グレインフリーのキャットフードをご存知ですか?穀物不使用のキャットフードで安全だと言われていますが、メリット・デメリットはどうなのでしょうか。また選び方も気になりますよね。この記事では市販のグレインフリーのキャットフードについてランキング等から徹底比較します。
この記事の目次
目次を閉じるグレインフリーのキャットフードの違いを口コミ等から徹底比較!
記事モデル:アポロ
近年愛猫のアレルギーや体調管理を気にしてグレインフリーのキャットフード選ぶ人が増えております。
「我が家の猫にもグレインフリーのキャットフードを与えるべきなのか?」
「グレインフリーのキャットフードを選ぶ際の注意点は?」
気になるグレインフリーのキャットフードですが、馴染みのない人には分からない疑問点も多いと思います。
今回「MOFFME」では、気になるグレインフリーのキャットフードについて解説します!
- グレインフリーのキャットフードとは?メリット・デメリットも!
- グレインフリーのキャットフードの選び方を詳しく解説!
- グレインフリーのキャットフードを人気ランキング等から徹底比較
- 念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
この記事を最後まで読んで、気になるグレインフリーのキャットフードへの正しい知識を知って愛猫のためにも健康面に配慮したキャットフード選びに努めましょう!
またMOFFMEでは、ペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
グレインフリーのキャットフードとは?メリット・デメリットも!
そもそもグレインフリーとは何かをご紹介します。
「聞いたことはあるけれどグルテンフリーとは違うのか?」
「グレインフリーにしたほうがいいのか?」
疑問に思う飼い主さんも多いと思います。
ここではグレインフリーを選ぶ理由や穀物アレルギーについて紹介し、グレインフリーのメリット・デメリットについて、以下の内容別に解説します!
- グレインフリーのキャットフードとは?穀物アレルギーも解説!
- グレインフリーのキャットフードのメリット・デメリットとは?
- 猫が吐くのは穀物が原因?その他の食物アレルギーも解説!
グレインフリーのキャットフードとは?穀物アレルギーも解説!
グレインフリーとは「穀物」を使用していないキャットフードのことです。
「穀物」は一般的に4種類の原材料を指します。
- トウモロコシ
- 米
- 小麦
- 大麦
グレインフリーのキャットフードでは、穀物は使わずに肉食動物である猫が本来必要な肉や魚を主原料とした穀物アレルギー対策のキャットフードです。
穀物アレルギーの猫向けのキャットフードですが、穀物アレルギーの猫はそれほど多くはなく、ほとんどの猫はグレインフリーのキャットフードではなくても問題ありません。
むしろグレインフリーにしていることで本来必要な栄養バランスを崩してしまうこともありますので
「グレインフリー = 健康を意識している」
という認識は間違いです。
グレインフリーとグルテンフリーは同じ意味合いだと勘違いされますが、グレインフリーは穀物不使用、グル点フリーは小麦不使用の意味あいをもちます。
グレインフリーを炭水化物ぬきと勘違いしてしまう人もいますが炭水化物は含まれていて次の炭水化物成分は穀物ではないのでグレインフリー食品に含まれます。
- じゃがいも
- さつまいも
- エンドウ豆
- レンズ豆
- タピオカ
グレインフリーのキャットフードのメリット・デメリットとは?
グレインフリーのキャットフードに変えた際のメリットについて解説します。
穀物不使用のキャットフードに変えるべきか、従来の穀物入りキャットフードを与えるべきか参考にしてください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
グレインフリーキャットフード | 穀物アレルギーを予防することができる | ・タンパク質が多く炭水化物が少ないことが多いので高齢なシニア猫には消化に負担がかかる。 ・厳選された原材料を使用するので値段が高い。 |
穀物入りキャットフード | ・さまざまな原材料を使用しているので栄養バランスを整えやすい ・穀物など安価な原材料を使用しているため価格を抑えられる | ・穀物アレルギーがある猫には穀物が入っているため相応しくない |
猫は加熱調理された穀物なら消化することができるので、グレインフリーのキャットフードは穀物の食物アレルギーがある猫には最適ですが、特に食物アレルギーのない猫には不必要です。
値段も高額になり、栄養素も穀物入りのキャットフードより限られてしまいます。
補足:猫が吐くのは穀物が原因?その他の食物アレルギーも解説!
猫ちゃんはよく吐いてしまう生き物です。
吐いてしまう理由は穀物を消化できないからではありません。
猫は身体が消化しにくいものを吐き出す習性があり、グルーミング(毛づくろい)で胃に入った体毛などを毛玉として吐き出すこともあり、猫は体調が悪くなくても吐く生き物です。
穀物のアレルギーより、肉や魚、乳製品の食物アレルギーになることが多く、食物アレルギーより花粉やノミアレルギーになる可能性のほうが多いです。
アレルギー症状を見極める方法は
- かゆみがある
- グルーミング(毛づくろい)を過剰におこなう
- 抜け毛がひどい、脱毛症
- 赤く皮膚が荒れる
- ヒリヒリと荒れて、かさぶたができる
食物アレルギー症状がでたり体調不良で吐き出していることもありますが、その時にはすぐに動物病院へ愛猫を連れていきましょう。
猫の体調の変化には気づいてあげれるように注意してください。
グレインフリーのキャットフードの選び方を詳しく解説!
