パグの適正体重とは?月齢体重の推移や食事管理、ダイエット法を解説のサムネイル画像

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パグの標準・平均体重はどれくらいでしょうか?うちの子が小ぶりなのか、標準的な大きさなのか気になりますよね。ただし肥満は病気の原因にもなりますので注意が必要です。この記事ではパグの体重について、年齢別の適正体重、月齢体重推移、食事管理とダイエット法を解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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パグの適正サイズとは?女の子や大人でも標準体重は違う!

さまざまな種類がいる犬の中でもパグが大好きという飼い主も多いです。


しかし、パグは犬の中でも太りやすい犬種として有名で、望まれるがままにおやつやご飯を与えていると肥満になってしまいます。


そこで今回「MOFFME」では「パグの体重について」

  • 歴史や性格
  • 平均体重
  • 体重の月齢推移
  • 肥満のチェック方法
  • ダイエット方法
以上のことを中心に解説していきます。

パグの「しつけ方」や「平均寿命」について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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パグのしつけ方を徹底解説!コツや噛み癖等の問題行動の対策とは?

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【獣医師監修】パグの寿命や性格・飼育方法は?長生きのコツや病気の予防、保険も解説

そもそもパグはどんな犬?歴史や特徴、性格をそれぞれ解説!


パグは、犬の中でも短頭種と呼ばれる鼻が短いタイプの小型犬です。


鼻ぺちゃと呼ばれる子で、愛くるしい表情が可愛いと長年人気のある犬種でもあります。


紀元前400年の中国に既に存在しており、多くの種類がある中でも歴史のある犬だと言えるでしょう。


詳しい先祖は判明しておらず、ペキニーズという犬種が関わっていると言われています。


短毛のダブルコートで、抜け毛が増える換毛期があります。


垂れ耳と額のシワがあるという見た目も特徴的です。


「遊び好き」「素直」「人懐っこい」などの性格を持っている子が多く、1人暮らしの人でも比較的一緒に暮らしやすい子だと言えるでしょう。


しかし、性格は個体差が出やすい部分でもあるため、全ての子が前述したような性格に当てはまるとは限りません。


そのため、どのような性格の子でも受け入れる覚悟を持っておく必要があります。

パグの適正体重とは?月齢体重の推移や体型チェック方法も紹介

そもそもパグの適正体重とは、どれくらいの大きさなのでしょうか。


愛犬が太っているのか痩せているのかを判断するためにも、平均的な大きさをしっかりと理解しておきましょう。


そこでここでは

  • 平均体重
  • 月齢体重推移
  • 肥満度チェック
以上を中心に解説していきます。

愛犬の健康のために、自分にできることはないかと探している人は、まず知識を深めていきましょう。

またMOFFMEでは、「パグのペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

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パグの適正体重・平均体重とは?オス・メス、子犬・成犬別に紹介

まずは、太りやすい子が多いパグの適正体重を理解する必要があります。


というのも、飼い主さんが「太り過ぎかな?」などと思っていても、実際は標準体型の場合があるからです。


愛犬に無理をさせないためにも、正しい情報を把握しておきましょう。


性別や成長過程に合わせた体重を紹介するため、ぜひ参考にしてください。


パグの成犬時の大きさは以下の通りです。

  • 体高…20~25cm
  • 体重…6.3~8.1kg
オスよりもメスの方が小柄な場合が多いです。

そのため、同じパグでもオスは大きくなりやすく、メスの場合は小さくなりやすいと覚えておきましょう。

子犬の場合は、毎日少しずつ体重が増えていくのが当たり前で食事量を守れば過度に肥満になってしまうことは防げるはずです。

パグの月齢別の体重成長とは?表で詳しく紹介!

