ハリネズミにペット保険は必要?おすすめの人気保険を解説!【2024年最新版】のサムネイル画像
記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ハリネズミがペット保険に加入する必要性は?

すぐに保険商品について確認したい方はこちらから確認できます。

保険会社商品名
SBIプリズム少額短期保険
プリズムコール®️

最近ペットとして人気急上昇中のハリネズミですが、ハリネズミにペット保険は必要なのでしょうか。


こんな小さな体に大きな医療費がかかるとも思えず、保険に入るのを躊躇している飼い主さんや、今は元気だから病気にかかったときに考えようと、ゆったり構えている方もいらっしゃるかと思います。


しかしハリネズミは病気にかかりやすく、適切な治療を受けなければたった2~3年で死んでしまうことも少なくありません。


適切な環境の提供と、飼い主がしっかりハリネズミの病気への対応をすることで、飼われているハリネズミは5~10年も生きると言われています。


長くハリネズミと生活するためにもペット保険は必要なのでしょうか。


ここでは、

  • ハリネズミがペット保険に加入するメリット
  • ハリネズミがペット保険に加入するデメリット
について解説していきます。

ハリネズミがペット保険に加入するメリット

ペット保険に加入することのメリットは、

  • 治療費が備えられる
  • 治療の幅を広げることができる
  • 病院に行くハードルが下がる
ペット保険に加入していなければ治療費用は全額自己負担になります。また、ペットの治療は自由診療となるため治療費が思いがけないほど高額となることもあります。

ペット保険に加入していれば、治療費用の一部が保険会社から補償されるため、治療費を備えることができます。(ハリネズミの治療費例については後述します。)

また、治療費用の一部が補償されるということは、より高額な治療を受けさせてあげられるなど、治療の選択肢の幅を広げられることにも繋がりますね。

さらにペット保険に加入していれば、些細な気になることでも病院に通いやすくなることもメリットと言えるのではないでしょうか。

ハリネズミがペット保険に加入するデメリット

ペット保険への加入にメリットがある一方で、デメリットも存在します。

  • 掛け捨てのため貯蓄性がない
  • 全ての治療が補償されるわけではない
ペット保険は掛け捨てのため貯蓄性がありません。さらに全ての治療が補償されるわけではありませんので、保険に加入していても保険が利用できない場合もあります

保険を使おうと思ったのに補償対象外の治療であったり、そもそも保険を利用する機会がなければ、ペット保険に加入していても、支払っている保険料がもったいなく、損に感じることがデメリットになるでしょう。

しかし、ハリネズミは、皮膚病や子宮疾患、腫瘍など幅広く病気にかかりやすいと言われています。

 中でも子宮疾患にかかった場合は、手術が必要となる可能性が非常に高く、SBIプリズム少短によると手術費用は10万円を超えるケースが多いようです。

ペットの治療は自由診療となるため、10万円以上かかることも当然あり、子宮全摘出の手術費用が全部で30万円以上になったという例もあります。

病気の進行が進めば治療費用は高くなりますし、治療費が高額になると、すぐには払えない場合もあるでしょう。

分割払いする方法や「ハリネズミ貯金」をしておくという方法もありますが、ペット保険に入っておけば、より確かな安心を得ることができるため、ペット保険への加入は必要と言えるのではないでしょうか。

ハリネズミにおすすめの人気ペット保険を徹底解説!


最近では、犬や猫も長生きをする時代となり、長生きと共に病気と闘う動物も増えてきました。ハリネズミも、野生では2〜3年しか生きられませんが、正しく病気を治療していくことで5〜10年生きることができます。


そんな中で需要が出てきているのが「ペット保険」です。ペット保険と聞くと、犬や猫を飼う人向けのようなイメージがありますが、ハリネズミなどの小動物もペット保険に加入することができます。


大切な家族の一員だからこそ、突然大きな治療が必要になっても、満足いく治療を受けさせてあげられるように、万が一に備えておく必要があるでしょう。


ハリネズミが加入できるペット保険はこちらです。(※Webから加入できる保険のみを紹介しています。)

保険会社商品名
SBIプリズム少額短期保険
プリズムコール®️


ここからは、ハリネズミでも加入できる、SBIプリズム少短の「プリズムコール®︎」について

  • 「プリズムコール®︎」の特長とメリット・デメリット
  • 「プリズムコール®︎」のプラン別の保障内容
  • 「プリズムコール®︎」のプラン別の保険料
この3つに分けて詳しく解説していきます。

「プリズムコール®︎」の特長とメリット・デメリット

SBIプリズム少額短期保険株式会社※「プリズムコール®︎」は、保障割合が100%であることと年齢が上がっても保険料が一切変わらないことが特長のペット保険です。

※旧社名:日本アニマル倶楽部


「プリズムコール®︎」のメリット

  • 保障割合が100%
  • 保険料が変わらない
(※今後の商品改定等により保険料や保障内容が変更となる可能性があります。)

