ペットの猫に新型コロナウイルスは感染するかご存知ですか?愛猫が新型コロナウイルスに感染するのは避けたいですよね。また感染した際の症状はどうなのでしょうか。この記事ではペットの猫に新型コロナウイルスがうつるかについて、感染経路や症状、飼育上の注意点を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるペットの猫は新型コロナウイルスに感染する?
記事モデル:まるこ
「新型コロナウイルスはペットにも感染する」と聞いたことはありませんか?新型コロナウイルスに関してはまだ解明されておらず、様々な情報が錯綜しています。
飼い主さん自身も感染に不安を抱いている人も多いことでしょう。その上、ペットも感染するとなると様々な対策が必要になってきます。
今回「MOFFME」では「ペットの猫に新型コロナウイルスは感染するのか」について、現在解明されている情報を以下の通り、まとめました。
- 猫に感染した場合の感染経路や検査方法
- 猫が感染した場合の症状
- ペットから人へうつるのか
- 飼い主が感染した場合の対処方法
- 愛猫の感染予防策
ペットの猫は新型コロナウイルスに感染する!症状や感染経路とは
結論から言いますと、ペットの猫でも新型コロナウイルスに感染します。海外で以下のような感染報告がされています。
- 猫が感染確認され下痢嘔吐、呼吸困難の症状が見られた(ベルギー)
- 飼い猫が感染確認され呼吸器症状が見られた(アメリカ)
- 動物園にてマレートラが感染し、空咳の症状が見られた(ニューヨーク)
いずれも2020年3〜4月に報告された事例です。しかし現時点で日本国内での猫の感染事例はありません。
ここでは猫が感染した場合の
- 検査方法や感染経路
- 猫が感染した際の症状
- 猫特有のコロナウイルス感染症とは
猫も新型コロナウイルスに感染する!検査方法や感染経路とは
ペットへのPCR検査の実施は
- 飼い主が新型コロナウイルス感染者
- 新型コロナウイルス感染者と濃厚接触があった
場合にのみ推奨されています。
現時点で
- 猫→人、猫→猫*への感染は報告されていない
猫が新型コロナウイルスに感染した際の症状は?
猫が新型コロナウイルスに感染した場合の症状は以下の通りです。
- 下痢
- 嘔吐
- 咳
補足:猫の「コロナウイルス感染症」とは?
- 猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)
- 感染力が弱いため猫→猫の感染の可能性は低い
新型コロナウイルスはペットから人間にうつる?
新型コロナウイルスは「飼い主からペットの猫に感染するなら、猫から飼い主にも感染するのでは?」と不安に思われている方のために、詳しく解説していきましょう。
- ペットの猫から飼い主への感染はあるのか
- 飼い主が新型コロナウイルスに感染した場合の愛猫との接し方
新型コロナウイルスがペットの猫から人にうつることはある?
- ペットの猫から人に感染した事例は報告されていない
飼い主が新型コロナウイルスに感染した!愛猫との接し方は?
ペットの猫が新型コロナウイルスに感染したら、という視点でここまでご説明してきました。
しかし可能性が大きい状況は「飼い主が新型コロナウイルス感染者になること」ではないでしょうか。
飼い主さんが新型コロナウイルス感染者と判明した場合、以下の対応が想定されます。
- 病院へ入院
- 提携ホテルに宿泊
- 自宅療養
- 親類や友人
- 動物病院
- ペットホテル
愛猫を新型コロナウイルス感染症から守るには?予防法を解説!
新型コロナウイルス感染症に愛猫が感染しないために必要な対策は以下の通りです。
- 飼い主が感染しないこと
- 飼育している猫や犬を触る時、外から帰った時は消毒
- 愛猫は屋外に出さず、完全室内飼いへ移行する
- アルコール消毒は犬や猫に使用しない
念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!
新型コロナウイルスだけでなく、愛猫が病気や怪我、手術となると、それなりに治療費がかかってきます。そんなもしもの備えには、ペット保険への加入していると安心です。
どのペット保険がいいのか、よくわからないという飼い主さんにおすすめしたいのが、MOFFMEのペット保険の一括比較サービスです。
「猫」か「犬」を選択し年齢を入力するだけで、加入できるペット保険の「月支払保険料」や「保険の特徴」などがひと目でわかります。
また口コミや評判なども紹介されているので、保険選びの参考になります。
また猫のペット保険についての記事もありますので、そちらもぜひご覧ください。
まとめ:ペットの猫に新型コロナウイルスはうつる!
ここまで、ペットの猫に新型コロナウイルスはうつるのかどうか、現時点で判明している情報を詳しくご紹介してきました。
新型コロナウイルスの猫への感染についてまとめると
- 人から猫に感染する
- 猫から人へは感染しない
- 猫から猫へは感染する
- 猫が感染した場合の検査もPCR検査
- 猫が感染した時の症状は呼吸器系や消化器系に出る
- 飼い主が感染した際の預け先を決めておく
- 飼い主が感染した時は愛猫と距離を置く
- 予防対策は完全室内飼いと次亜塩素酸水での消毒