グレインフリーのキャットフードはさまざまな種類があり、どのキャットフードを選べばいいか迷ってしまう飼い主も多いです。
グレインフリーのキャットフードを選ぶ時に注意すべき項目について解説します!
- 着色料・保存料等が無添加でオーガニックな原材料のものを選ぶ
- 肉・魚等タンパク質が豊富で低カロリーなものを選ぶ
- 子猫やシニア猫等、愛猫の年齢や大きさに合ったものを選ぶ
- コスパの良い値段の安いものを選ぶ
愛猫の健康と家計のためにキャットフードの選び方を確認しておきましょう。
①:着色料・保存料等が無添加でオーガニックな原材料のもの
着色料・保存料などの人工添加物は猫ちゃんにとっては不必要な毒です。
色の発色で猫の食欲があがるわけでもなく、保存料も消費期限を長持ちさせるための人間のエゴですので猫の健康面だけを考えると全く必要ありません。
極力、無添加でオーガニックな原材料にこだわったキャットフードを選びましょう。
オーガニックなキャットフードを見極めるには原材料を確認するほかに、オーガニック認定を受けているか確認することをおすすめします。
オーガニック認定は一定期間農薬や化学薬品を使わずに栽培、加工された原材料であることが認定条件となっております。
愛猫の健康のために無添加の原材料にこだわったキャットフードを選びましょう。
②:肉・魚等タンパク質が豊富で低カロリーなもの
猫は本来肉食動物ですのでタンパク質は栄養源として必要になります。
愛猫の健康のためにも、肉や魚などタンパク質が豊富で低カロリーなものを選びましょう。
猫は運動不足や食生活によって肥満になりやすく、肥満は体調不良や病気の原因になりますので、低カロリーで栄養面に配慮したキャットフードを選ぶことをおすすめします。
よくペットショップなどで見かける「AAFCO基準を満たす」と書かれたキャッチフレーズを見かけたことはありませんか?
「AAFCO基準」とはタンパク質・脂肪・ミネラル・ビタミンなどいった総合栄養食としてペットに必要な栄養素を定めた基準です。
キャットフードを選ぶ際の1つの基準にしてペットの栄養管理に気を配りましょう。
③:子猫やシニア猫等、愛猫の年齢や大きさに合ったもの
猫は子猫から成猫、シニア猫と成長年月ごとに必要な栄養素やカロリーが変化していきます。
年齢ごとに消化能力も変動し、食事をする回数も変わりますので子猫には子猫用のキャットフード、成猫には成猫用のキャットフード、シニア猫にはシニア猫用のキャットフードと、ライフステージにあわせたキャットフードを選びましょう。
キャットフードには推奨年齢が記載されていることが多く、他にも疾病改善や不足している栄養素を補うためのキャットフードもありますので、愛猫それぞれに最適な栄養素やカロリーに配慮して食事を与えましょう。
④:コスパも大事!値段の安いものを選ぶ
愛猫の健康のためを考えてグレインフリーのキャットフードにするにも値段は気になりますよね。
安いキャットフードですと1キログラムあたり500円以下で購入できるキャットフードもありますが、安いキャットフードは原価の安い穀物を使用しており肉や魚も質の悪い安価な肉を使用しています。
グレインフリーのキャットフードは1キログラムあたり2,000円〜3,000円と値段も少し高くなりますが、コスパの良いキャットフードは1キログラムあたり2,000円以内で購入できるものもあります。
家計と猫の健康のためにも出費を抑えたコスパの良いグレインフリーのキャットフードをおすすめします。
市販では高くともネットで定期購入することで安く購入できることもありますので、確認してみましょう。
グレインフリーのキャットフードを人気ランキング等から徹底比較
グレインフリーのキャットフードは市販でも多種多様な種類、銘柄で販売されていてどのキャットフードを選べばいいか悩んでしまいます。
近年はネットでも定期購入でキャットフードを買う人も増えており、キャットフード選びは家計のことも考えてしっかりリサーチすることをおすすめします。
キャットフード選びに迷った人は人気ランキングを参考にしましょう!
キャットフードに含まれる水分量にドライフードとウェットフードの2種類に分けられます。
ここでは
- グレインフリーのドライフードのおすすめ・人気ランキング
- グレインフリーのウェットフードのおすすめ・人気ランキング
- グレインフリーのキャットフードの口コミ・評判
について解説します。
ランキング上位のキャットフードの値段を比較して、実際に購入した飼い主のリアルな口コミ・評判を参考にしてキャットフード選びに役立てましょう。
グレインフリーのドライフードのおすすめ・人気ランキング!
