内容をまとめると
- 猫探偵とは迷子猫を探してくれるサービスのこと
- 費用として1日あたり2~3万円程度かかる
- 猫が脱走しないように、戸締り等飼い主も十分気をつけることが大切
- 特に発情期には脱走の危険性が高まるので要注意
- 万が一怪我をして帰ってきた時の治療費用は全額自己負担のため、ペット保険への加入もおすすめ
猫探偵をご存知ですか?突然いなくなる・帰ってこない猫を捜索してくれるサービスです。ではその値段や探し方が気になりますよね。飼い主でもできる探し方のコツもあるのでしょうか。この記事ではペットレスキュー、猫探偵について、費用の相場や探し方のコツ等を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫探偵とは?脱走して見つからない猫の探し方とは
- 猫探偵とは?その特色や依頼料、口コミ・評判など
- 行方が分からなくなった猫を探すには?捜索手順や探し方
- 脱走を防ぐことはできる?脱走の予防策について
- ペット保険に加入しておくともしもの時も安心!
そもそも猫の探偵って何?特徴や料金の相場、口コミ・評判を紹介
モデル:あずき
猫探偵とは、迷子の猫を探してくれるサービスのようです。
そこまで認知度は高くありませんが、ペットレスキューとも呼ばれ迷子になったペットたちを助けています。
ここでは
- 猫探偵はどんな業者?その特徴や細かい内容について
- 依頼するための費用は?相場の料金をご紹介
- 猫探偵を実際に利用した口コミ・評判は?
猫探偵はどんなサービス?特徴や業者、内容について解説
猫探偵やペットレスキューは全国に何件か存在しています。
実際の猫探偵の業者は、どんな内容で、どんな活動をしていているのでしょうか。
営業形態は様々ですが、通常の探偵事務所ではなくペットや猫専門で探偵として活動しているところが多いです。
また、同じ探偵事務所の中に所属の探偵が何人かいるタイプや一人で活動しているタイプも。
ネットでの申し込みが主流のため、値段や内容もホームページに細かく記載されていることがほとんどです。
内容としては、飼い主からの相談を受け捜索・聞き込み・捕獲まで行います。
何日もかけて捜索するため、費用も比較的高額。
猫はすばしこく隠れるのもうまいため、素人が探しても見つからないことがほとんど。
日がたてばたつほど、飼い主さんだけでは探し出すことがかなり難しくなります。
そこで、猫探偵は猫の習性や行動学を生かして捜索をします。
依頼するときは、その業者の特徴や実績を踏まえたうえで信頼できるところを選びましょう。
猫探偵はどれくらいの費用が必要?料金相場を紹介
猫が迷子になった時、ぜひ猫探偵を依頼したいですよね。
しかし、やはり依頼にかかる料金がどれくらいなのかは気になります。
業者により値段も探し方も様々ですが、2万円~3万円/1日程度が相場です。
猫が見つかるまでの日数は事前に想定することができないので、一日ごとに料金を分けている場合や数日単位でまとめて支払い場合もあります。
事前払いの場合は、捜索開始から日数を満たさずに見つかったときでも返金はないというパターンも。
捜索にはかなりの労力を要し、様々な道具も使うので必然的に料金も高額になってしまいます。
何日か探しても見つからず、再度依頼や延長をすると費用面にもかなりの負担がかかります。
そこで、事前に飼い主が自分でできる捜索法やコツを教えてくれる業者も。
また、捜索の他に捜索用のチラシを有料で製作してくれたり投函するサービスも併用できるところがほとんどです。
それぞれの料金や方針を比較したうえで、最適な業者を見つけましょう。
猫探偵の口コミ・評判を詳しく紹介
いざという時、依頼するにはもう少し細かい情報も欲しいところですよね。
実際に猫探偵を利用したことのある人はどのように感じているのでしょうか。
調べていくと、色々な口コミが見えてきました。
- 「最初は自分たちだけで探したが、限界を感じ依頼をした」
- 「自分たちでは想像もしないところを捜索してくれたおかげで見つかった」
やはり飼い主さんだけでの捜索では見つからない為、後々依頼するパターンが多いようです。
- 「もう見つからないと思っていたのに見つかった!」
- 「捜索以外にもとても親身に相談に乗ってくれた!」
