犬を一匹で飼うのは、可哀想と考える人もいるかと思います。しかし実際はどうなのでしょうか。ここでは、多頭飼いをすることで、どのようなメリットやデメリットがあるのか、また多頭飼いに向かない犬の特徴も含めて、解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じる犬を飼うなら、複数の方が良い?
犬を飼っている中で、一匹だと可哀想ではないかと考える人もいるのではないでしょうか。
実際多頭飼いをすることでメリットもたくさんありますが、もちろん気を付けなければならない点もあります。
ここでは、
- 多頭飼いのメリット
- 多頭飼いのデメリット
- 多頭飼いに向かない犬
- 多頭飼いは、犬の相性と飼い主次第!
多頭飼いのメリットは?
では、多頭飼いをすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、メリットについて見ていきましょう。
社会性が育まれる
多頭飼いをすることにより、犬同士の交流が活発に行われるようになります。
そのため、1匹だとできない上下関係などの社会性を、犬同士で育むという利点があります。
運動不足の解消
室内飼いの場合、満足に運動することが出来ず、ストレスになっている犬もいるかと思います。
犬が2匹居れば、犬同士でじゃれ合ったり、動き回ったりできるので、運動不足が解消され、ストレス発散になることもあるでしょう。
寂しくなりにくい
犬を飼っている中で、長時間犬を留守番させることもあるかと思います。
そのとき、1匹であると犬は寂しい思いをしてしまいますが、複数いることで犬の寂しさを軽減することができます。
多頭飼いのデメリットは?
上記では、多頭飼いのメリットについて見てみました。
次は、多頭飼いのデメリットについて、見ていきましょう。
犬同士の相性が重要になる
犬同士の相性はとても重要です。
相性が悪いとストレスを抱えてしまい、食欲不振や体調にも影響します。
多頭飼いを考える場合は、犬同士の相性には細心の注意を払って、検討しましょう。
金銭的費用が掛かる
当たり前のことですが、犬を2匹飼えば、1匹の時よりも2倍お金がかかります。
犬は1匹飼うのにも多額の費用が掛かるため、複数飼う場合は金銭的問題は大きいことが考えられますね。
1匹のときよりも犬の世話をする時間が必要になる
2匹以上いれば、犬も寂しくないから手がかからないと考えている方もいるかと思います。
しかし実際は反対で、1匹1匹との信頼関係を築くためにも、時間はとても重要です。
また、どちらかだけを可愛がるなどをすると、ストレスを抱えてしまう犬も出てくるので注意しましょう。
飼うスペースが必要になる
犬を飼うにあたって必要になるのがスペースです。
犬は縄張りを大事にするため、一匹ずつのゲージなどがあると良いと思います。
そのため、ゲージを置くスペースなども必要になりますね。
多頭飼いに向かない犬
多頭飼いには向き不向きがあり、向かない特徴を持った犬もいます。
ここでは、多頭飼いに向かない犬の特徴について、見ていきます。
攻撃性がある
現在飼っている犬に攻撃性がある場合、新しく飼う犬に対し、警戒心をむき出しにしてしまうことがあります。
また、置きなストレスを抱え、吠えたり噛みつくなどをする恐れもあるので、多頭飼いは控えるべきでしょう。
臆病な性格をしている
臆病な犬の場合、飼い主とゆっくり過ごすことを好みます。
そのため新しく犬が来て、縄張りを荒らされる気分になり、嫌な思いをしてしまうことがあります。
高齢の犬
高齢の犬の場合、新しい犬を飼って、寂しさを紛らわしたいと考える人もいるかもしれません。
しかし、新しい犬が来ることで、ストレスを抱える犬や、体力的にも一緒に遊ぶことは難しくなるかと思います。
そのため、高齢な犬ほど飼うことを控える必要があります。
多頭飼いは、犬の相性と飼い主次第!
ここでは、犬の多頭飼いにフォーカスを置いて見てきました。
内容をまとめておくと、多頭飼いのメリットは、
- 社会性が育まれる
- 運動不足の解消
- 寂しくなりにくい
- 犬同士の相性が重要になる
- 金銭的費用が掛かる
- 1匹のときよりも犬の世話をする時間が必要になる
- 飼うスペースが必要になる
- 攻撃性がある
- 臆病な性格をしている
- 高齢の犬