子犬の時期は月齢により体重が大きく変化していきます。


そのため、愛犬の体重推移が適正なのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。


そこで次は、子犬時期の体重推移を表で分かりやすく紹介していきます。

月齢体重
生後2か月1.2~1.3kg
生後3ヶ月
2.3kg
生後4か月3.1~3.4kg
生後5ヶ月4.6kg
生後6ヵ月4.6~4.8kg
生後7ヶ月5.9kg
生後8か月6.0~6.2kg
生後9か月6.3kg
生後10か月6.3~6.5kg
生後11ヶ月6.5kg
生後12か月(1歳)6.5~6.7kg

上記の表のように1ヶ月ごとにスクスクと育っていくのです。


もちろん、個体差が大きいため、あくまでも平均的には上記のように体重が増えていくと覚えておきましょう。


体重の増加が少ない場合や多い場合は、ワクチン接種のタイミングで獣医師に相談してみるのがおすすめです。


愛犬の成長スピードに合わせて適切な体重推移が見込めるように飼い主が注意してあげましょう。

パグの肥満はどう判断する?体型チェック方法を解説!

先ほど愛犬の体重推移が気になる場合は、獣医師に相談をすると解説しました。


しかし、ワクチン接種などがないタイミングで急に不安に思ってしまうこともあるでしょう。


そのようなときは、「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」を参考にしてください。

体型基準チェック方法
BCS1:痩せ肋骨や背骨が触らなくともはっきりわかる
BCS2:やや痩せ体を触ると肋骨が簡単にわかる
BCS3:理想的脂肪に覆われながらも肋骨が触れる
BCS4:やや肥満強めに触れなければ肋骨が分からない
BCS5:肥満触っても肋骨の位置が分からない

参考:環境省「飼い主のためのペットフードガイドライン


BCSの基準はパグだけではなく、全ての犬種に使える体型のチェック方法です。


立った状態の愛犬の背中を軽く触って骨の位置が分かるのが理想の状態だと覚えておきましょう。


自宅でも簡単にチェックできる方法の1つのため、不安になったときはぜひ試してみてください。

パグにはどれくらいご飯を与えたらいい?食事量や回数を解説

先ほどは、パグの平均的な大きさなどについて解説しました。


実際に平均的な大きさをキープするためには、食事に注意する必要があります。


そこでここでは

  • 1日の食事量
  • 食事回数
  • 命に関わる食べ物
以上のことを中心に解説していきます。

ご飯は愛犬の体の一部となる重要なものです。

毎日食べるものだからこそ、量や回数について知識を深めていきましょう。

パグにどれくらいご飯を与えたら良い?1日の食事量・回数を解説

生後1ヶ月程度までは、母親の母乳を飲んで育ちます。


その後、離乳食を開始し徐々にカリカリのドライフードを食べるようになるのです。


生後3ヶ月程度から徐々にドライフードに移行し、約1ヶ月で完璧に移行できるように飼い主がサポートしてあげましょう。


生後半年程度までは、1日2~3回にわけて食事を与えます。


子犬の様子を観察しながら1回量を増やし、最終的には1日2回にしましょう。


ご飯の量は与えるご飯の種類によって変動があります。


そのため、購入して与えているご飯のパッケージを確認してください。


確認すれば、体重に対してどの程度の量を1日に与えればいいのかが記載されている場合がほとんどです。


しかし、記載されている量は1回量ではなく1日量の場合が多いため、2回にわけて与える場合は半分量を1回で与えるように注意してください。

パグにご飯を与える際の注意点とは?


犬にご飯を与えるときに、ただ出せばいいというわけではありません。


そこで次は、全ての犬が注意した方がいいことと、パグが注意するべきことを紹介します。


愛犬に安心してご飯を与えるためにも、飼い主がしっかりと注意点を理解しておきましょう。


全ての犬が注意すべきことは、以下の通りです。

  • 原材料や成分のバランスが取れた総合栄養食のご飯を選ぶ
  • 成長段階に合わせたご飯を与える
  • 持病や体型に合わせたご飯を与える
ペット用のご飯は、子犬や成犬、老犬など成長段階に合わせたものが販売されています。

老犬に成犬用のご飯を与えるとカロリーオーバーになり、反対に成犬に老犬用を与えるとカロリー不足になるため、注意しましょう。

パグが注意すべきことは、以下の通りです。
  • 高カロリーのものは避ける
  • 必ず運動をするようにする
  • おやつなどを大量に与えない
パグは太りやすい犬種の1つのため、与えすぎと運動不足に注意しましょう。

補足:犬に与えてはいけない食べ物もあるので注意!

