猫が元気ない、ぐったりしているのはストレスが原因でしょうか。体調不良や病気の可能性もあるため注意が必要です。また血尿や吐く、走り回る・真空行動、グルーミング等のストレスの症状も気になりますよね。この記事では猫が元気ないこととストレスについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫が元気ないのはストレスが原因?考えられる病気も解説!
- ストレス、病気の原因
- 元気がないときの対処法
- ストレスの解消法
猫が元気ない原因は?ストレスや病気等の原因を徹底解説!
飼っている猫が元気ないときやぐったりしているときの原因はどのようなことが挙げられるでしょうか。
その原因を突き止めるには、いつもと違った行動や仕草をチェックしてあげることが飼い主に求められます。
ここでは、猫が元気ない原因について解説していきます。
猫が元気ない原因は、
- 気温・温度
- ケガ
- ストレス
- 病気
①:気温や湿度
元気ない原因では、気温や湿度が挙げられます。
猫は、気温・湿度の変化で体調を崩しやすい生き物です。猫が過ごしやすい気温や湿度を保ってあげることが重要となってきます。
猫が過ごしやすい気温は、夏の場合は約26~28℃、冬の場合は約20~23℃と言われています。寒暖差が激しい時期は、注意が必要です。
また、湿度は、約40~60%が良いと言われています。
室内飼いの猫は、特に温度・湿度に気をつけてあげることで、健康維持することができます。
②:ケガ
元気ない原因で怪我していることがあります。
猫は怪我をしたときにじっとしていたり、痛い場所を舐め続けることがあります。
高いところから降りたときに着地で失敗して捻挫や骨折をしたり、爪がおれていたりすることがあります。
また、多当飼いの場合は、喧嘩したときに引っかかれたり、噛まれたりしている可能性もあります。
毎日の生活の中で猫に変わりがないかを観察してあげることで異変があったときにすぐに対処することができます。
③:ストレス
猫はストレスが原因で元気ないことがあります。
ストレスがかかると食欲がなくなりご飯をたべなくなってしまったり、吐くことがあります。また、トイレ以外の場所で粗相をしてしうこともあります。
その他にも、体を舐めるといった行為をすることもあります。体を舐め続けることで皮膚の毛が抜けてしまって皮膚病になってしまう可能性もあります。
ストレスの原因には、環境の変化・騒音などが挙げられます。原因を取り除いてあげることでストレスも減ります。
④:病気
猫が元気ないときは、病気の可能性がある場合があります。
内臓に異常があるときの初期症状として、食欲がなくなったり、嘔吐、下痢などの症状がでてきます。
それらの症状が起きないようにじっとして病気を治そうとします。普段は走り回ったり元気にしている猫がじっとしていたら注意が必要です。
飼っている猫を普段から観察してあげ、元気ないなどの異常がある場合は、動物病院で診察を受けてください。
猫が元気ない際の対処法は?チェックすべき4つのポイントを紹介
普段元気いっぱいの猫が元気ないと不安ですよね。
猫は、ストレスがかかったり、病気になったりすると体に変化が起きて嘔吐、下痢などを引き起こします。
環境の変化などなく、元気だった猫が、突然猫が元気ないときは病気を疑ってください。
元気ないときに一緒にチェックしてほしいことが4点あります。
- ご飯を食べないか
- 排泄・排尿があるか
- 痛みの有無
- 呼吸状態
①:ご飯を食べないかどうか
まずは、1つ目のポイントは、ご飯を食べないことがあるかを確認することです。
猫は、体調不良になったり、怪我、病気になると食欲が落ちます。
食べる量は普段と変わりないかなどもチェックする必要があります。同時に水分もとらないかも確認してください。
ストレスによってご飯を食べないことがあります。ストレスの原因を取り除いてもご飯を食べない場合は病気の可能性があります。
元気ない、ご飯を食べないなどの行動をとったら動物病院を受診しましょう。
②:排泄・排尿の様子
次に、2つ目のポイントは、排泄・排尿の有無です。
尿の量、回数、便の色、回数、そして臭いなどをチェックしてください。
尿は2~3日でないだけでも危険です。また、血尿・血便の有無を確認してください。便が、量が多すぎらり、臭いも血液のような臭いがあると何かしらの異常があることがあります。
家では、これらのことをチェックしてあげて下さい。
猫が元気ない、そして異常な便が出たときには、動物病院へ現物を持っていって確認してもらうと良いです。
③:痛みの有無
次に、3つ目のポイントは、痛みの有無があるかどうかです。
体に痛みがある場合は、背中を丸めてじっとしていたり、頭を下げて耳をたらした状態だったり、唸ったり、ひっかいてきたりすることがあります。
痛みがある箇所を触ろうとすると嫌がることもありますが、どの部位に痛みがあるか体を触ってチェックするようにしてください。
その際に、嫌がったりする場合は、動物病院を受診するようにしましょう。
④:呼吸状態
最後に4つ目のポイントは、呼吸状態です。
苦しそうに呼吸をしていてヒューヒューと音が聞こえないか確認しましょう。また、口を開けて呼吸をしていないかもチェックしてください。
咳・発熱などがみられるときは、何かしらのウィルスに感染していたり、気管支炎、喘息、横隔膜ヘルニアなどの病気である可能性があります。
呼吸困難になってしまうこともあるので、気づいたらすぐに対処してください。
猫が元気ない原因がストレスの場合は?ストレス解消法等を解説!