ドライフードとは水分量が10%以下に乾燥した粒状のフードです。
ドライフードは乾燥によりカビや細菌などで傷むことを防ぎ長期保存に向いているため、人気のキャットフードとなっております。
価格もウェットフードと比べると安く、歯石もつきにくいためドライフードを常食として購入する飼い主が多いです。
おすすめのグレインフリーのドライフードの人気ランキングをご紹介します!
- オリジン
キャット&キトゥン
1キログラムあたり3,544円 - ネスレ
ピュリナワン キャット グレインフリー
1キログラムあたり1,021円 - ジャガー
ジャガーキャットフード
1キログラムあたり3,608円 - ニュートロジャパン
ナチュラルチョイス 穀物フリー
1キログラムあたり1,274円 - クプレラ
ホリスティックグレインフリー・キャット
1キログラムあたり2,698円
グレインフリーのウェットフードのおすすめ・人気ランキング!
ウェットフードは水分量が70%〜80%含まれており、食事とともに水分を摂ることができます。
ドライフードよりも嗜好性が高く、猫ちゃんもウェットフードは喜んで食べます。
しかしドライフードに比べ値段が高く、保存も効かないためご褒美、おやつとしてウェットフードを与えている飼い主が多いです。
猫に食欲がない時にドライフードにウェットフードを混ぜて、ごはんを食べさせる時にウェットフードを使うこともあります。
おすすめのグレインフリーのウェットフードの人気ランキングをご紹介します!
- マルカン
ナチュラハ グレインフリー
1キログラムあたり1,180円 - ウェルネス
ヘルシーインダルジェンス
1キログラムあたり1,815円 - はごろもフーズ 無一物 鶏ささみ&なんこつ
1キログラムあたり3,385円 - ナチュラルバランス プレートフルズ
1キログラムあたり3,465円 - ウェルネス コアディバインデュオ
1キログラムあたり3,732円
グレインフリーのキャットフードの口コミ・評判を紹介!
グレインフリーのキャットフードを実際に買ってみた人の口コミですが
- 愛猫が食物アレルギーになったのでグレインフリーに変えたところ体調が良くなった!
- いい肉を使用しているのか、猫の食いつきがいい!
- 便がゆるかったがグレインフリーにしてから、快便なった!
- よく吐く猫だったがグレインフリーに変えてからは吐く回数が減った!
と、安価のために穀物を混ぜていないことから、猫からも好評で食いつきがいいと高評価の口コミが目立ちます。
中には低評価の口コミもあり
- 穀物が入っておらず肉ばかりなのか便秘になった。
- シニア猫には消化に負担がかかるのか体調を崩してしまった。
とグレインフリーが合わないケースもあります。
それぞれの猫にあったキャットフードを見つけることが大切です。
猫には体質や好みがありますので、グレインフリーがあう猫、あわない猫がいるのでグレインフリーにすれば間違いなしと勘違いしないように気をつけましょう!
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
食物アレルギーにより体調を崩したり、栄養素の不足により病気になってしまうこともあるので、キャットフード選びは大切です。
しかし、今までは同じキャットフードで元気に過ごしてきた猫でも、免疫力の低下や加齢に伴いアレルギーが発病したり、体調を崩してしまうこともあります。
万が一のためにペット保険に加入しておくことをおすすめします。
ペットを動物病院に連れていき、診察、通院、入院、手術となれば莫大な治療費がかかることもあり、保険加入していなければ何かあった時に対応できなく猫がいつまでも病気から完治できません。
MOFFMEでは、猫のペット保険の一括比較サービスや実際に加入してみたリアルな口コミや評判を取り扱っていますので、今後のためにペット保険を比較し検討しましょう。
まとめ:国産のグレインフリーのキャットフードを徹底比較!
如何でしたか?
グレインフリーのキャットフードは穀物アレルギーのある猫には最適ですが、アレルギーでもないのに無理にグレインフリーを試すことはありません。
しかし、愛猫の健康のために人工添加物不使用で原材料、栄養素にこだわったキャットフードを選ぶことをおすすめします。
安いキャットフードを与えて節約していても、節約のために与えていたキャットフードが原因で猫が病気になってしまえば、通院費や治療費で節約した金額より、はるかに高額な金額を支払うことになります。
なにより、かわいい猫ちゃんが苦しむ姿は見たくありませんよね。
キャットフード選びで注意すべき点を確認しておきましょう。
- 食物アレルギーや病気のある猫はキャットフードで体調管理する!
- オーガニック、栄養素にこだわったキャットフードを与える!
- ランキングを参考にコスパの良いキャットフードを選ぶ!
- 万が一のためにペット保険に加入しておく!
- 猫それぞれにあったペットフードを与える!
飼い主の選択で猫は長く健康に過ごせます。
愛しいペットにはいつまでも元気でいてもらうためにも、まずは食生活から改善していきましょう。
MOFFMEでは他にも、様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。