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内容をまとめると

  1. 猫の被毛は「シングルコート」と、換毛が目立つ「ダブルコート」の2種類ある
  2. シングルコートの短毛種が最も抜け毛が目立たず飼いやすい!
  3. 新しくお迎えをする際にはしっかりと飼育環境を整えてあげよう
  4. 猫の治療費用は全額自己負担のため、健康なうちからペット保険への加入がおすすめ!

毛が抜けない猫の種類はどれでしょうか。アレルギー症状が出にくく、また抜け毛が少ない・抜けにくいことから飼いやすい猫種ですが、値段や毛質等の特徴が気になりますよね。lこの記事では毛が抜けない猫種について、その特徴や生え変わりが少ない理由等を詳しく解説します。

記事監修者「高田 菜月」

監修者高田 菜月
一般社団法人愛玩動物健康管理協会(CAHA)

2年間の愛犬(虹組)の介護中に老犬の飼育放棄の多さに驚愕。すべての犬猫が幸せで穏やかな時間を最期まですごしてもらうためにできることは何かを考え、飼い主さんのサポートや老犬・老猫のトータルケアができるサロンを開業するべく準備中。17歳のミニチュアダックスと16歳のチワックスと暮らす。【保有資格:JKC愛犬飼育管理士・ペットフーディスト・ペット看護士・ペットセラピスト・トリマー・ペットスタイリスト・動物介護】

この記事の目次

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毛が抜けない猫種はどれ?おすすめの種類を詳しく解説!

新しい家族を迎えるときに「毛が抜けない猫」を条件に考える人も多くいます。


家で過ごす時間が増えてきた今だからこそ、舞い上がる毛に注目してしまうなんてこともありますよね。


そこで今回「MOFFME」では、「毛が抜けない猫」に関して

  • 特徴
  • 毛が抜けない猫の構造や長さ
  • 無毛の子
  • 抜けにくい子
以上に注目して解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

MOFFMEでは、他にもペット保険のランキングについての記事やキャットフードに特化した記事などを掲載しているので、お悩みのある方は他の記事も参考にしてみてください。

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毛が抜けない猫種はどんな猫?毛質等の特徴を詳しく解説!

モデル:サクラ


毛が抜けない猫と一言で言っても、どのような子が当てはまるのでしょうか。


このような悩みを抱えている方に向けて、まずは以下のような内容を解説していきます。

  • シングルコートとダブルコートの違い
  • 毛に関する構造や長さ
毛が抜けない子を迎えたいと思っている方は、被毛について少しでも知識を深めてみましょう。

そうすれば、毛が抜けない子の特徴なども分かりやすくなるはずです。

ぜひ、参考にしてください。

毛が抜けない猫の毛質とは?シングル・ダブルコートの違いも解説

そもそも猫の毛には、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)という2種類の被毛のタイプがあります。


上記の両方を持ち合わせている子をダブルコート、オーバーコートしかない子をシングルコートと呼ぶのです。


2つとも持っている子は、主に寒い国が原産国である場合が多く、寒さに耐えるために、密度の高いアンダーの毛が発達したと言われています。


さらに2つとも持っていると、春に夏の暑さに耐えられるように、秋に冬の寒さを耐え抜くために毛を変える「換毛期」があるのです。


そのため、2つの毛を持っている子の方が生え変わりが分かりやすくなります。


その反面、1つしか持っていない子は1年を通して生え変わるため、徐々に抜けていく傾向にあります。

抜け毛が少ない猫の毛の長さや毛の構造とは?

1つしか毛を持っていない子の方が毛が抜けない猫だと説明しましたが、もう1つ抜け毛に関係するのは「長さ」です。


というのも、長い子よりも短い子の方が抜けにくいのです。


主に寒い国で生まれた子たちは長く、暖かいアジア系で生まれた子たちは短めの傾向にあります。


しかし、中には寒い国出身の子でも短い場合があるため、全ての子に当てはまるわけではありません。


新しく家族を飼う場合に毛が抜けない猫がいいというときは、シングルコートで短毛種の子を中心に選ぶのがいいでしょう。

毛が抜けない猫・抜け毛が少ない猫とは?おすすめの種類を解説!

モデル:サクラ


毛が抜けない猫と言っても、たくさんの種類と比較して落ちずらい子もいれば、ほとんど抜けない子もいます。


そこで次は、

  • 毛が抜けない猫
  • 落ちずらい子
以上のことに注目しながら、それぞれに当てはまる子を詳しく解説します。

自分の理想の子について確認するためにも、ぜひ参考にしてください。

毛が抜けない猫の種類は?詳しく紹介!

それでは実際に毛が抜けない子を紹介します。

スフィンクス

スフィンクスは無毛の猫として有名です。

しかし、全く毛がないわけではなく短い産毛が少し生えています。

原産国カナダ
体重3.5~7kg
寿命15~20歳
性格陽気で活発
人懐っこい
見た目で好き嫌いが分かれるスフィンクスですが、不思議な魅力がある子として有名です。

抜け毛が少ないうえに、猫の中では珍しい甘えん坊な部分が強いため、戯れたい人にもおすすめです。

エルフキャット

エルフキャットは、2000年に誕生した新しい子で、スフィンクスの変種とも言われています。

正式に猫種として認定されているわけではありませんが、耳の形に違いがあるため、エルフキャットと名前が付けられています。
原産国アメリカ
体重4~6.5kg
性格フレンドリー
人懐っこい
まだまだ誕生してから間もない種類のため、日本では見かけることが少なく、希少な猫として有名です。

バンビーノ

2005年にTICAに猫種として認められた種類で、無毛の猫です。

判明していないことも多く、研究段階にある猫として登録されています。
原産国アメリカ
体重2.2~4kg
寿命9~15年
性格明るく人懐っこい
いたずら好き
日本ではあまり繁殖されていない種類で、見た目が似ているスフィンクスとの違いは大きさです。

成猫になっても最大で7kg程度まで成長するスフィンクスに比べて、バンビーノは4kg程度までしか大きくなりません。

抜け毛が比較的少ない猫の種類は?詳しく紹介!