猫が元気ない原因で、吐く、下痢、便秘、体調不良などの症状がでたときは、ストレスの場合があります。
猫にとってストレスは大きな病気にも繋がってしまいます。ですので、ストレスのサインをチェックしてあげ、原因を取り除くことが必要になってきます。
ストレスで病気にならないようにストレスを解消してあげてください。
ここでは猫のストレスの詳細について、
- ストレスの原因
- ストレスのサイン
- ストレスの解消方法
猫のストレス原因とは?室内飼い、多頭飼い、運動不足等を解説!
猫のストレスの原因は、生活環境による変化と運動不足によるものと言われています。
生活環境の変化として挙げられるものは、多頭飼いによるものです。
先に室内飼いをしていた先輩猫との相性が悪いことが原因でストレスに感じることもあります。猫は、自分の縄張りがないと安心できません。
多頭飼いするときは、注意が必要です。特に老犬の猫と子猫同士で暮らす際に喧嘩をすることがあります。その場合は、少しの間離して飼うことが必要です。
運動不足によるストレスは、室内飼いの猫に多くみられます。適度に走り回れる環境があるといいです。
もともと活発に動くことが大好きな猫にとって行動範囲が狭められることによってストレスになります。精神的なストレスによって病気になる場合があるので注意が必要です。
猫のストレスサインは?食欲不振や夜鳴き、病気等の症状を解説!
猫がストレスが溜まってきたときに見せる行動やストレスが原因で引き起こす病気があります。
ストレスが溜まったときに起こす行動を知っておくことによって対処することができます。また、ストレスが溜まって病気にならないように注意が必要です。
ここでは、猫のストレスサインとストレスによって引き起こす病気について解説していきます。
猫のストレスサインは、
- 食欲不振
- グルーミングが増える
- 真空行動をする
- 夜鳴きをする
- 心因性脱毛
- 皮膚炎
- 膀胱炎
猫のストレス発散法を解説!構いすぎない、運動させることが大切
猫がストレスが溜まったときのストレスを発散させる方法を知っておくことでストレスが溜まるのを防ぎ、病気にならずに健康に過ごすことができます。
猫のストレス発散法は3つあり、
- 生活環境の改善
- 刺激を与えない
- 接し方を工夫する
飼っている猫が可愛いために、スキンシップをとりたいところですが、過剰に構いすぎるとそれがストレスに繋がる可能性があります。適度なスキンシップを心掛けましょう。
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
ストレスが溜まって病気になったときには、動物病院で診てもらうことが必要になってきます。
猫は、環境の変化やストレスによって体に異常が起きやすい動物です。ですので、病気にもかかりやすい動物です。
人間は、公的な保険がありますが、猫には公的な保険がないです。そのため、動物病院を受診したときに診察代や薬代は全額自己負担となります。
飼っている猫には、お金の心配をせずにしっかりとした治療を受けさせたいですよね。
そんな時のために、ペット保険に加入しておくと安心です。
ペット保険では、通院・入院・手術を補償してくれます。様々な猫のペット保険があるので、飼い猫にあった保険に加入することをおすすめします。
まとめ:猫が元気ないのはストレス・イライラが原因?
猫が元気ない原因について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- 猫が元気ない原因は、温度、怪我、ストレス、病気
- 元気ないときは、ご飯を食べるか、排泄があるかどうかを確認する
- ストレスサインを見逃さない
- ストレスの解消法は、環境を整える