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海外のキャットフードでおすすめはどれでしょうか。国産とどう違うのかも気になりますよね。また栄養豊富で値段が安い安全なドライフードはどう選べば良いのでしょうか。この記事では海外のキャットフードについて、人気ランキングや口コミ・評判、上手な選び方を解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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海外のキャットフードはどれがおすすめ?国産との違いも解説!

記事モデル:チャプチェ


飼い主さんなら愛猫には美味しくて食いつきのよいキャットフードを毎日食べさせてあげたいものですよね。


ここ数年、猫の健康のためには食事が大切と考える飼い主さんが増えてきているとともに、海外のキャットフードの人気が国産を上回る傾向にあります。


そこで、今回「MOFFME」では

  • 海外キャットフードの特長
  • 海外キャットフードと国産の違い
  • 海外と国産のメリットとデメリット
  • 海外キャットフードの人気おすすめランキング
  • 海外のキャットフード購入者の口コミや評判
  • キャットフードの正しい与え方
以上のことを中心にご説明していきます。

この記事を読んでいただければ愛猫に合った海外キャットフードの選び方がマスターできます。

ぜひ最後までご覧ください。

また、MOFFMEではペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

海外キャットフードと国産の違いは?メリットについても解説!

 
一般的に国産の商品に対する受け止めは、一定の品質が保たれ安心して使用できる製品ではないでしょうか。


しかしながらキャットフードの場合は、少々様相が異なるようです。


キャットフードを含めペットフードの製造は、日本より海外、とくにペット先進国である欧米諸国が動物の健康と福祉を考慮し安全確保に向けた取り組みが進んでいると言われています。


そこで海外キャットフードと国産の違いや安全性、またメリット・デメリットなど詳しくお伝えしていきます。

海外キャットフードと国産の安全の違いについて詳しく解説!

まず海外(米国と欧州EU)と日本におけるキャットフードを含むペットフード製造の法規制や安全確保に向けた基本な仕組みを確認してみましょう。


安全確保への法規制と仕組み

米国欧州EU日本
連邦政府と州政府
2段階法規制あり
EU共通の規則及び指令などに
基づき法規制あり
ペットフードの安全確保の
法規制はない
米国飼料検査官協会と食品医薬品局が包括的に管理・指導FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)が定める製造の基準で生産ペットフード公正取引協議会による安全配慮対応


海外と日本を見比べると、ペット先進国と言われている米国や欧州の動物の健康と福祉を重視する基本的な考えが文化として定着とており、キャットフード製造の安全性を厳格に遵守する取り組みが色濃く反映されているようです。


残念ながら日本では、ペットフード公正取引協議会が「不当景品類及び不当表示防止法」に基づき公正競争規約を定め、適正表示を推進している状況であり、法規制がないため安全面において海外より見劣りしていると言わざるを得ません。


またペットフード工業会が「安全なペットフードの製造に関する実施基準」を策定しているものの、メーカーはガイドラインとし製造が行われています。


海外と国産の安全面を比較

海外と国産のキャットフードにおける安全性を比べてみると

  • 欧米は厳格な法規制や基準に則り、キャットフードの製造と管理を遂行
  • 国産キャットフードの製造は法規制がなく、実施基準も努力義務の状況
  • 海外のキャットフードは国産より安全性は高い
海外キャットフードが安全を重視する背景には、欧米の動物愛護意識の高さ動物をパートナーとして捉えていることがあるのではないでしょうか。

海外キャットフードと国産のメリット・デメリットを解説!