猫を迎え入れようと思ったときに、


などの悩みを持っている方もいるでしょう。


そんなときにおすすめなのが、以下のような抜け毛の少ない子です。

ブリティッシュショートヘア

クリっとした丸い目と折れた耳が特徴のブリティッシュショートヘアは、ダブルコートです。

ダブルコートの子と比較すると、毛が抜けない猫に当てはまるため、長い毛の子の中で抜け毛の少ない子を探している方はぜひ検討してみてください。

原産国イギリス
体重3~6kg
寿命14~17年
性格穏やか
マイペース
可愛い見た目と性格の良い部分が人気を集めている子です。

ラグドール

ラグドールもダブルコートに当てはまりますが、他の子と比較すると毛が抜けない猫に当てはまります。

白くてふわふわした長毛とブルーの目が特徴の子です。
原産国アメリカ
体重4.5~8kg
寿命14~18年
性格人懐っこい
抱っこが好き
名前に「ぬいぐるみ」という意味を持っているほど、好んで人と一緒にいる子です。

ロシアンブルー

淡いブルーカラーが特徴的なロシアンブルーも、ダブルコートに当てはまります。

しかし、他のダブルコート子と比較すると抜け毛が少ない方に分類されます。
原産国ロシア
体重3.5~4.5kg
寿命11~13年
性格マイペース
忠実
ロシアンブルーは、猫らしい性格の自由きままな子が多いです。
抜け毛は少ない方がいいけど、毛はできるだけ長い子がいいなぁ…

補足:初心者におすすめな飼いやすい猫は?ランキングで紹介!

今までに動物を飼う経験をしていない人もいます。


そのため次は、初めて迎える人におすすめの一緒に暮らせる子を順番に説明します。


1位:ブリティッシュショートヘア

抜け毛の少ない子として説明した可愛いと有名なブリティッシュショートヘアです。

温厚で家族に迎える子にピッタリなので、初めての方も一緒に暮らせるでしょう。

2位:アメリカンショートヘアー

猫と言えばアメリカンショートヘアーを思い浮かべる人もいる有名な子です。

ネズミ退治を仕事にしていた過去を持つことから、運動能力も高く一緒に遊びたいなどと思っている人に最適だと言えます。

穏やかな部分と賢い部分を兼ね備えているので、初めての人も一緒に生活できるでしょう。

3位:マンチカン

足が短い姿が可愛いと有名なマンチカンです。

被毛の色が多いため、迎える子だけのカラーや模様を楽しめます。

穏やかな子と有名でもあり、小さい子供のいる家庭や他のペットと一緒に過ごしてほしいと思っている場合にも最適でしょう。

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猫アレルギーの人には毛が抜けない猫種がおすすめ!

モデル:サクラ


長年生きていると、動物の毛や唾液などと触れ合うことでアレルギーが出てしまう場合もあります。


猫アレルギーになった場合でも猫と一緒に過ごしたいと思う方もいるでしょう。


そんな場合こそ、毛が抜けない猫がおすすめです。


しかし、唾液やフケが原因になっている場合もあると理解し、原因を調べてから迎えるようにしましょう。


どんな子でも唾液が出るのは避けられません。


そのため、唾液が原因の人は無理に迎えるのをやめましょう。


被毛が原因の場合は、スフィンクスなど毛が抜けないと言われる子を迎えてみてください。


心配な人は、少しの間迎え入れたい子と一定期間生活してみるのがおすすめです。


保護猫として抜け毛が少ない子がいないか確認してみて、お目当ての子がいた場合、数日一緒に過ごしてみましょう。


もちろん、迎える前に自身の状況を相談してください。


ペットショップで迎えてしまうと、売るために大丈夫と言われる場合もあるため、心配な方はブリーダーや譲渡会がおすすめです。

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

猫を迎え入れると、怪我や疾患などで病院に行く機会も増えます。


小さい間は怪我が多く、大きくなると体調不良などが原因で受診をする機会が多くなるでしょう。


動物が病院に行く費用は100%飼い主持ちになります。


1度治療を開始すると、何度も通わなければならなくなり、思った以上に大変になることが多いです。


高額すぎて最適な処置を避ける方もいます。


そんなことにならないためにも、おすすめなのが「ペット保険」の使用です。


ペット保険を使用すれば、プランによりお金が返還されるため、膨大な費用が比較的少なくなることが多いのです。


そのため、猫を迎え入れると同時にペット保険の使用を検討しましょう。


MOFFMEでは、猫のペット保険の一括比較サービスや口コミ・評価を取り扱っているので、ぜひ参考にしてください。

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まとめ:毛が抜けない猫種はどれ?おすすめの種類を徹底解説!

毛が抜けない猫について、構造から種類の説明しましたが、いかがだったでしょうか。


今回の記事のポイント

  • ダブルコートの方が一気に抜け落ちる
  • スフィンクスなど無毛の子がいる
  • 長い子でも比較的少ない子がいる
でした。

毛が抜けない猫を迎え入れれば、家の中で舞い上がることもなくなり、快適に過ごせるようになるでしょう。

アレルギーや毛で悩むことなく快適に過ごせるように、自分に合った子を探してみてください。

そうすれば、愛猫との幸せな日々が待っているでしょう。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。