
猫にとってエリザベスカラーはストレスでしょうか。去勢・避妊手術等の後に付けますが、食事や水飲みの際に嫌がる場合は対処が大変ですよね。この記事では猫とエリザベスカラーについて、ストレスフリーの正しい付け方や嫌がる場合の対処法、ストレス解消法を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫にとってエリザベスカラーはストレス?嫌がる際の対策を解説!
記事モデル:ノア
愛猫に何かしらの治療をしてもらった後、エリザベスカラーを着用されることがありますよね。
その姿にばかり注目してしまいがちですが、エリザベスカラーが猫にどれほどのストレスを与えているのかを気にしたことがあるかと思います。
そして、嫌がる素振りを見せている場合はどのように対処していますか?
今回「MOFFME」では、猫が着用するエリザベスカラーに注目し以下の3つのポイントを解説します。
- 役割と必要とする期間とは
- 嫌がる訳としてあげられる4つの対策とは
- エリザベスカラーだけではない!猫にストレスを与える事&解消法
そもそもエリザベスカラーって何?いつまで着けるのかも解説!
猫や犬を飼っていない方や去勢や避妊、ケガや病気の治療経験がない方にとっては、そもそもエリザベスカラーって何?から問題が始まりますよね。
連れてこられた時の姿を見て「これがエリザベスカラーか!」と納得するとともに、生活のしづらさとケアのしにくさに戸惑うことでしょう。
そこでここの項目では、まずエリザベスカラーに注目しましょう。
以下の2点について解説していきまっす。
- どのようなものか、装着する理由とメリットについて
- 着けておかなければいけない期間について
そもそもエリザベスカラーとは?着用する理由・メリットを解説!

- お腹や足など治療した部位を舐められないようにするため
- 口や顔周りの治療した部位を手足でかけないようにするため
- 治りを早くする
- 悪化させない
- 薬を舐めてしまうのを防ぐ
エリザベスカラーはいつまで着ける?着用する期間を解説!
エリザべスカラーを着用する期間が決まっていれば、愛猫がその期間を耐え抜けられるよう飼い主もケアしてあげられますよね。
しかし、残念ながら着用する期間をあらかじめ知ることはできません。
術後の傷の治り具合には個体差があり、経過を診察してもらい問題がないと判断された場合にやっと外すことができるためです。
ただし、四六時中着けっぱなしでいる必要はありません。
絶対に猫から目を離さないことを条件に、一時的に外してあげることは可能です。
猫がエリザベスカラーを嫌がる理由は?4つの対処法も解説!
エリザベスカラーの着用は私たち人間が愛猫のことを想っての対策なのですが、猫にしてみれば大迷惑です。笑
嫌な存在かつ邪魔な存在でしかありません。
ここからは猫がどのように感じているのかを考えるとともに、嫌な思いを解消してあげられる方法を4つ取り上げて紹介していきましょう。
- エリザベスカラーが嫌な理由とは
- 解消法1. 環境改善
- 解消法2. 猫に代わってケアをする
- 解消法3. カラーを変える
- 解消法4. カラーをやめて服にする
猫はどうしてエリザベスカラーを嫌がる?理由を詳しく解説!
頭をなでようとしただけでも逃げたり頭をすくめる仕草をするくらいなのに、エリザベスカラーを着用することに抵抗がない猫はいませんよね。
では具体的に、エリザベスカラーを着用した猫はどのように感じているのでしょうか。
例えば以下のような点があげられそうです。
- 首にずっと負荷がかかる
- カラーが常に視界に入る
- 視野が狭くなる
- 何をするにも引っかかり、動きづらい
- ご飯を食べる、水を飲む仕草がしにくい
- 壁などに触れる、手足でかくと大きな音がする(※素材による)
- 気になる患部を舐めることもかくことができない
- 生理現象であるグルーミングができない
嫌がる際の対策①:生活環境を整えてあげる
猫がなぜエリザベスカラーを嫌がるのかさえ分かっていれば、できることは決まっていますよね。
改善策を考えて実行してあげましょう。
まずは、生活環境を整えることです。
エリザベスカラーをつけていても、普段通りの生活が送りやすくなるように工夫してあげてください。
家具と家具の間が狭ければ広くしたり、ごはんやお水の器が低ければ高くする、エリザベスカラーが引っかかりそうな場所は登れないようにしておくなどの対策をしてみてはいかがでしょうか。
嫌がる際の対策②:グルーミングをしてあげる
嫌がる理由の1つに、生理現象のグルーミングが満足にできないという点を取り上げていましたよね。
このストレスを取り除いてあげるためには、猫に代わってグルーミング=ブラッシングをしてあげる必要があります。
グルーミングは毎日行う習慣なので、ブラッシングも同様に毎日してあげるのがおすすめです。
ただ、時間をかけると嫌がることがあるので、スキンシップをとりながら3分ほどでサッと仕上げてしまうのがポイントです。
嫌がる際の対策③:エリザベスカラーを変える、手作りにする
病院では半透明の円錐型タイプを着けられますが、完治するまでずっと同じエリザベスカラーをつけていなければいけないわけではありません。
舐めれない・かけないという条件さえ満たしていれば、どのような素材でもどのような形でも構わないのです。
気になる方は通販サイトを覗いてみてください。様々なタイプが売り出されています。
また、愛猫のために手作りしても構いません。
形を変えたり手作りすることで、ストレスを取り除いてあげられるかもしれません。
嫌がる際の対策④:術後服を代用品として着せる
通販サイトでエリザベスカラーを検索すると、洋服のようなものもヒットするはずです。
その洋服は術後服と呼ばれるもので、密着性の高い洋服を着ることで治療した部位を覆い、舐めたりかいたりすることによるダメージを軽減する効果が期待できるものです。
口や顔周りを治療した際には使えませんが、カラーで視界が狭くなったり移動で引っかかっる、擦れて大きな音がするといったストレスから解放してあげることができるでしょう。
猫はどんなことがストレスになる?原因や症状、解消法を解説!
