしっかりと行ってあげることが大切になってきます。
セントバーナードの適正体重とは?月齢別体重の推移も紹介!
子犬のときは、他の犬と同じくらいですが、大きくなるとどのくらい大きくなるか気になりますよね。
ここでは、セントバーナードの
- 適正・標準体重
- 月齢体重の推移
セントバーナードの適正・平均体重はどれくらい?
犬は25㎏以上が大型犬と言われています。セントバーナードは大型犬の中でも上位に入るほどの大きさになる犬です。
セントバーナードの適正体重は、50~90㎏が一般的です。人間の成人男性と同じくらいの重さがあります。中には、110㎏を超える犬もいます。また、過去には138㎏になった子もいます。
肥満にならないように運動や食事管理を行ってあげることで足や関節に負担がかかるのを防いでくれます。
セントバーナードの月齢体重の推移を表で詳しく紹介!
セントバーナードは、成犬になると大きくなり、出生時の体重の100倍ほどになる犬もいます。
小型犬は、生まれた時は100g前後で生まれてきますが、大型犬の場合は、700gと小型犬の7倍ほどの大きさで生まれてきます。
その後の体重の推移は、生後9か月になると日本人の成人男性ほどの体重になります。大型犬は1歳を過ぎても成長していく犬もいて2歳ぐらいまでどんどん大きくなっていく犬もいます。
生後2か月の段階で10㎏オーバーすると肥満となり、足や関節に負担がかかるので注意してください。
体重 | 比較 | |
---|---|---|
生後0か月 | 700g | 漫画雑誌 |
生後1か月 | 2.2㎏ | 2リットルペットボトル1本分 |
生後2か月 | 4.8㎏ | スイカMサイズ |
生後3か月 | 8㎏ | お米10㎏より軽い |
生後4か月 | 15㎏ | ビール缶1ケースより軽い |
生後5か月 | 25㎏ | 電動自転車 |
生後6ヶ月 | 35㎏ | ラッコ |
生後7か月 | 42㎏ | 日本人女性の平均より軽め |
生後8か月 | 47㎏ | 中型の冷蔵庫 |
生後9か月 | 50㎏ | 日本人の女性の平均体重 |
セントバーナードの体重管理方法とは?食事量・運動量に注意!
成犬になると体重が成人男性ほどもあるセントバーナードですが、肥満になってしまうと病気のリスクや怪我のリスクが上がってしまいます。
したがって、適切な体重になるように管理していくことが大切です。
ここでは、セントバーナードの
- 食事量
- 運動量
食事量や運動量は犬は管理することができないので、飼い主が管理することが重要になります。適切な食事量、運動量を守ることで、愛犬も健康で元気に過ごすことができます。
セントバーナードの1日の食事量とは?与えすぎには注意!
食事は1日に2~3回が目安になります。成犬で50㎏前後であると1日に必要なカロリーは、1600~1700カロリーです。1日に400gほどの量が必要になってきます。
ドックフードの中にはウェットフードとドライフードがありますが、ウェットフードの方が脂肪分がたくさん含まれているので、ウェットフードよりもドライフードを与える方がいいです。
低脂肪・低カロリー・高タンパク質なものを選びましょう。また栄養面では、関節や骨を丈夫にするためにカルシウムを含むものなども選ぶと良いでしょう。
食事の時は、早食いすると満腹感が得られないので、1回にあげる量をゆっくり与えるのがおすすめです。また、底面がでこぼこしているフードボウルにするなどの工夫もすると良いでしょう。
運動もダイエットには大切!セントバーナードの運動量は?
肥満予防には1日1時間ほどを朝、夕方と2回に分けて散歩をすると良いでしょう。夏は、熱中症を避けるために日中の散歩は避けるようにしましょう。
大型犬は活発に走り回っているイメージがありますが、足や関節に負担がかかりやすいので運動量を必要としない犬種です。
ダイエットのために運動量を増やしたい場合は、ジョギングなどをして運動量を増やすと良いでしょう。肥満になると関節疾患が心配になります。
大型犬であるため、力が強いので引っ張り癖をつけないようにしてください。飼い主より先に歩かせないようにしつけをしっかり行いましょう。
補足:セントバーナードにはかかりやすい病気もあるので注意!
セントバーナードは遺伝性の病気が多いですが、股関節形成不全の素因のある個体が大変多いです。
子犬から成犬になる短期間の間に、急激な体重増加があった場合、股関節や関節に負担がかかりやすくなり、歩行が困難になるなど重症化しやすいです。これは、運動不足による肥満の影響や過度な運動によるものでもあります。適度な運動をさせてください。
セントバーナードは短頭種ではないですが、短頭種に多い軟口蓋過長や気管狭窄症になりやすい傾向もあります。
体重増加によって関節疾患になることは、食事の管理や運動量を増やすことで防ぐことができます。愛犬の健康のためにきちんと管理をしてあげましょう。
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
セントバーナードは、肥満による関節疾患で歩行が困難になることもあります。
愛犬が元気がなかったり、様子がおかしい時には、動物病院で診てもらうことが必要になります。
人間は公的な保険があるので医療費の負担は軽いですが、動物は、公的な保険がないので治療費を全額自己負担しなければなりません。
そこで万が一の時のためにペット保険に加入しておくことをおすすめします。
ペット保険のメリットは
- 医療費を気にせずにしっかりとした治療や手術を受けさせることができる
- 医療費を軽減することができる