こういった非常に好感触な意見も多く、猫探偵への信頼度もうかがえます。
- 「探偵に依頼してみたけど、探し方が素人とほとんど変わらず不安になった」
- 「専門的な知識もなく、連絡も少ないので本当に探してくれているのかわからなかった」
その中にはこんな意見も。
中には、飼い主の不安を利用した悪質な業者もあるようなので注意しなくてはなりません。
また、万が一怪我をして帰ってきた時の治療費用は全額自己負担のため、ペット保険への加入がおすすめです。
MOFFMEでは猫のペット保険について紹介しているのでぜひ参考にしてください。
行方不明の猫はどう探す?捜索の流れや探し方のコツを徹底解説
モデル:あずき
猫は、体が柔らかくどんなところにでも入り込める動物です。
そのため、パニックになると人間が思いつかないようなところに逃げ込んでしまう可能性もあります。
ここからは
- 猫探偵に依頼をした後は?どんな手順で操作をするのか
- 迷子の猫はどう探す?探すときのコツなど具体的な方法
- 迷子のねこに使える道具とは!必要な道具をご紹介
猫探偵に依頼してから捜索までの流れはどうなる?
猫探偵の業者をみつけたら、次は実際に依頼することになります。
その業者によってもやり方の違いはありますが、大まかな創作までの流れを確認してみましょう。
まずは依頼の仕方ですが、電話連絡やメールでの申し込みが一般的です。
捜索は、早めの行動が大事ですので急ぎの場合は電話での連絡が確実でしょう。
その後、訪問や電話で細かい状況を説明をします。
そのため、いなくなった時の状況や猫の特徴・性格などを説明できるようにしておきましょう。
状況説明が終わったら、いよいよ捜索です。
プロの経験と猫の性格や行動をもとに、色々な方法を駆使して探していきます。
発見率は100%ではないですが、高い実績を持つところもありますのでチェックしましょう。
逃げた猫はどうやって探す?具体的な探し方を解説
捜索が始まった後、プロの猫探偵はどのような探し方で猫の捜索をしていくのでしょうか。
プロは、一日に何時間かかけて猫の行動範囲や習性を生かした探し方をしていきます。
もちろんその猫によって性格も違えば、もともと外飼いなのか室内飼いなのかによっても変わってきます。
その猫の細かい情報があるだけで、見つかる可能性がかなり変わるそうです。
そのため、飼い主へのヒヤリングが非常に重要になります。
また、近所の家の庭などに逃げ込んでいることもあるので聞き込みもとても有効な手がかりです。
それでも、やはり飼い主の協力も不可欠。
まずは警察や保健所、動物病院などに迷子猫の連絡をしておきましょう。
SNSやアプリで情報を広めてもらうのもいいかもしれません。
捜索の時はお気に入りのものやトイレの砂、えさなどを使い探すと素人でも探しやすくなります。
また飼い主の声は猫の安心材料になるので、呼びかけながら探すのがおすすめです。
迷子猫にはどんな道具を使う?捜索に必要な道具を紹介
猫探偵やペットレスキューでは、捜索の際に専門的な道具も使います。
どうしても、目視だけでは発見が難しい箇所でも道具を使うことで見つかる可能性も広がります。
まず捜索の部分で活用するのが、懐中電灯や暗いところでもみえる暗視カメラです。
その他にも、狭いところに入れることができるマイクロスコープや動きを感知できる高性能カメラなど。
猫は夜にも活動する動物なので、暗い場所に特化したものも多いですね。
また、見つけたときに活躍するのが捕獲機です。
見つけたときに確実に捕獲をしないと、猫はこわがって二度とその場所に帰ってこないかもしれません。
捕獲機にはえさや使い慣れたものをいれておきます。
捕獲機を怖がってしまう場合は、網が見えないように隠して実施することも。
目撃情報を提供してもらうためのチラシも重要な道具です。
リアルタイムで情報を得られるかもしれないですし、目撃情報があればネコ探偵がそれを手がかりに探してくれます。
そもそもどうして猫は逃げる?飼い主にもできる脱走の防止策とは
モデル:あずき
猫が家に帰ってこない、というトラブルはなぜ起こるのでしょうか。
安心できる場所からいなくなるのには、何か理由があるかもしれません。
こちらでは
- 猫が脱走するのはなぜ?室内飼いと外飼いで理由は違う?