ペット保険は、年齢ごとに保険料が決められているため、病気のリスクが高くなる高齢になるにつれて保険料も高額になっていくことが一般的です。

しかし「プリズムコール®︎」では、保険料がずっと一定のため、年齢を重ねても保険料を心配する必要がありません。

さらに、保障割合が100%のため、治療費用によっては自己負担が0円で治療を受けさせてあげられる場合もあることは大きなメリットになるでしょう。

また「プリズムコール®︎」には「オレンジプランII」「グリーンプランII」「ホワイトプランII」の3種類のプランがあり、ニーズに沿ったプラン内容を選ぶことができます。

「プリズムコール®︎」のデメリット
  • 保険の更新に年齢制限がある
ハリネズミは満4歳未満までが加入できますが、保障期間も生後30日から満4歳未満までと短期になる点が唯一のデメリットとなります。

「プリズムコール®︎」のプラン別の保障内容

ハリネズミが加入できる「プリズムコール®︎」には3つのプランが用意されています。


各プランごとの保障内容は下記一覧の通りです。

グリーンプランIIオレンジプランIIホワイトプランII
加入年齢満4歳未満まで満4歳未満まで満4歳未満まで
入院補償限度額/年間日数10,000円/60日8,000円/30日10,000円/30日
通院補償限度額/年間日数5,000円/60日4,000円/30日保障されません
手術補償限度額/年間回数90,000円/2回60,000円/2回150,000円/2回

※詳しい保障内容につきましては、重要事項説明書をご確認ください。


大きな手術や入院のみ、最低限備えたいという方は保険料が一番安い「ホワイトプランⅡ」、しっかり備えたいという方は「グリーンプランⅡ」、バランス良く備えたいという方は「オレンジプランⅡ」がおすすめです。

「プリズムコール®︎」のプラン別の保険料

それぞれのプランの保険料は下記のグラフの通りです。




保障内容によって、保険料も異なっているため、保障内容と照らし合わせて検討してみてください。

気になる方はぜひ以下のボタンから資料請求をしてみてくださいね。

「プリズムコール®︎」の資料請求・申し込みをする

ハリネズミがかかりやすい病気・ケガや治療費用は?

ハリネズミは病気にかかりやすいと説明してきましたが、具体的にはどのような病気にかかりやすく、その治療費用はいくらくらいするのでしょうか。


ここでは、2点について解説していきます。

  • ハリネズミがかかりやすい病気やケガ
  • ハリネズミがペット保険に加入していない場合の治療費用

ハリネズミがかかりやすい病気やケガ

残念ながら、ハリネズミは病気にかかりやすい動物です。


ハリネズミの病気には、軽微なものから命に関わるものまで、さまざまな種類があります。


以下で、ハリネズミが特にかかりやすい病気について解説していきます。


皮膚病

ハリネズミは、皮膚トラブルを抱えがちです。特に多いのはに「ダニ症」と「真菌症」で、ダニやカビによって発生します。


やたら痒がるようになってフケが多くなり、針がどんどん抜けてしまうこともあります。


ハリネズミは輸入されることが多く、ペットショップに来る前から感染していることもあるため、お迎えしたらすぐに病院で検診を受けておきましょう。


腫瘍

腫瘍もハリネズミが発症しやすい病気の一つです。腫瘍には良性と悪性がありますが、ハリネズミの場合は8割が悪性腫瘍(がん)です。


3歳以上の高齢ハリネズミがかかりやすく、患部のしこり・腫れ・体重減少・食欲不振・下痢・腹・患部の出血などが現れます。


治療法には、外科手術や抗がん剤の投与があります。症状が悪化すれば多くは死に至るので、早期発見かつ早期治療につとめましょう。


歯周病

人間と同じく高齢になると起こりやすく、歯茎の腫れ・歯の脱落・口臭などの症状がみられます。


歯の汚れから細菌が繁殖することが原因で、細菌が全身にまわって内臓障害を起こすこともあります。


治療には、歯石の除去や抗生剤投与が必要です。ドライフードや昆虫など繊維質の多いエサを与え、かじれるおもちゃを与えて歯垢の蓄積を防ぎましょう。


プルプル症候群

ハリネズミ特有の神経系の病気で、ふらつき症候群とも呼ばれます。後ろ足の震え、四肢の障害、排泄困難と症状は進み、ほとんどが死に至ります。


原因不明の難病であるため、根本的な治療法はありません


もし発症してしまったなら、なるべくストレスのない環境で愛情を込めて最期まで見守ってあげるしかありません。

ハリネズミがペット保険に加入していない場合の治療費用

ペットの医療費は、人間に比べて高額になりがちです。


人間は健康保険が使えますが、ペットの治療費は基本的に自由診療であるため全額自己負担になってしまいます。


医療費は動物病院により大きく異なりますが、参考として平均的なハリネズミの治療費を、疾患別にお伝えします。

通院内容金額
健康診断3,000円前後
ダニ症5,000〜2万円前後
(検査費・初診料・再診料・薬代など)
腫瘍等の手術5万円〜30万円前後
(院費・手術費用を含む)
薬代1,500円~1万5,000円前後

同じ病名であっても、もちろん病状が進めば進むほど治療費も高くなります。


前述しましたが、メスのハリネズミは、他の動物と比較して子宮がんになる可能性が高いと言われており、子宮全摘出の手術費用が全部で30万円以上になったという例もあります。


