『犬にも自由を!』13%の人が必ずしもリードは必要ないと主張のサムネイル画像

ペット保険相談サービス「MOFFME(https://moffme.com/)」を運営する株式会社Wizleap(代表取締役社長:谷川昌平)は、ペットに関する最新情報を発信すべく、ユーザーからの調査データや様々な調査結果を公表します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ノーリードに対する意識調査

時代とともに犬の飼育方法は変化しました。


番犬として外飼いが一般的だった時代もありますが、現在は犬を室内飼いする家庭が増えています。


犬の散歩の仕方も同様に変化しました。

以前はノーリードで犬を散歩しても問題になることはありませんでしたが、現代で犬をノーリードで散歩することはよしとされていません。


今回は、この『犬のノーリード』をめぐる意見をアンケートで調査しました。


意識調査の詳細は以下の通りです。


 【調査概要:ペットに関する意識調査】

 ▪️調査日程 :2021年1月19日〜2021年1月24日 

 ▪️調査方法 :インターネット 

 ▪️調査人数 :1095名



このアンケートは犬を飼育していない人も対象としています。

内訳は以下の通りです。



必ずしもリードは必要ないが13%

まずは、ノーリードで犬を散歩する人に対してどのように感じるかをお聞きしました。


Q1. 散歩中、犬にリードを付けない犬の飼い主に対してどのように感じますか?


「リードをつけるべき」と回答した人が87%、「人通りの少ない場所・時間帯であれば付けなくてもいい」が12%、「リードを付けなくても良い」が1%という結果になりました。


約13%もの人が必ずしもリードを付けなくても良いと回答していることになります。


これら回答者の内訳は以下の通りです。


犬を飼っていない人は飼っている人よりも、リードを必ずしも付けなくても良いと考えているようです。


気になるその理由もご回答いただきました。

「リードは付けなくても良い」と考える理由

犬にも権利はあると思うからです。この世のもの全てが人間のものではないから。
犬の性格によりますが飼い主の言うことをしっかり聞いて飼い主から離れない犬はリードが必要ないと思います。ただ興奮しやすい犬には必ずリードが必要です。
しっかりとしつけされている犬だったらリードをつけていなくてもとりわけ恐怖などは感じなかったから。
きちんとしつけされているのであればリードをつけなくても良いと思う。海外に在住した時にリードをしない飼い主&わんちゃんが多く驚いたが、しつけがきちんとされていて、むしろどうやって訓練しているんだろうと気になったくらい、しつけされていた。

「人通りが少なければ付けなくても良い」と考える理由

犬も苦しいと思うから極力リードを付けたくはないので人通りが少ない場所や時間帯ならリードは付けなくてもよいのではと思ったから。
昔飼っていて引き運動では足りないのは分かっているので。
各家庭で、普段からリードで拘束されてることが多い印象なので、散歩ではストレスを与えなくても良いのでは?
犬にも自由を与えた方がいいと思います。与えるべきです。
ペットも生き物で自由にさせてあげたいと思う気持ちがある為。住んでいる地域にもよるが、地方出身の私は躾とある程度人の少ない場所であれば自由に走り回る時間があっても良いと感じる。

「リードを付けるべきだ」と考える理由

犬の為にもリードはつけるべきだと思います。少なくとも急に飛び出して車にはねられてしまうというような事はリードつける事によって減らせると思います。
飼い犬が突然の何かに驚いたり興味を示した時に、飼い主が静止できるとは思えない。その結果、飼い犬やほかの他者が怪我や命に関わる危機に陥った場合、責任がとれないと思う。
子供が犬を怖がるので、リードをつけて子供に近寄ってこないように気を付けてほしい。誰でも犬がウェルカムだと思っているのは困る。
我が家の息子は自閉症で、犬が苦手です。突然近寄ってこられるとパニックになり、周りが見えなくなります。とても危険なので、リードがあるとまだ安心かな、と。
昔犬を飼っていた経験があります。いくらおとなしくてかまない犬と家族が思っていても、それは家族だからかまないのであって、家族以外には噛みつく可能性があることを認識しておくべきです。リードは絶対しておくべきだと思います。

ノーリードによるトラブル経験有り23%

次にノーリードによるトラブルが実際にどのくらい起きているのかを調査しました。


Q2. 犬を飼っている人に質問です。ノーリードの散歩が原因で愛犬に危害を加えられた、または危害を加えてしまった経験がありますか?当てはまるの全てに回答してください。


「被害を受けたことがある」が20%、「危害を加えてしまったことがある」が2%、「両方ある」が1%、「ない」が78%という結果になりました。


犬を飼っている人のうち23%がノーリードのトラブル経験がある、つまり5人に1人がトラブルを経験していることになります。


かなり高い確率ですから、やはりリードはつけるべきでしょう。

愛犬はあなたのコマンドをどの程度聞くことができますか?

次に、愛犬が飼い主のコマンドをどの程度聞くことができるのか調査しました。


Q3. 犬を飼っている人に質問です。愛犬はあなたのコマンド(命令)をどの程度きくことができますか?


「どんな状況でもいうことを聞く自信がある」が5%、「大抵の状況ではいうことを聞く自信がある」が50%、「限定的な状況下であればいうことを聞くことができる」が40%、「いうことを聞かない」が5%という結果になりました。


必ず愛犬がいうことを聞くと自信を持っている飼い主は5%しかいないようです。


お利口な犬も、まだしつけ途中の犬もリードを付けていないと不安ですね。

条例でノーリードが禁止されていることを知っていますか?

ここまでリードの必要性を解説してきましたが、実は地域によってノーリードは条例で禁止されています。


この条例の認知度も調査しました。


Q4. ノーリード での散歩は自治体の条例によって禁止されていることがあります。お住まいの地域でノーリード が禁止されているかどうか知っていますか?


「知っている」が17%、「知らない」が83%という結果になりました。


この内訳は以下の通りです。


犬を飼っている人でも28%の人しか条例の有無を知らないようです。


まとめ

いかがでしたでしょうか。


この記事をきっかけに少しでも多くの方に『ノーリード問題』を考えていただけたら幸いです。


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今回の調査結果はウェブページ等で引用していただいて構いません。 


 ただし、引用の際は必ずこちらのリンク(https://moffme.com/article/1163)を載せるようにお願いいたします。 


 また、ウェブページ以外での引用の際は、MOFFMEまでご連絡いただくようお願い申し上げます。

 回答者の声について詳しく知りたい方は、ご連絡をいただければより詳しいデータをご提供することも可能です。


 ご興味のある方はぜひご連絡ください。


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