- 猫の脱走のしやすさに違いはある?季節・性別・猫種など
- 猫が脱走して行方不明にならないために!飼い主にできることは
なぜ猫は脱走する?室内飼育・自由外出それぞれの場合の理由とは
そもそも、猫が家から脱走するのはなぜなのでしょうか。
猫は、外には出ず自宅の中でだけ生活している室内飼育のタイプと自由に外を出入りしている自由飼育のタイプがいます。
室内飼育の場合の理由はいくつかあります。
まずは、大きい音などに驚いて突然飛び出すパターン。
外の世界に慣れていない為、一度外に出るとパニックになり予想外に遠いところまで逃げてしまいます。
また、家の中で猫がストレスを感じているパターンも。
猫にとっては家の環境が変わったりするだけでも安心できる場所がなくなって脱走する原因になることもあります。
次のパターンは、室内飼いでも自由飼育でも起こり得る事案です。
外に興味のあるものや他の猫が見えて、気を取られてしまうパターン。
これは猫の習性なので仕方のないことですが、他の猫に夢中になって追いかけているうちに迷子になってしまうことも。
自由飼育の場合は、脱走ではなく事故やけがで帰ってこないということもあります。
季節や性別、猫種によって脱走のしやすさ等はある?
行方不明になったり脱走したりする行為は、猫によって違いがあるのでしょうか。
実は、猫の性格や生活環境だけでなく脱走の要因になる出来事はその他にもあるのです。
季節であれば、一番危険なのは春と秋です。
なぜかというと、その時期が猫の発情期だからです。
発情期になると、外で暮らしている猫たちの声が頻繁に聞こえてきます。
その声を聴いたり、姿を見つけたりすると追いかけて行ってしまうのです。
先ほどご紹介したように、この追いかける行為が迷子の原因になることも。
オスのほうが発情期には敏感なので、この時期はオスのほうが脱走確率が高いといえるでしょう。
猫種については、明確な理由があるわけではないですが好奇心の強い猫が脱走しやすいと言われています。
純血種ではアメリカン・ショートヘアやアビシニアン、混血の猫たちも多いようです。
もちろん同じ品種でも性格が違うので一概には言えませんが、普段から好奇心強めの猫のはより注意したほうがよさそうです。
猫の脱走を防ぐために飼い主にできることとは?
脱走は危険ですし、できれば猫探偵に依頼するような脱走トラブルが起こらないようにしたいですよね。
猫はとても器用なので、普段大丈夫と思っているところにも危険が潜んでいます。
例えば網戸などは一番油断しやすいところ。
網戸を閉めていても、器用な猫の手なら開けることも可能なのです。
網戸を開ければ簡単に外に出られてしまうので、猫が開けられないように工夫が必要です。
市販で、後付けできる窓用のロックが販売されていますのでそちらを活用するとよいでしょう。
また、ベランダがある場合はそちらも要注意です。
猫の跳躍力は飼い主が想像しているよりもはるかに高いため、多少の柵がある程度では脱走は防げません。
全体を柔らかい網で覆うなどの対策をしておくと安心です。
意外と盲点なのが、飼い主が出入りするときに開ける玄関です。
玄関に高さのある柵を設置するのは難しいかと思いますが、できるだけ脱走が防げそうな高さや性能のものを選んで設置しましょう。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:猫探偵とは?口コミ・評判や探し方のコツを解説
猫探偵について、少し詳しいことがわかったでしょうか。
今後猫探偵やペットレスキューに依頼するようなことがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
この記事では
- 猫探偵ってどんな内容や特徴がある?口コミや評判について
- 迷子になった猫の探し方とは!捜索の方法や探すときのコツなど
- 猫が脱走するのはどうして?普段からの予防策は
まずは脱走をしないように、普段からの対策を心がけましょう。