
犬にとって引っ越しはストレスで、新居ではトイレが出来なくなったり、下痢や嘔吐、夜鳴きといった症状が出ることもあります。では新居に慣れるまでや引っ越しでは何に注意すれば良いでしょうか。この記事では犬と引っ越しのストレスについて、ストレス解消法を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬にとって引っ越しはストレス!落ち着かない等の症状に注意!
- 犬がストレスを受けていることを示すサイン
- 犬のストレス発散方法
- 引っ越しで注意すべきポイント
犬にとって引っ越しはストレス!注意すべきサインとは?
見知らぬ場所に突然連れてこられた犬は、不安から様々な行動を示します。理由が分からず飼い主は叱ってしまいがちですが、言葉を話せない犬は懸命にしぐさなどで不安を示します。
不安を一生懸命に訴えているのに気づかず、大切な愛犬をただ叱ってしまうと、余計にストレスを溜め込んでしまいます。
そこでここでは、犬が感じるストレスの原因や、ストレスサインについて解説していきます。サインを見逃さずに早めに対処して、新居でも愛犬の居心地がよくなるように工夫をしましょう。
犬にとって引っ越しはストレス!どんなことがストレスになる?
引っ越しというイベントは、犬にとってストレスに感じるポイントが大きく4つあります。
- 部屋にあったものが減るなどして、部屋の雰囲気が違う
- 当日は引っ越し業者などの慣れていない人が複数出入りする
- 慣れないキャリーケースなどで移動する
- 慣れたところから見知らぬ場所に住む
引っ越し前でも、慣れた部屋が段ボールだらけになったり物が減っていったりと、いつもと違う雰囲気になると不安を感じる犬もいます。
また、引っ越し当日は引っ越し業者が入り、複数の知らない人間が出入りすることになります。慣れない人が多いので戸惑うこともあるでしょう。
さらに当日、犬の輸送を業者に任せる場合、見知らぬ人の元にポツンと残されてしまったような恐怖を感じることもあります。飼い主が移動させる場合でも、キャリーケースに慣れなくて嫌がることも多いです。
このように、引っ越し前から犬のストレスが始まっている場合もあります。引っ越しする際には前もって犬が不安を感じにくいように、キャリーケースに慣れさせておくなどの工夫をする必要があるでしょう。
新居で注意すべき愛犬の変化とは?ストレスサインを解説!
新しい家に住むことになった犬は、不安と戸惑いでいっぱいです。犬はストレスを感じると、様々なサインで飼い主に不安を知らせてくれます。
犬が示す引っ越しでのストレスサインは、主に以下の5つです。
- 同じ場所をウロウロする
- トイレトレーでトイレができない
- 夜眠れずに夜鳴きする
- 留守番ができない
- 下痢や嘔吐をする
犬のストレスを軽減・発散させるために飼い主にできることとは?
一緒に暮らしている飼い主だからこそ、愛犬のストレスを減らすためにできることがたくさんあります。
一番は愛情をもって接することですが、具体的な方法として以下の5つがあります。
- お気に入りのおもちゃは捨てずに取っておく
- トイレトレーニングをもう一度する
- 慣れるまで夜は一緒に寝る
- スキンシップを心がける
- 下痢や嘔吐が続くなら動物病院へ
愛犬のストレスサイン別のストレス軽減方法を紹介!
愛犬がストレスを感じているのなら、なるべく早く解消してあげたいですよね。
ここでは、引っ越しによるストレスを解決する方法を5つご紹介します。
お気に入りのおもちゃや毛布は捨てない
眠れなくて夜鳴きをしてしまう場合、しばらくは一緒に寝てあげると安心します。また、お気に入りのものや以前から使っていた毛布を、寝る場所に置いてあげると不安が和らぎます。
また、無駄吠えしている場合には、何が原因で吠えてしまうのかを観察し、原因を取り除いてあげると良いでしょう。
例えば、外の様子が気になるようならカーテンを閉める、音が気になるならケージを毛布で覆うなどの防音対策をするなども、有効な手段です。
愛のあるスキンシップを
犬は人間との触れ合いが大好きです。引っ越しをしてしばらくの間は、意識して愛犬との時間を作りましょう。
一緒に遊んであげたりスキンシップを心がけたりすると、環境に慣れやすくなり引っ越しによるストレスも軽減されていきますよ。
下痢や嘔吐を繰り返す場合には動物病院へ
人間でもストレスで胃腸の調子が悪くなるということがあります。犬も同じで、ストレスで下痢を繰り返してしまう場合があります。
下痢が続くと脱水症状が出てしまうので、早めに動物病院へ行きましょう。その際、下痢の頻度やいつから症状があるのかなど、記録しておくと役立ちます。
また、引っ越し当日は移動中の揺れで乗り物酔いを起こし、嘔吐してしまうケースもあります。
心配なら動物病院で酔い止めの薬を処方してもらうか、移動前の食事を減らすなどの工夫も効果的です。
愛犬のストレスを発散・解消させるためにできることとは?