人間が日常的に食べている食材の中には、犬にとって有害となるものが多くあります。


特に有害な食べ物は「ネギ類」と「チョコレート」です。


ネギ類と一言で言っても、以下のようにさまざまなものが当てはまるため注意しましょう。

上記以外にもネギ類に当てはまるものが複数あります。

人間用の食べ物を愛犬に与える場合は、必ず与えていいのか確認する癖を付けましょう。

チョコレートは、使用されているカカオに含まれる「テオブロミン」が有害になります。

カカオが多く含まれるチョコレートを食べてしまった場合、数gでも命に関わる危険性があります。

その他にも、「キシリトール」ぶどうやレーズン」などさまざまな食材が命に関わる可能性があるため、愛犬に与える際は注意してください。

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【獣医師監修】犬がネギを食べたらダメ!中毒症状と食べた際の対処法を解説!

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犬がチョコレートを食べるのは絶対ダメ!致死量や誤食の対処法を解説

パグの体重はどう管理する?2つのダイエット方法を徹底解説

「愛犬が可愛いあまりおやつを与えすぎてしまった」「BCSでチェックをしたら太り過ぎてた…」などという場合もあるでしょう。


愛犬の体型が平均的なものから外れていると知った今こそ、できることがたくさんあります。


そこでここでは

  • ご飯の与え方
  • 運動の仕方
以上のことを中心に解説していきます。

愛犬にダイエットをさせたい、健康に過ごしてほしいなどと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

①:ご飯の与え方(食事量・回数)を見直す

過度な肥満を防ぐためには、食事量を調整しましょう。


1日に2回与えるご飯の他にご褒美としておやつを与えたいときは、以下のように対応するのがおすすめです。

  1. ご飯用のフードの数gをご褒美として与える
  2. おやつを与えた日はご飯の量を減らす
上記のどちらかの対応ができればカロリーオーバーになることを防ぐことができます。

しかし、1日2回の食事では空腹で吐いてしまうため、間食としておやつを与えているという人もいます。

そのような場合は、1日2回ではなく3回にわけてご飯を与えてみてください。

1回量は少なくなりますが、間隔が短くなることで嘔吐を予防することができます。

ご褒美だからと言ってご飯以外のおやつを頻繁に与えていると、カロリーオーバーの日が続き太ると理解しておきましょう。

②:散歩等でしっかり運動させてあげる


パグの体重を管理したいと思ったときに気を付けるべきことは食事だけではありません。


もちろん、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば自然に太ってしまいます。


そのため、毎日適度な運動をさせるようにしましょう。


小型犬のパグは他の犬種と比較してそれほど運動を必要としません。


しかし、以下の散歩量は最低限の目安として守ってあげましょう。

成長段階時間回数
子犬15分程度1日1回
成犬20~30分1日1~2回

パグの中でも散歩が好きな子もいれば、苦手な子もいます。


最低限の距離を散歩した後は、愛犬の様子を観察しながら継続するのか決めてください。


毎日散歩を行うのが理想ですが、天候や予定の関係で散歩ができない場合は、室内で一緒に遊んであげましょう。


1人遊びをさせるよりもボールを使って取ってきてもらうなどの運動を遊びとして取り入れれば、犬も楽しみながら運動ができるでしょう。

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パグの散歩は毎日?パグの散歩の頻度、時間、距離、回数を解説!

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まとめ:パグの平均体重とは?食事管理・ダイエット方法も解説

パグの平均体重や食事などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 平均体高は20~25cm、平均体重は6.3~8.1kg
  • 肥満か気になったらBCSでチェック
  • ダイエットさせるときは、食事量と運動量に注意
でした。

家族の一員として迎えたパグと少しでも長い間一緒に生活するためにも、体重管理を徹底しましょう。

そうすれば、愛犬の健康を守ることに繋がります。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたいペットや保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。