 

安心して愛猫に与えることができる海外のキャットフードは、国産と比べ安全面で大きくリードしているようですが、デメリットもあります。


海外と国産のキャットフードにおけるメリットとデメリットを比較、解説していきます。


海外キャットフード

メリットデメリット
製造法規制と厳しい製造基準
安心安全

本国以外で製造されるものがある
注意必要
価格メリットは少ない輸送コストや流通ルートが複雑で割高
原材料は人間の食材を使用したものが多い
原材料人間が食べられる肉や魚
負担となる穀物は少ない
匂いや味などが合わない場合があり
添加物猫の健康を第一に設計
無添加タイプが多く安心
添加物不使用のため長期保存が難しい
肉をメインにしたフード
肉を好む猫には最適
肉中心のため味のバリエーションが少ない
顧客対応トライアルキャンペーン
定期的に実施
本社は海外のため品質に関する対応が少々不安


国産キャットフード

メリットデメリット
製造日本の気候を考慮し製造
ペットフード製造は法規制なし
メーカーのモラル頼りはかなり不安
価格比較的安い価格の製品が多い
穀物や肉副産物の使用が多い
価格は安いが課題を残す
原材料腹持ちのよさが得られる
腹持ちをよくするため穀物の使用が多い
肉や魚の副産物は栄養とアレルギーが不安
添加物添加物使用でフードの長期保管可能
製造基準内で添加物の使用が多い
猫のからだにダメージを与える可能性あり
味の種類が豊富で猫の好みに対応
合成調味料や香料の使用が多い
品質面で不安を残す
顧客対応国内企業なのでトラブルは迅速対応◎デメリットは見当たらない


海外、国産ともにメリットとデメリットがあり、その内容を十分に考慮した上で愛猫に合うキャットフードを選ぶと良いでしょう。


キャットフードの選び方は、猫に成り代わって猫の健康を第一に考えることが基本です。

補足:キャットフードは輸入、海外への発送・持ち込みはできる?


個人でキャットフードを日本に輸入することは可能なのでしょうか?


また海外に赴く場合、猫も連れて行くため愛用のキャットフードを渡航先に持ち込みできるのか、それとも事前に発送しておく方がよいのか、気になりますよね。


それぞれ留意点や禁止事項があるようなので、ご説明させていただきます。


日本にキャットフードを輸入できる?

基本的に個人で海外のキャットフードを輸入することは可能です。


ただし、法律に基づいた対応が求められますので、事前に規則の理解と諸手続きが必要となります。


キャットフード輸入のポイント

  • ペットフード安全法の規制を受けます
  • 事前の届出(必要書類有り)が必要~お住い地域の農政局まで
  • 輸入料や関税など費用が発生
キャットフードの輸入は手間ひまとコストがかかり、輸入時の製品管理も保障されないので、あまりおすすめできません。

海外への発送・持ち込みはできる?

キャットフードの海外渡航先への持ち込みや発送は国によって異なるようです。

例えば、アメリカは肉類、肉製品、果物、植物、種子、土などの持ち込みは禁止されており、そのためキャットフードは肉類などを含んでいるため、持ち込み・発送は不可能と考えましょう。

一方、ヨーロッパはイタリアやフランス、アジアでは台湾やベトナムが、食品に関する関税申告書の記入は必要はないため、キャットフードを持ち込むことは可能です。

キャットフードを持ち込み・発送するなら、その国の大使館などで確認しましょう。

海外キャットフードのおすすめランキング、口コミ・評判を紹介!

   

最近の猫ブームによって国産キャットフードも種類が豊富になり、以前より品質も向上してきました。


同時に飼い主さんのキャットフードに対するニーズは本物志向が強まり、プレミアムフードに代表される海外キャットフードに目を向ける方が増え、その人気は更に高まっているようです。


そこで、おすすめの海外キャットフードを人気ランキング形式でご紹介するとともに、購入者の口コミや評判をチェックしながら人気の秘密に迫っていきます。

海外キャットフードをおすすめ・人気ランキングから徹底比較!

