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老犬がかわいいと感じる瞬間はありますか?老化が進んで介護対策が大変になってくる高齢犬ですが、高齢犬ならではの可愛さがたくさん存在します。また上手な介護方法も気になりますよね。この記事では老犬について、かわいい瞬間のまとめやシニア犬の介護方法を解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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老犬はかわいい!可愛い仕草や行動、介護のやり方について解説!

わんちゃんは、人間の約4倍のスピードで歳をとると言われています。長く一緒に暮らしていると愛おしさは日々増えていきますし、わんちゃんとの関係も深まっていきますよね。

老犬になると行動や体に変化が見らるようになりますが、子犬の頃の可愛さとはまた違う老犬ならではの可愛さがあるんですよ。また、年齢を重ねることで介護が必要になり大変なこともあると思います。

そこで、今回「MOFFME」では
  • 老犬をかわいいと感じる仕草や行動は?
  • 老犬に介護が必要になるときとは?
  • 老犬の介護方法とは?
  • 念のためペット保険に加入しよう
  • まとめ
について紹介していきます。

老犬との暮らしで見える可愛さや介護のやり方ついて解説しますので、愛犬との生活の参考にしていただけたらと思います。

また、MOFFMEではペット保険のランキングについても詳しく紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

老犬がかわいい!かわいいと感じる仕草・行動をまとめて紹介!


愛犬がおじいちゃん・おばあちゃんになった時、どのような変化が見られるのでしょうか?今までの生活と変わることはあるのでしょうか?

こちらでは、老犬と過ごしていて、かわいい!愛おしい!と感じる場面を紹介いたします。

  • 老犬の散歩中の様子とは?
  • 老犬の体の変化とは?
  • 飼い主とのコミュニケーションとは?
  • 老犬の家での様子とは?
  • 性格や行動の変化は?

のんびりとした老犬ならではの、かわいい瞬間が沢山ありますよ!

①:老犬の散歩中の様子

若い頃は元気いっぱいに走り回っていたわんちゃんも、関節の動く範囲が狭くなるので、歩幅が小さくなりゆっくりマイペースに歩くようになります。その分、今までスタスタ歩いていた道も、色々見て匂いを嗅いで探索しながら楽しむことが出来るようになりますよ。


また、体力も少なくなっていますのですぐに疲れてしまいます。しかし、老犬の体調管理の為にもお散歩は大切です。1回10分ほどの散歩に変えて、若い頃より距離を短くしたり歩きやすい道を選んだり、わんちゃんに合わせた散歩をしていきましょう。老犬の散歩の時間は、アスファルトを触って冷たいと感じる時間帯がおすすめですよ。


少し歩いて休憩してのんびりとした散歩をしているわんちゃんはとってもかわいいですよ。日向ぼっこしながら一緒に楽しんでくださいね。

②:老犬の被毛や体の変化

わんちゃんも年齢を重ねると白髪が生えてきます。一般的には、7歳ごろから色が抜けていくようですが、個体差があります。具体的には、体全体的に白っぽく薄い色に変わっていきます。特に、口や鼻回り・足回りに白い毛が目立つようになるようです。色素が薄くなるので、鼻が黒かった子は茶色になるなどの変化も見られます。


年齢を重ねると、「核硬化症」といって黒目が白く濁ってきます。とても似ている症状に「白内障」があります。核硬化症は目が見えなくなるわけではないので、日常生活には困りません。しかし、目で見ただけでは「核硬化症」と「白内障」の違いが判らないので、気になるときは一度病院で診てもらってくださいね。

③:飼い主とのコミュニケーション

老犬になると、耳が遠くなるので話しかけても反応がないときもあります。のんびりとしたその様子がまたかわいいですよね。そんな時は、そっと体に触れて呼んであげましょう。耳の聞こえないわんちゃんには、ジェスチャーをして伝えるようにすると安心するようですよ!


また、毎日一緒に過ごしてきた愛犬とは言葉が無くても通じ合うものがあると思います。同じ空間にいるだけで安心感があり、何もしていなくてもその時間が特別ですよね。わんちゃんとのコミュニケーションを大切にしながら、過ごしていきたいですね。

④:家で過ごす時間

老犬になると、一日寝て過ごすことが多くなります。手足をバタバタと動かして夢の中で走っているような姿や安心して無防備に寝ている姿はとってもかわいいですよ!遊んでいたかと思うとコテっと寝てしまったり、寝言を言ったり寝ぼけているかわいい姿が見られることもあります。


また、ご飯の食べる量もわんちゃんによって変わってきます。こだわりが強くなり好きなものだけを食べたがるわんちゃんやとっても食いしん坊になるわんちゃんもいます。意思表示をしている時も、美味しそうにご飯を食べている姿もとってもかわいいですよね。

⑤:老犬の性格や行動の変化

老犬になってどんどん甘えん坊になるわんちゃんも多いです。目が見えなかったり、耳が遠くなったりする不安もあり、飼い主さんに甘えて安心したいのかもしれませんね。また、頑固になり自分の意思を一生懸命伝えようとする姿もとってもかわいいですよ。


また、今まで平気だったものを怖がるようになったり、反対に怖がっていたものが平気になったりします。目や耳が悪くなると家のチャイムや雷、人影などをすごく怖く感じる子や、反対に全然気にならなくなりポーっとしている子などわんちゃんによって変わってきます。もし、わんちゃんが怖くて逃げてきた時のために安心できる場所の用意はしっかりしておきましょう!