新しい環境に犬が慣れるまでには、最低でも1ヶ月程度の時間がかかります。それまでは、例えば日頃は禁じている水浴びを条件付きでさせてあげるなど、いつもとは違うストレス発散方法を試して見るのも良いでしょう。
また、積極的に散歩に連れて行くのも、良いストレス発散方法です。犬は散歩が大好きなので、早く新しい散歩コースに慣れさせるとストレスが溜まりにくくなります。
散歩に行っているのに飛びかかりや噛みつき、尻尾を振るなどの行為がある場合、散歩が物足りないと思っている可能性があります。散歩コースを変えたり距離を延ばしたりすると、良い刺激になりストレス発散につながります。
引っ越しの後は慌ただしくて大変かもしれませんが、毎日欠かさずにしっかり散歩に連れて行ってあげてください。
それから、食事内容を一時的に贅沢なものにすることもストレス解消になります。人間も、たまにおいしい特別な食事をして楽しみますよね。犬も豪華な食事が出てくると嬉しくなります。
喜びはストレス解消につながるので、最近元気がないと思ったら、ぜひ試してみてください。
引っ越し前後や当日に気をつけることは?注意点を詳しく解説!
愛犬と引っ越しする時には、引っ越し前にしておいた方が良いことや、引っ越し後に必要な手続きなどがあります。
また、引っ越し当日に起こる可能性のある、リスクへの対策も必要です。
そこでここでは、以下の3つについて項目別に解説していきます。
- 引っ越し前にやっておくこと
- 引っ越し当日に気をつけること
- 引っ越し後にしなければならないこと
引っ越し前にやっておくべきこと・注意点とは?
- キャリーケースやケージに慣れさせる
- 動物病院へ挨拶に行く
引っ越し時の注意点とは?輸送方法や輸送時の注意点も解説!
引っ越し当日には以下の3つに注意が必要です。
- 脱走
- 輸送方法
- 輸送中の環境
引っ越し時に一番注意しなければならないのは、脱走です。知らない人がたくさん来るので、驚いて逃げてしまう場合があります。
業者が来る前にキャリーケースやケージに入れておくなど、しっかりとした脱走対策をとっておく必要があります。
輸送方法も重要なチェックポイントです。長距離の移動であればペット専用の輸送業者もあるので、活用しましょう。
比較的近距離であれば、キャリーケースに入れて飼い主が直接運ぶことも可能です。電車やバスなどの公共交通機関を使う際には、マナーを守り、キャリーケースから出さないように注意しましょう。
また、冷房や暖房の風の吹き出し口付近には置かないよう、キャリーケースを置く場所に手を当てて温度を確認することをおすすめします。長い移動になる場合には休憩を挟んで水分補給をするなど、疲労や脱水対策も忘れずにしましょう。
引っ越し後にやるべきことは?愛犬の登録等、手続き方法を解説!
無事に愛犬と引っ越しができたら、忘れずにしなければいけないのが、犬の登録住所変更です。届出は義務ですので、引っ越したらなるべく早く手続きをしましょう。
詳細を表にまとめましたので、引っ越し手続きの参考にしてください。
同じ市区町村内の引っ越し | 新しい市区町村への引っ越し | |
---|---|---|
届出場所 | 役所 保健所 | 新住所の役所 保健所 |
必要書類 | 登録事項変更届 鑑札 | 登録事項変更届 鑑札 狂犬病予防注射注射済票 |
提出期限 | 引っ越し後30日以内 (または生後90日を超えてから30日以内) | 引っ越し後30日以内 (または生後90日を超えてから30日以内) |
なお、手数料の有無は、市区町村により異なります。一般に、鑑札の再交付が必要になった場合には1,600円、狂犬病予防注射注射済票の再交付は340円程度の手数料が発生します。
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
ペット保険は、もしもの時に役立つペットのための動物保険です。
下痢などの体調不良があらわれた場合、通院の補償がついているペット保険に加入していれば、病院にかかる費用を安く抑えられます。万が一、入院することになってしまっても、費用の心配なく治療に専念できます。
また、獣医師に無料で相談できるサービスがついていることも多いので、引っ越しで犬がストレスを感じてしまった際のケアについて、電話で相談することもできます。
ペット保険の加入を決める場合には、値段はもちろん口コミや評判の良さも大きなポイントです。
MOFFMEでは、ペット保険を一括で比較できるサービスや口コミなどを扱っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ:犬にとって、引っ越しは不安でストレスが大きい!
人間にとっては心機一転でワクワクするような引っ越しも、犬にとってはいきなり住む環境が変わることになり、不安になります。
愛犬と引っ越しする場合に大切なのは、以下の4点です。
- 犬の引っ越しによるストレスサインを見逃さない
- 引っ越し後のストレスを軽くする工夫をする
- 輸送時や輸送中の環境や脱走にも注意する
- 登録住所変更も忘れずに