人気の海外キャットフードをランキング形式でご紹介、合わせておすすめのポイントを解説していきます。


人気ランキング ベスト10

品名特長
第1位カナガン海外キャットフード人気ナンバーワン!
穀物不使用と無添加で子猫から高齢猫まで安心
第2位ジャガー無添加・グレインフリーで猫のからだに優しいキャットフード
原材料は人間が食べられる物を使用
第3位シンプリー動物栄養学者とともに開発したプレミアムなグレインフリー
オリゴ糖など健康を維持する成分が配合
第4位グランツグレインフリー・無添加で猫の健康を考慮しフード設計
食いつきを高めた嗜好が特徴
第5位ピュリナワンプレミアムキャットフードのリーズナブル製品
品質も良くコストパフォーマンスの高さが人気
第6位オリジン猫が本来食べていた食事を安心の原材料を使用
業界で評価の高いキャットフード
第7位
ロイヤルカナン品質・嗜好・価格のバランスの取れたキャットフード
猫の食いつきの良さがポイント
第8位モグニャン日本で最も有名な海外プレミアムキャットフード
高タンパク質でグレインフリーは猫のからだに優しい
第9位ナウフレッシュ新鮮な原材料に徹底的にこだわり低温調理で美味しさをキープ
第10位ヒルズダイエットフードで有名
栄養豊富でカロリー控えめのフード設計が太り気味の猫に人気


海外キャットフードのおすすめポイント

ベスト10入りしたキャットフードの特長から、海外キャットフードをおすすめする理由は以下の3点になります。


  • 猫の消化に負担をかけないよう穀物不使用 グレインフリーが基本
  • 猫の健康を阻害する添加物の使用を控え、からだ作りに必要な上質な成分が配合
  • 海外キャットフードは原材料にこだわり、ヒューマングレードの材料を使用

海外キャットフードをお手頃価格で購入

海外プレミアムキャットフードは価格面で国産と比較すると高いイメージがあります。

しかしなから、人気ランキングのなかには栄養豊富で品質もよく、さらに値段が安い安全な海外キャットフードが提供されており、おすすめです。

海外キャットフードを口コミ・評判から徹底比較!


海外キャットフードを購入し、愛猫に毎日与えている飼い主さんの受け止めや感想、購入した理由などを口コミ・評判から探ってみましょう。


口コミ情報① 食欲がアップ

いままでホームセンターなどで販売されている国産の安いキャットフードを与えていましたが、あまり食べてくれないため海外キャットフードに切り替えたところ


  • 評判通り、食べる量がアップし元気になったような気がする
  • ドライタイプですが食いつきがよくトッピングが要らなくなった

口コミ情報② からだの悩みが解消

被毛のツヤが悪く、時々皮膚トラブルを起こし動物病院に行くことがあり、獣医師から食事の変更を勧められ、海外キャットフードのグレインフリーの無添加タイプにしたところ

  • 被毛のツヤが蘇り、皮膚トラブルが治まって猫の表情が明るくなった気がする
  • 涙目がなくなり、目ヤニが減った
  • 排便のニオイが強くなった感じがありますが、便の状態は良い

口コミ情報③ 吐き戻しが減った

愛猫が食事後に度々、吐き戻すことがあるため海外キャットフードに切り替えたところ

  • 一気に食べても吐き戻しが減り、健康状態も良好
  • 毛玉を吐く回数も減りました

このように海外キャットフードは、猫のからだに優しく、さまざまな悩みの解消に結びついているようです。

海外キャットフードの評判

海外キャットフードの評判を整理すると
  • 食欲が増し元気を取り戻す
  • 猫本来の健康的な生活が維持できる
ということですが、海外キャットフードも猫の好みに合わない場合がありますので、無理は与え方は禁物です。

キャットフードの正しい与え方は?食いつきが悪い場合の対策とは


海外のプレミアムキャットフードでも、猫の好みに合わないものや与え過ぎは猫の健康にとって決して良いことではありません。


猫も長寿の時代です。


いつまでも元気に過ごすためには、まず飼い主さんが猫の食事に関して、基本的な知識と健康を維持する食事法についてマスターしておく必要があります。


そこでキャットフードの給与量と回数など正しい与え方、また愛猫がご飯を食べない場合の対応などをわかりやすく解説していきます。

キャットフードの正しい与え方を解説!与える量や回数・頻度とは

愛猫の好みに合ったキャットフードでも、与え方を間違えると猫の健康を損なうことになります。


キャットフードやおやつを与え過ぎると確実に肥満となり、さまざまな病気を招きますので、注意が必要です。


キャットフードの正しい与え方

肥満を防止しながら、猫の健康を保つ正しい与え方とは

  • キャットフードパッケージに記載されている1日の給与量を目安とする
  • 食事時間と回数を決める~基本は1日2~3回
  • とくに食事時間はころころ変えない
  • 食べ残しのキャットフードは必ず片付ける