老犬になって、今までとは違うかわいい一面を見ることも出来るので、わんちゃんとの生活がまた楽しくなりますよね!

老犬に介護が必要になるのはどんな時?準備するグッズも紹介!


年齢を重ねることでわんちゃんも思うように体が動かなくなり、介護が必要になることがあると思います。介護と聞くと大変なイメージばかりだと思いますが、わんちゃんも飼い主さんも負担にならないように介護をしていくためにはどんな準備が必要なのでしょうか?

今回こちらでは

  • どんな状態になると介護が必要?
  • 老犬の介護に役立つグッズ紹介
について、紹介していきたいと思います。

愛犬の将来のために、しっかり確認して介護の準備をしておきましょう!

老犬に介護が必要になるのはどんな状態?

わんちゃんの介護が必要になるのは、どのような状態なのでしょうか?老犬になることで、どのようにわんちゃんが変化していくのかを確認しましょう。

老犬になると
  • 目が見えなくなる
  • 足腰が弱る
  • トイレの失敗が増える
  • ご飯が食べづらくなる
  • 夜鳴きをするようになる
などの状態になり今まで出来ていたことが上手に出来なくなります。

しかし、目が見えなくなったわんちゃんは聴覚嗅覚でカバーをしながら生活をするようになっていきます。なので、わんちゃんが歩く道に物を置かないようにサポートをしていくことが大切です。ご飯やトイレなども工夫して生活していく必要があります。

毎日一緒に暮らしていると変化がわかりにくいこともありますが、愛犬の様子をしっかり見て過ごしていきましょう!

老犬の介護で準備しておくと役立つグッズを紹介!

介護の負担を少しでも減らすために準備しておくと役立つグッズの紹介をしていきます!


食事の補助グッズ

食事台を使うことでわんちゃんの首にかかる負担を減らすことが出来ます。うまくご飯を食べる事が出来ないわんちゃんには、持ち手のついている食器やソフトスプーンを使って食べさせてあげるといいですよ。また、とろみ付けを使うことでご飯を飲み込みやすくなります。

歩行の補助グッズ

足腰が弱くなってきた子は、ハーネス車椅子を使用して負担を軽減しながらお散歩しましょう!寝たきりであっても、カートにのせて散歩に行くことで外の空気を吸ったり、日向ぼっこが出来ます。お散歩は、わんちゃんのリフレッシュになりますよ。

睡眠の補助グッズ

寝たきりのわんちゃんは、床ずれの心配がありますよね。そこで、高反発ベッドや床ずれ予防マットの使用をオススメします。また、夜寝ている時や出かけている時などはオムツを使用することで負担を減らすことが出来ますよ。

シニア犬の介護のやり方は?上手な介護方法を具体的に解説!


初めてわんちゃんを介護するとなると、介護方法がわからなくて不安になることもありますよね。飼い主さんもわんちゃんも出来るだけ負担がかからないように介護するために、老犬介護のやり方を解説していきます。

  • 食事の介護について
  • トイレの介護について
  • 介護中の体のお手入れについて
  • 運動の介護について
  • 睡眠の介護について
  • 認知症や痴呆による問題行動の介護

わんちゃんによって必要な介護は変わってくると思いますが、無理せずに続けていきましょう。

①:食事の介護

老犬になると噛む力が弱くなってくるので、フードをふやかして柔らかくしたり、小粒や半生タイプ、缶詰など食べやすいものを選んでくださいね。うまく呑み込めないときは、とろみをつけたり、ミキサーですりつぶしたりすることで、わんちゃんも食べやすくなりますよ。


食べる時の姿勢も、負担がかからないように工夫が必要です。頭を下げずに食べられるように台の上にお皿を置くなどして食べやすいようにサポートしてください。


寝たきりでご飯がうまく食べられないときは、シリンジやドレッシング容器などを使って歯の隙間から流動食や固さの調節できる介護食などをゆっくり口に入れてあげてくださいね。


食欲がないときは、匂いが立つので温めることもおすすめですよ!

②:排尿や排泄(下痢等)の介護、トイレトレーニング

老犬になるとトイレの失敗が増えると言われています。トイレの姿勢をとることが難しいわんちゃんは、おしっこやうんちの時に腰を支えてあげてください。


おもらしをしてしまうわんちゃんには、オムツを使用しましょう。わんちゃん専用のオムツ以外に、人間の赤ちゃん用のオムツに尻尾を出す穴をあけて使用することも出来ますよ!