このように高額な治療費用にも備えるためにも、ペット保険への加入は必須と言えるのではないでしょうか。

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ハリネズミのペット保険の選び方のポイント


ハリネズミが加入できるペット保険のプランは3つありますが、プランを選ぶ際のポイントはどのようなところにあるのでしょうか。


以下ではペット保険選びのポイントについて

  • 新規加入できる年齢制限には注意しよう
  • 払い続けていける保険料か確認しよう
  • ランキング結果のみを鵜呑みにしないようにしよう
これらの3つについて解説していきます。

ハリネズミのペット保険のポイント①:新規加入できる年齢制限に注意しよう

ハリネズミが加入できるペット保険「プリズムコール®︎」は、満4歳未満までが新規加入対象です。4歳を超える場合はいかなる場合であっても、新規加入することはできません。


もし契約後に年齢が異なることが発覚した場合、保険契約が解除となる可能性があるため、正確な年齢が不明な場合には最寄りの動物病院で推定年齢を調べてもらってからお申し込みに進むようにしましょう。

ハリネズミのペット保険のポイント②:払い続けていける保険料か確認しよう

保険料の支払いが滞ってしまうと、保険契約が解除となる可能性もあります。


「プリズムコール®️」は年齢を重ねても保険料が一定であることが良心的な保険ですが、プランによってその保険料もさまざまです。


保険料は毎月、もしくは毎年支払っていく必要があるため、無理なく支払い続けられる保険料であるか検討する必要があります。

ハリネズミのペット保険のポイント③:ランキングの結果のみを鵜呑みにしない

ペット保険を選ぶことを難しいと感じている人は、人気やおすすめのランキング結果が良いものを選ぶことがあるのではないでしょうか。


しかし、ランキング結果の通りに保険の内容が良いとは限りません。


補償内容を確認せずにランキングの結果のみを鵜呑みにして加入してしまうと、治療が必要になっていざ保険を利用しようとした時に、保険の不足点に気付くでしょう。


しかし、治療が必要になってから保険の不足点に気付き、保険の見直しでは遅いのです。


ペット保険では基本的には既往症や加入前から疑いのある内容は補償対象外となるため、健康なうちからご自身で選んで納得した保険に加入しておく必要があるのです。


そのため、人気やおすすめのランキング結果のみを鵜呑みにせずに、しっかりと補償内容を確認するということがポイントになります。


モルモットが加入できるペット保険のプランの補償内容は下のボタンからも確認できます。

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ペット保険の注意点!

ペット保険にはいくつか注意点があります。

この項では、

  • 保険金が支払われない場合もある
  • 待機期間が過ぎなければ保障されない
  • 病気になってからでは加入できない
この3点について解説していきます。

保険金が支払われない場合もある

ペット保険では、健康体に施す処置や、予防のための治療は補償対象外のため、保険金は支払われません。


一例をあげると、下記にご該当することは保険金の支払いの対象とはなりません。

  • 避妊・去勢手術
  • 先天性の障害またはこれらに起因する場合
  • ノミ、ダニの予防措置費用
  • フード(療法食、健康食品、サプリメントを含む)の購入費
  • シャンプー、トリミング用品などの購入費
(※一部のみ抜粋しているため、詳しくは重要事項説明書をご確認ください。)

その他にも、保険会社によって補償対象外となっている治療や傷病が指定されていることもありますので、重要事項説明書や約款をよく確認することが大切です。

待機期間が過ぎなければ保障されない

ペット保険はお申し込み後すぐに保険が利用できるわけではありません


申し込みに必要な情報が全てSBIプリズム少短に揃った日から31日目が責任開始日となり、責任開始日を迎えてから保障がご利用できます。


申し込みから責任開始日を迎えるまでの間に治療した内容等は一切保障の対象にはならないことには注意が必要です。

病気になってからでは加入できない

何かしら通院をしてからや、病気になってからペット保険の加入を検討する方もいらっしゃいますが、残念ながら保険が必要になってからでは加入できません


ペット保険加入前からの通院内容や、疑いのある内容に関しては、補償対象外として加入が認められるか、もしくは、加入自体をお断りされる可能性が非常に高いです。


ペット保険の加入条件には健康体であることが挙げられるため、保険が必要になってからの検討では遅く、希望する保険にご加入できないかもしれません。


そのため、健康なうちから保険を検討することが必要と言えます。

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まとめ:ハリネズミにおすすめのペット保険について

ハリネズミのペット保険についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • ハリネズミは、さまざまな種類の病気にかかる可能性がある
  • 場合によっては治療費が数十万円かかることもある
  • ペット保険に加入することで、突然の高額な治療費に備えることができる
  • ハリネズミでも加入できるペット保険は、SBIプリズム少短の「プリズムコール®︎」

以上のことでした。


ハリネズミのペット保険に入るか入らないか、どのプランにするかというのは難しい選択です。愛情をこめて手厚いプランを選んでも、途中で保険料を支払えなくなっては意味がありません。


ご自身に合ったペット保険のプランを比較・検討することが何よりも大切です。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。

募集文書番号:JACAP202300003