1日に必要な摂取カロリーを確認

猫の年齢や体重によって1日の摂取カロリーは変わります、例えば
  • 生後7ヶ月 体重2㎏の幼い猫 200カロリー
  • 満1歳以上 体重4㎏の活発に動く猫 320カロリー
愛猫の年齢や体重を確認し、適正なカロリー摂取を心がけましょう。

猫が食べやすい環境も大切

猫が安心して食事ができる場所を選びましょう。
  • 人目が少ない静かで落ち着ける所が最適
  • 寒すぎたり暑すぎたりは猫のストレスとなるので快適な所が必要
  • 食事場所とトイレは絶対に離すこと~猫は排泄場合で食事しない動物

愛猫がご飯を食べない場合はどうする?原因と対処法を解説!

愛猫が突然ご飯を食べなくなった場合、体調の異変や病気が考えられますので、速やかに獣医師の診療をおすすめいたします。


しかし猫は元気なのに食事の量が減ったり、またキャットフードが飽きているなら、食欲をアップさせる以下の方法があります。


キャットフードを温める

猫はキャットフードの味よりも「におい」に惹かれると言われています。


そこで電子レンジでキャットフードを程よく温めると「におい」が増しますので、食べてくれるのではないでしょうか。


好物のにおいをプラスしてみる

猫が飛んで寄ってくる「かつお節」を、いつものキャットフードの袋の中に入れておきましょう。


かつお節のにおいは、食欲をアップさせる効果があります。


好物をトッピングする

いつものドライタイプにウェットタイプなど好物を少量、トッピングすると食いつきが良くなります。


ただし、トッピングした分、ドライフードの量を減らすよう調整が必要です。

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

 

いま愛猫はキャットフードをしっかり食べているかもしれませんが、このさき突然の病気によって食べなくなることは否定できません。


そのようなときは、一刻も早く動物病院で検査し治療を受ける必要があります。


猫などペットが動物病院で治療を受ける場合は、私たちのように健康保険がないので、医療費は全額自己負担です。


病気によっては検査、投薬、そして通院治療になる場合がありますので、医療費の負担が続いてしまいます。


そのような事態に備えるとともに愛猫の健康のためにも、ペット保険はおすすめです。


ペット保険は

  • 月々手頃な保険料で保障が受けられる
  • 手術や入院もカバーしてくれるので安心
ペット保険は大切な愛猫の健康を守る切り札となりますので、ぜひご加入をおすすめいたします。

MOFFMEでは猫のペット保険の一括比較サービスや口コミ・評判を取り扱っているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ペット保険の一括比較はこちら

まとめ:海外のキャットフードはどれがおすすめ?

海外キャットフードの製造のあり方、安心して猫に与えることができる理由、さらに国産キャットフードとの比較、人気の高い海外キャットフード10選などについてご紹介いたしました。


またキャットフードの正しい与え方や食いつきをよくする方法についてポイント解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事ポイントは

  • 海外キャットフードの生産体制は国産と比較し製造基準が厳しく安全性が高い
  • 海外キャットフードは無添加やグレインフリーなど猫の健康に良いタイプが多い
  • 海外・国産ともにメリットとデメリットがあり賢い選択が必要!
  • おすすめの海外キャットフードは人間が食べる原材料を使用しているので安心!
  • 猫の健康を考えた正しい食事の与え方が重要!
評判の良い海外キャットフードですが、猫にも好みがありますので、飼い主さんが猫が好むタイプを見つけましょう。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。