自然におしっこをすることが出来ない子は、膀胱のある部分をやさしくお尻側に押すことで排泄のサポートをします。便秘の場合は、お腹の上の方からお尻に向かって優しくマッサージをしてみましょう!


足回りやお腹の周りなど汚れてしまう事が多いので、こまめに拭いてあげてください。水のいらないシャンプーなどがおすすめですよ!オムツを嫌がらずつけることが出来るようにトレーニングして慣れておくといいですね。

③:介護中のシャンプー、体のお手入れ

オムツを付けたり寝たきりの生活になるとお尻付近などが汚れがちになります。こまめに拭いたり洗ったりして清潔にしておくことが大切です。


老犬になると体力が落ちて疲れやすくなります。なので、出来るだけ短い時間で終わらせる、暖かい時間にシャンプーをしてください。汚れた所だけを洗う部分浴は、洗う時間も乾かす時間も短いのでおすすめです。


マットを敷いて滑らないように工夫したり、すのこの上で洗うと隙間から汚れたものが流れるので体につくことを防ぐことが出来ますよ!


寝たきりの場合は、水のいらないシャンプーや温めたタオルなどで身体を拭いて綺麗にしましょう。わんちゃんの体の下に厚手のトイレシートを敷いてお湯をかけながら洗うと汚れも落ちやすいと思います。

④:歩行・運動(散歩等)の介護、リハビリ

足腰が弱くなってきている老犬にもお散歩は必要になります。散歩に行くことで認知症予防になったり、わんちゃんのリフレッシュにもなります。運動をさせないと、どんどん足腰の筋力が弱まってしまうので、老化防止のためにも無理のない範囲でお散歩に行きましょう。


途中で疲れてしまう子や、散歩に行きたがらない子にはペットカートがおすすめです。うまく歩くことが出来ない子には、ハーネスを使用するなどしてサポートしてあげてください。体温調節機能も衰えますので、夏は涼しい時間帯にこまめな水分補給を心掛けたり、冬は服を着せるなど体温調節をしてあげましょう。


その日の体調を見ながら、わんちゃんのペースに合わせてお散歩を楽しんでくださいね。

⑤:床ずれ、睡眠の介護

寝たきりになった時特に注意しなければならないのが、床ずれです。体重がかかって圧迫された皮膚の血流が悪くなり皮膚や筋肉が壊死してしまうことが原因です。他にも、排泄排尿で皮膚が汚れ蒸れることも間接的な原因となります。

予防は、寝床との圧迫を出来る限り無くすことです。2~3時間ごとに寝返りを打たせて同じ場所に圧迫がかからないように気を付けましょう。

床ずれの起きやすい場所は
  • 前足首
  • 後足首
になります。床ずれはあっという間に進行してしまい、一度出来てしまうと中々治らないので、寝返りを打たせる時などはよくチェックしてください。

体が沈み過ぎずに圧力を分散させてくれる高反発無圧マットなどを選んであげてください。

⑥:認知症や痴呆による、徘徊等の問題行動の介護

犬の認知症や痴呆は、11・12歳ころから発症すると言われています。


認知症による行動には

  • 夜鳴き
  • 昼夜逆転
  • 狭い所に入り出られなくなる
  • よく食べて下痢もせず痩せてくる
  • トイレの失敗が多くなる
などがあります。

夜鳴きや昼夜逆転の場合は、日光浴をして体内時計をリセットさせます。昼寝を沢山しないように遊んだり、声をかけるなどして日中に刺激を与えてください。

家の中を安心して歩き回れるように、家具にクッション材を付けたり、家具の隙間を保護したり、床を滑りにくくするなど対策をしましょう。

スキンシップをとったり、マッサージをしたり沢山コミュニケーションをとりましょう!飼い主さんと触れ合うことで安心感を与えることが出来ます。

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

私たちと同じように愛犬も年齢を重ねることで身体に不調が出てきます。


老犬になると目が見えなくなったり耳が聞こえなくなったりして、介護が必要になると思います。また、病気になって通院が必要になったり金銭的にも負担がかかります。

その時のために、ペット保険に加入することをオススメします。


MOFFMEでは、ペット保険の一括比較サービスや口コミ・評判を取り扱っておりますので、参考にしていただけたらと思います。

まとめ:老犬はかわいい!可愛いと感じる瞬間をまとめて紹介!

今回こちらの記事では、老犬をかわいいと感じる瞬間や介護方法について紹介してきました。


老犬のかわいいポイントは

  • のんびりと歩く姿がかわいい
  • 白髪が増えて顔つきも穏やかになってかわいい
  • 呼んでも気付いてないところがかわいい
  • 無防備に寝ている姿がかわいい
  • 甘えん坊になったり頑固になったり新たな一面がかわいい
でした。

年齢を重ねると介護が必要になったり大変なこともあると思いますが、ずっと一緒に暮らしていた愛犬の新しいかわいい一面を見つけながらのんびりと過ごしていきたいですね。

MOFFMEでは他にも、様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。