保健所の保護犬を飼う・もらうことはできるのでしょうか?保健所から保護犬をもらうことはできますが、条件や費用があることもあるので注意が必要です。この記事では保健所の保護犬・捨て犬について、里親になる方法や必要な条件・費用、注意点等について詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる保健所の保護犬を飼うには?引き取り方と注意点を徹底解説
- どうやって出会うのか
- 引き取るための条件や費用はどれくらいか
- 飼い方や注意点はあるのか
どうやって保健所の保護犬を探す?保護犬との出会い方を紹介
失われそうになっている命を救いたいと考えているけど、どうやって出会ったらいいのかわからないという人もいると思います。
この章では以下の内容でお話ししていきましょう。
- 保健所や動物愛護センターなどのHPで探す
- ボランティアで里親募集を行ってくれていることもある
都道府県の保健所・動物愛護センターのサイトを見てみよう
新しく家族を探す際には、自分が引き取りに行ける範囲で探すと良いと思います。
そのため、まずは自分の住んでいる都道府県の保健所や地域の動物愛護センターの情報を確認してみるようにしましょう。
インターネットで検索をすれば簡単に保健所などのサイトにアクセスすることができます。
サイトでは、保健所や動物愛護センターの収容状況やどんな犬がいるのかを確認することができますよ。
収容期限なども書かれていることが多いです。
また、SNSなどでも収容状況などを発信していることもありますので、SNSを活用してみるのも良い方法かもしれません。
サイトによっては写真だけでなく、動画も見れることがありますので実際に会った時をイメージしやすいですよね。
動物愛護団体やボランティア、ネットの里親募集もおすすめ
もう一つは動物愛護団体やボランティアさんなどが行っている里親募集や、ネットでの里親募集です。
これらの情報もインターネットを使用して検索することで簡単に調べることができます。
団体やボランティアを行っている人たちによる譲渡会の日程などもサイトから確認することができますので、実際に譲渡会に足を運んでみるのも良いでしょう。
写真や動画で見るのとはまた違った印象を受けるかもしれませんし、素敵な出会いがある可能性もあります。
ネットの里親募集とは、さまざまな事情でペットを飼うことができなくなってしまった人がネット上の掲示板のようなところで新しい飼い主を探しているサイトのことです。
飼い主さんによる性格や飼い方などを詳しく記載してくれていることも多いです。
保健所の保護犬を引き取るには?里親になる条件、費用を解説
引き取りたい犬が見つかったとしても、どうやって引き取ったら良いのかわからないという人も多いでしょう。
ここからは実際に新しく家族として迎えるためにはどのようなことをしなくてはいけないのかについて以下の内容でお話ししていきます。
- 引き取りの条件はたくさんある
- どれくらいのお金がかかるのか
保健所の保護犬の引き取り方とは?条件があることが多いので注意
実際に引き取りたいと思えるような犬が見つかったとしても、そう簡単には引き取ることができません。
それは、引き取られる犬のことをしっかりと考えているからなのです。
保護されている犬たちに苦しい思いや辛い経験を2度とさせないためにも、引き取ってくれる人をしっかりと判断する必要があるのです。
そのため、新しい家族として迎えるにはさまざまな条件を満たしていないといけません。
また、事前に講習なども受けなくてはいけないことが多いです。
講習の内容は飼育の方法やトレーニングの行い方など、飼い主として必要な知識を教えてくれるものになっています。
その他にも不妊手術などをきちんと行うことができるかや、経済的・時間的な余裕があるのかなども条件に入ってきます。
さらにマンションやアパートのペットの飼育に関する条件なども満たしている必要があります。
アレルギーがあったり家族全員の賛同がない場合には引き取りができないこともあります。
保護犬を引き取る際にはどれくらいの費用がかかる?
実際に新しく家族を迎えるとなるとどれくらいのお金が必要なのか気になりますよね。
最近では保護犬を迎えるのを無償で行うということはほとんどありません。
無償で引き渡すことにはリスクがあることはもちろん、保護してくれている団体さんやボランティアの人たちの活動費が必要だからです。
また、病気などで治療や検査を頻繁に行っている場合にはそれらの費用も引き取りをする人が負担しなくてはいけないこともあります。
ペットショップなどで新しく家族を迎えるよりは費用は安く済むかもしれませんが、最後まで一緒に生活していくのには少なからずお金が必要になってきます。
お金がないから安く手に入れられる保護犬にしようという考えの人は、飼育してからが大変になりますので飼育することを考え直すようにしましょう。
保護犬を飼う際の注意点とは?上手な飼い方を徹底解説
引き取りの条件などをクリアし、新しく家族を迎えることができるようになった時に何を準備したら良いのかやどうやってご飯をあげたら良いのかわからないと困ってしまいますよね。
この章では飼育の仕方などについて以下の内容でお話ししていきましょう。
- 準備すべきものや餌の与え方
- ペットショップなどで迎える犬とは違うことを理解しよう
そもそも犬を飼う際に必要なものは?餌の与え方・量も解説
保護犬を迎え入れるにあたって何が必要で、どんなご飯をあげたら良いのかなどたくさんの疑問がありますよね。
基本的には引き取り先の人に飼育方法などは細かく聞いておくようにすることが重要です。
例えば、「シャイな性格だからケージの中にはクレートを入れて安心できる寝床を作ってあげてください」や、「ご飯はこのメーカーをずっとあげています」など具体的なアドバイスをもらえるはずです。
ケージやご飯を入れる器など、犬を飼育する上で必要なものは保護だからといって変える必要はないとは思います。
しかし、性格や特徴に合わせたものを用意する必要は出てくると思いますので引渡しをしてくれる人に細かく聞いておくべきなのです。
また、病気や高齢の場合には介護グッズなどが必要になることもあります。
フードも療法食を準備しなくてはいけないのか、通常のフードで良いのかなど犬によって異なってきます。
アレルギーなどがないかも確認しておくことで、フード選びがしやすくなりますよね。
保護犬を飼う上で気をつけることは?ゆっくり仲良くなろう
保護犬を飼う上で気をつけなくてはいけないことはたくさんありますが、一番は無理をさせないことです。
保護されている犬の中には、とても辛い経験をしている犬も少なくありません。
そういった経験から人間への恐怖心や拒絶するといった行動が見られる場合があります。
飼い主さんとしては1日でも早く仲良くなってリラックスした毎日を送って欲しいと考えると思います。
しかし、早く仲良くなりたいからといって無理に触ろうとしたりするのは反対に距離を遠ざけてしまうかもしれないのです。
毎日少しずつ、地道に距離を縮めていくことが大事です。
焦らずにゆっくりと関係を築いていけるようにしましょう。
保護犬に負担をかけないように生活することが最も大事なことなのです。
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近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
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まとめ:保健所の保護犬を飼うには?
いかがでしたでしょうか?
今回は保護犬というテーマでお話ししていきました。
記事の内容を簡単におさらいすると以下のようになります。
- 出会う方法はネットで検索したり、譲渡会に参加すること
- 引き取るにはさまざまな条件を満たす必要がある
- 引き取りには諸経費がかかってくる
- 飼育方法や性格などは引き取り先の人に事前に確認しておく
- ゆっくり関係を築いていくことが大切