猫にストレスを与えるモノの1つとしてエリザベスカラーに注目してきましたが、着用するのは何かしらの治療を受けた時です。
そう頻繁に訪れる難事ではないですよね。
そこで、ここからは日常に目を向けてみましょう。
猫はどんなことがストレスになるのでしょうか。
- 気付いてあげられない、日常生活におけるストレスとは
- 見逃しがちな、ストレスによる行動や仕草、症状とは
- 発散させるためにできる事とは
猫はエリザベスカラー以外にもどんなことがストレス?
エリザベスカラーが猫にとってストレスになることは、見るからにわかりますよね。そのため飼い主もストレスを取り除く対策を取りやすいはずです。
では、見た目からは判断しづらく、ストレスを感じていることに気づいてあげられない場合はどうでしょう。
SOSを見逃して放置していると、取り返しのつかない事態に陥る可能性もあるので注意しなくてはいけません。
今の生活状況、以下の点に当てはまることはありませんか?
- 生活環境がガラリとかわった、もしくは予定がある
- 一緒に暮らす人、動物が多い、もしくは増える予定
- 猫にとって嫌な匂いがする、大きな音が頻繁になる
- 満足に体を動かせる空間がない
- ごはんや排泄、爪とぎなどが満足にできていない
猫のストレスの症状は?食欲不振や夜鳴き、吐く等の症状を解説!
猫にとってどんなことがストレスになっているかを紹介しましたが、併せてどのような仕草がSOSサインなのかも知っておく必要があります。
ストレスを感じている猫は、どのような仕草や行動を見せるのかをいくつか取り上げて紹介しましょう。
- いつもならよく食べるご飯を食べなかったり、残す(食欲不振)
- いつもよりなんだか元気がない
- 吐いてしまったり、下痢や便秘など胃腸の調子が悪い
- 決めた場所以外で粗相をする
- グルーミングをしている時間や回数がやけに長い
- 夜中に家中を急に走り回る
- 夜、異常なほどに鳴き続けている
猫のストレス発散法を解説!構いすぎない、運動させることが大切
ストレスを与える環境や猫によるSOSサインを紹介してきましたが、一緒に過ごすにあたって常に気を張っている必要はありません。
猫がストレスをため込まないよう、発散できる環境づくりをしてあげましょう。
走り回れる空間を確保するのも1つですが、登れる場所を確保するために棚の上に載っているモノを片付けましょう。
壁に棚をつけてあげたり猫タワーを用意するなどで、上下運動ができる空間づくりもおすすめです。
じゃれて遊ぶのも好きなので、おもちゃで相手をしてあげるのも良いでしょう。
ただし、構いすぎには注意してください。可愛くていつもそばに置いておきたくなりますが、構われることがストレスになってしまうこともあるのです。
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
エリザベスカラーを着用するときは、愛猫がケガや病気をしてしまった時ですよね。エリザベスカラーによるストレスの心配をしてきましたが、その一方で予想だにしなかった問題に直面することがあります。
その問題というの、
- 満足いく治療を受けさせてあげられるか
- 治療費を全額自己負担で払えるか
- 悪化した場合、さらなる治療費も工面できるか
まとめ:猫にとってエリザベスカラーはストレス?
治療した部位を守るためのエリザベスカラーですが、猫にとっては
- 首にずっと負荷がかかる
- カラーが視界に入る、視野が狭い
- 食べる、排泄する、移動するなどの行動がしづらい
- 擦れて音がする
- 患部がケアできない
- グルーミングができない
- 過ごしやすい環境にしてあげる
- ブラッシングをしてあげる
- カラーを違うモノに変える、手作りする、洋服にする